昨日、日本アンチエイジング歯科学会で発表!
実は大阪で開催された日本アンチエイジング歯科学会で「ウ触罹患率と血管年齢との相関について」というタイトルで発表させていただいた。
普段のセミナーで数年前の来院されたS君(実年齢21歳)がカリエスだらけで血管年齢がなんと50歳であった。しかも、心臓の冠状動脈が動脈硬化を起こしていたのである。
おそらく、私が発見しなければ30歳前後で死亡した可能性がる。
それと私が翻訳許可を得た「Dentinal Fluid Transport」にあるムシ歯の成因の砂糖と微小栄養素不足について検証してみたのである。
もちろん、砂糖はグリケーションやグルコーススパイクにより、血管を損傷させる。すなわち血管の老化を促進させることになる。
対照としては10歳~39歳とした。理由として、小峰歯科医院における新患で調査した結果、ムシ歯のできる患者は7人中1人であることが判った。従って、できるだけ若い患者でないと結果に正確差が出ない可能性があったのである。(ほとんどがムシ歯でなく治療されている事実)
結果的には、予想通り相関関係を見出せたのである。
これらの結果は一応、学会に論文にして掲載予定だ。
最後に今回の発表の直前に東大における「糖反射」の論文を入手した。これには多くの聴衆者に衝撃を与えたようだ!
これらも機会を見て公開予定である。
これらの結果は我々歯科医師が生活習慣病あるいは循環器疾患の予防に大きく貢献できるからだ!
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