窯元日記復活

祖父の作った割れている大皿

我が家の陶製の灯籠の横に割れた大皿が捨ててあったのは知っていたんだけどジックリ見てみた。多分30年以上このままだった。50センチを超える皿。当時の手回しろくろに乗せると回す棒が入らないので、ろくろの下にひもを掛けて、別の人間が回していたんでしょう。当時のろくろの位置から見ると、回す人は外にいてかけ声を掛けながら、回していた。ろくろを回していたのは祖父。じゃ、ひもを回していたのは祖母?大きな亀裂が入っているので親父が外に転がしていたのか?先代の大塩正人さんが、私によく言っていたのは、おじいちゃんは大物を得意としていたと、聞いていたことを思いだした。

 

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