「熊川茶碗 銘 田子月こもがいちゃわんめいたごのつき」 東京国立博物館蔵 1口 朝鮮時代・16~17世紀 高8.5 口径13.6 高台径5.3 広田松繁氏寄贈 TG-2712
解説→「内向気味に削られた高台から丸みを帯びて立ち上がり、口縁は外反しています。ゆったりと深い碗形は朝鮮時代の白磁碗に共通する形です。「熊川」とは慶尚南道+キョンサンナムド+にある港の名に由来しますが、生産地は諸説あっていまだよくわかっておりません。 」(ColBaseから一部写真も)
「熊川茶碗こもがいぢゃわん ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
高麗茶碗の一種。朝鮮の慶尚南道洛東江の熊川港から日本に輸出されたのでこの名があるとされる。素地 (きじ) や釉調によって,真熊川,鬼熊川,絵熊川,紫熊川,ぬめり熊川などに区別されている。高台 (こうだい) が大きく,見込に丸いくぼみがあり,口端が外ぞりになっている点に特色がある。室町時代末期から佗茶の流行によって朝鮮の茶碗が賞玩され,三島,井戸茶碗などとともに茶人に珍重された。 」
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