6月16日(火)
クルージングの最終日の朝は穏やかに明けた、天気もよさそう。
5,6時間走れば帰れる、気を抜かずに帰ろう。
7時出港。
11時ころまでは逆潮につかまって距離が稼げない。
風の助けもなく機走。
伊良湖水道を過ぎれば穏やかな三河湾だ。
9時、神島が近づいてきた。
10時、伊良子水道を通過。
帰港直前ジェネカーで走るアクアマリン。
13時、無事にホームポートへ。
27日間、終わってみれば早いものでした。
毎日毎日、いろんな出会い、体験、感動が有って本当に楽しいクルージングでした。
トラブルもなく無事に帰ってこれたことが何よりです。
艇長Nさん、Hさん有難うございました。
6月14日(日)
雨のち曇りの予報。
7時15分大した雨にはならないだろうと出港する。
錦漁港を出た頃はこんな空、雨はないだろう。
しかし、ポツ、ポツときた、あわててカッパを着る。
幸いに大した振りにはならなかった、ありがたい。
上りの風、おまけに逆潮でスピードが出ない。
10時半ころ五ヶ所湾沖で嬉しいことにサバとシイラがヒット。
お昼はサバの刺し身で乾杯。
14時ころ大王崎沖へ。
もう少し走って安乗の漁港まで進めることにした。
風も落ちて雨もパラパラ降りだした。
メインも下ろして機走で安乗崎へ。
15時過ぎ安乗崎燈台を通過。
泊地を探していたら親切な漁師さん。
この船に横抱きしていいぞと。
いろんなところでの親切が身にしみます。
安乗の夕暮れ、綺麗だ。
クルージングの最終日、明日の天気はよさそう。
安乗から蒲郡は5時間もあればつくだろう。
伊良湖水道を通過すれば三河湾に入る、昼過ぎには蒲郡に着くだろう。
最後まで気をしめていきます。
6月13日(土)
今日は梅雨の晴れ間に。
予定は三重県尾鷲の九鬼、早出することはない7時に出港。
8時半ころ新宮沖でたてつづけにシイラが3本つれたが、1本あれば十分、2本はリリース、
青空のいい天気。風も弱く海も穏やか、のんびりクルーズ。
久しぶりにヨットとすれ違う、南下していった。
ジェネカー風が吹いてきた、嬉しいですねー。
ポートとスターボのジェネカーで3時間ほど気持ちいい帆走、6~8ノット、気分も最高。
今日の寄港地九鬼の港口に近づいたが、良い風も吹いているし、もう少し先の大紀町錦漁港を目指すことに。
錦漁港に3時半着岸。
時間も早いので金比羅宮と寺にお参りに。
錦漁港を見下ろす。
今日の夕食は当然にシイラのフルコース。
刺し身、唐揚げ、照り焼き、どれも本当に旨い。
シイラのイメージが変わった。
明日は雨のち曇り、ゆっくり出港して大王崎まで行きたい。
今日は素晴らしい帆走と美味しい食事に大満足でした。
クルージングあとわずか、気を抜かずに楽しみたい。
6月12日(金)
四時半気象。
天気予報では朝のうち雨が残るが以後回復、西の風が強い。
六時半頃には大雨が降っていたが、雨が止んだのを見計らって7時周参見を出港。
風は弱いが波が非常に悪い、ローリングに悩まされる。
9時頃には青空が広がってきた、ラッキー。
陸近くの悪い波をさけ、黒潮に乗れないかと沖だしする。
9時半頃には潮岬に近づいた。
14時ころ勝浦の入口に近づく、定置網に注意して進む。
勝浦港手前の奇岩。
勝浦へ。
いつものホテルうらしまり前の岸壁へ係留。
周参見で編みかごに入ったウツボの唐揚げで乾杯です。
6月11日(木)
予報どおり朝から雨、風も次第に上がってきた。
今日の出港は見合わせて一日ここ周参見で待機。
たまにはのんびりとした日があってもいい。
一キロほど歩いて買い物に行っただけ。
朝寝、昼寝寝てばかりで一日が終わりそう。
カツオが手に入らないかと思ったが、獲れていないとのこと。
明日天気になあれ??
四国一週一部九州も含めた寄港地の一覧表
① 蒲郡出発大王崎
② 新宮
③ 周参見
④ 日和佐
⑤ 室津
⑥ 久礼
⑦ 土佐清水
⑧ 沖ノ島
⑨ 愛南海の駅
⑩ 〃
⑪ 日振島
⑫ 佐多岬
⑬ 大入島
⑭ 佐賀関
⑮ 伊予長浜
⑯ 松山
⑰ 大崎下島
⑱ 仁尾マリーナ
⑲ 小豆島海の駅
⑳ 引田
21 徳島
22 周参見
23 〃
6月10日(水)
今日はいい天気になりそう、嬉しい、雨はいやだ。
徳島夜景が綺麗だった。
今日は貴重な晴れ間だ。
5時半に出港、漁港で氷を調達して、伊島へ向かう。
2メートルほどの弱い風、機走で走る。
伊島が見えてきた。
9時伊島の漁港に入港、初めての島だ。
30分ほど島内を散策。
先ずは島内の神社に参拝。
ささゆりの群生地があるようだが時期は終わっていた、残念。
こんな花たちが出迎えてくれた。
伊島を出ると四国ともお別れ。
紀伊水道を横断して紀伊半島の白浜へ。
本船航路を横断、紀伊半島の山並みが見えてくる。
ジェネカーのいい風に恵まれてエンジンカット、6から8ノットでエコ帆走。
白浜が近づいた、まだ時間も早い、明日は雨の予報、周参見まで足を伸ばすことに。
周参見手前、エメラルドグリーンからエメラルドブルーへの境目が現れた。
黒潮の流れ?
今回のクルージングで一日の最長距離110キロを走った。
17時半、周参見の漁港に無事着岸。
いささかお疲れモード。
明日は雨だろう、ここで待機することになるだろう。。
6月9日(火)
朝のうち雨が残るが次第に回復の予報。
雨が降ったり止んだりのなか6時出港。
見通しが悪い中引田沖の養殖筏を避けながら進む。
もやの中に大鳴門橋が見えてくる。
大鳴門橋付近の海面が盛り上がって大きな白波が立っている。
今までに見たことがない。
バウが波に突っ込む、海水がデッキを洗う。
キャビンのハッチを閉め忘れていたのでキャビン内へ海水がトバッと入り込む。
潮の流れと紀伊水道からのうねりがぶつかったのだろうか?
この悪い波は暫く続いたがやがて治まった。
今日も午前中に徳島へ入ることに。
徳島の町並みが近づく。
徳島県庁前のケンチョピアへ係留した。
昼からは次第に天気も回復して観光する。
眉山の頂上からの展望。
阿波踊り会館で阿波踊りを鑑賞する。
実演はやはり見ごたえが゜あって素晴らしい。
6月8日(月)
予報では午後から雨に。
雨のないうちに小豆島から対岸四国の引田まで行くことにした。
4時間ほどの予定、早朝6時には出港する。
風は8~10メートルで東から南東、南へと変わるなか、アビームからクロスに。
三河湾のような波長の短い波にたたかれて苦労する。
特に引田の前では山から吹き降ろす風が強かった。
引田(風の湊)は以前は大きな漁師町だったが・・・
網を繕う漁師さんからいろんな話を聞く、こんな時間もクルージングの楽しみだ。
引田の漁港
雨に降られず漁港の岸壁に9時40分着岸。
途中、もっと先へ進もうかと?
結果的に引田へ入ったのが賢明だった。
燃料と氷を漁協で調達。
昼からは雨が降り出したが引田の古い町並みを散策する。
日下邸
引田御三家の大庄屋。
讃州井筒屋敷
江戸時代から酒と醤油の醸造をしていた商家。
かめびし屋
老舗の醤油屋。
ベンガラ色の壁となまこ壁が美しい。
天気しだいだが、鳴門海峡を越えて徳島まで行きたいが?
6月7日(日)
ちょうど日が昇る頃5時に出港。
小豆島まで行きたいし、潮の関係もあって早出する。
ところが、スクリューの回転がおかしい。
戻って、艇長N氏が潜ってごみを除去し5時半出港。
早朝の冷たい海へ・・・ご苦労様です。
暫くは三崎をまで北上、5メートル東の風、フリーで快走。
三崎を回って進路は東へ転進、なんとかクロスで走れるが、-2ノットの逆潮。
スクリュー回転がまたしておかしい、N氏は本日2度目の潜水。
備讃瀬戸は本船航路で島が多く狭い、四国側の陸よりを走る。
多度津沖9時ころ。
瀬戸大橋が近づいてきた。
今日は海風が冷たいくらい。
瀬戸大橋通過は10時ころ。
小豆島の土庄まで行きたい。
14時半頃小豆島土庄の漁港に入るが、ほぼ満潮でGPSの深度は2メートル。
潮が下がったら・・・危ない、危ない。
別の場所、ふるさと村海の駅に変更。
15時海の駅に到着。
5時半から15時まで9時間半やっと着きました。
昨夜仕掛けておいた網かごで、巨大アナゴが2匹獲れて、アナゴ丼と唐揚げに。
漁師さんからさわらを仕入れ、刺し身で残りは明日塩焼きに。
今回のクルーズは美味しい魚三昧です。
クルーズの醍醐味です。
明日は昼前から雨になりそう。
降る前に四国の引田まで行きたい。
6月6日(土)
4時起床、打って変わって朝から快晴。
昨日は雨で散策できなかった御手洗の町並みを。
ここ御手洗は、古くから潮まち、風まちの港で繁栄した。
江戸時代の町並みがよく残されている、往時の賑わいが偲ばれる。
昨日海上から見た高燈台。
来島海峡の潮どまりにあわせ早々に散策をおえ7時には出港。
8時ころ、海峡大橋が近づいてきた。
来島海峡を無事に通過して燧灘に入る。
波は穏やか、いい風を得てジェネカーをアップ、エンジンカット。
7ノットで快走、最高のセーリング。
楽しませてくれたのは暫くの間で直ぐに風が落ちた。
観音寺港に寄港して札所巡り。
港であった漁師さんに嬉しいお接待を受ける。
漁師さんの船に係留、札所巡りを車で送迎、帰りには氷まで頂いて。
68番神恵院、69番観音寺へ参詣。
寺の近くの展望台より、銭形砂絵を見る。
観音寺より1時間ほど北上して、今日の目的地仁尾マリーナへ16時半ころ入港。
その後スーパーへ買出し。
夕食はイカの塩茹で、餃子、そうめん、フルーツサラダ。
快晴の天気、ナイスセーリング、嬉しいお接待と感動の一日だった。
ありがとう、感謝、感謝。