芭蕉の句碑が、復元された鑑真像を見上げるところにあります。
お寺のHPから「東室の北側の開山堂手前に松尾芭蕉の句碑があります。
貞享5年(1688)ここで、鑑真和上坐像を拝した際に芭蕉が詠んだ「若葉して御目の雫拭はばや」の句が刻まれています。」https://www.toshodaiji.jp/about_basho.html
マナペディア 古文 > 松尾芭蕉『若葉して御目の雫ぬぐはばや』 から
「原文
若葉して御目の雫ぬぐはばや
現代語訳(口語訳)
みずみずしい若葉で、盲目の鑑真上人の御目もとの雫を、ぬぐってさしあげたい
単語・解説
若葉して御目の雫ぬぐはばや
現代語訳(口語訳)
みずみずしい若葉で、盲目の鑑真上人の御目もとの雫を、ぬぐってさしあげたい
単語・解説
若葉 | 夏の季語 |
御目の雫 | 奈良時代に、日本にやってくる途中で視力を失ったという鑑真上人の像の目に、かすかに見える涙を御目の雫とした |
ぬぐやばや | 鑑真への芭蕉のいたわりの気持ち |
品詞分解
※名詞は省略してあります。
若葉
して(格助詞)
御目
の(格助詞)
雫
ぬぐは(ハ行四段活用・未然形)
ばや(希望の終助詞)
」https://manapedia.jp/text/2105
※名詞は省略してあります。
若葉
して(格助詞)
御目
の(格助詞)
雫
ぬぐは(ハ行四段活用・未然形)
ばや(希望の終助詞)
」https://manapedia.jp/text/2105