大阪市立美術館『特別展 華風到来ーチャイニーズアートセレクション』から 「堆朱 牡丹文盆」(明時代 15世紀 カザールコレクション )この展覧会の一番最初の展示です。ポップには<彫りも愛して 塗りも愛して>とある。
実業家であったドイツ系スイス人 U.A. カザール氏( UgoAlfonsoCasal,1888 -1964 )が、 明治末から昭和中頃にかけて蒐集した、日本中国および東南アジアの漆工品およそ4000件からなるコレクション。
カザールコレクション
明治末年の来日以来、昭和39年に亡くなるまで日本に住んで日本文化を研究し、蒔絵を中心にした漆工品を収集した神戸在住のスイス人U.A.カザール(Ugo Alfonso Casal 1888~1964)氏によるコレクションです。江戸時代から明治にかけての漆工品3,409件からなり、昭和50年代を中心に七回に分けて譲渡をうけています。 豪華な蒔絵調度や香合、そして印籠、櫛・笄、根付などの装身具が含まれます。これらの精緻な蒔絵の優品は明治以降、海外のコレクターの間で人気が高かったため多くが流失しており、国内では珍しい収集となっています。(大阪市立美術館HPから)
https://www.osaka-art-museum.jp/about/collection