ある女性整体師の日記

おかげさまで22周年!吉祥寺の「バキバキしない」まじめな整体院 きむらカイロプラクティック・吉祥寺

山梨県 甲府市 縄文の旅3

2024年09月13日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

山梨県立考古博物館、

んー、まだまだいくよー!

深鉢形土器(海道前C遺跡 北杜市高根町)

カップホルダー付きだよ、この土器は。

水煙文土器(上野原遺跡 甲府市右左口町)

 
これまたお目にかかったことのないカタチです。
この立体的なデザインは貼付文(はりつけもん)といって、細い粘土ヒモを土器の表面に貼り付けているそうだ。
チューブから柔らかい粘土を押し出して表面に貼り付けたものもあるらしい!
モンブランではないか!!
粘土の固さ調節も必要だから、巧みな技が試されるはず!
山梨県はとにかく素晴らしい土器職人がたくさんいたのだー。
 
 
金生遺跡出土品(北杜市大泉町)
 
まだまだたくさんいますね。

 
わわわ、なんだこれわ!
粘土をこねて焼いて、こんなものが作れること自体フシギになってくるよ!
 
水晶の鉱山がある山梨県。
水晶製のヤジリもあるなんてご当地って感じだわ。
 
のんさん土偶といっちゃん土偶
 
土偶に会えると挨拶したくなる。
 
釣手土器
 
フルーツを入れて置いておきたいですね。

 
おしゃれな耳飾りたちと、土偶が並ぶ。
 
土偶とおっぱいっていわゆる巨乳タイプを見たことがない。
そこまでふくよかになるほど、カロリーを摂取してなかったのだろうし、胸の大きさはこどもにあげるおっぱいの出方と関係ないのは経験で知った。

弥生時代
 

ザッツシンプル土器!
山梨県では宮の前遺跡などで比較的古い水田などが発見されていて
稲作という生業があらたに加わったことが分かっている。

 

有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)

 
つばと穴があるこの土器の利用目的は、太鼓説、酒造説があるらしいが、まだ詳しくわかってないらしい。
 
太鼓もいいけど、呑兵衛女子としては、山梨県のヤマブドウで縄文人はワインをつくっていた、なんてほうへ想像が向くよ。
 
古墳時代





 
この炭化米は本物じゃないよね?
 
農具
 

低湿地の遺跡では、木で作られた道具がしっかりかたちを残してあらわれた。

中でも農具は種類が豊富で、米作りが伝わった弥生時代の初めから、役割ごとの農具が多数出土している。

 
弥生時代中期の石器

容器形土偶
 
スカートはいてるみたいね。
 

弥生土器にも縄文は残るが、形にしろ文様にしろ、あの圧倒されるデザイン美はみられず、いたってシンプル。

 

貯蔵用の壷、煮炊き用の甕、盛りつけ用の高杯・鉢と、特定用途の入れものとして種類は増えるようだ。

 

デザインに凝りに凝った縄文土器をつくるよりは、よっぽど手間と時間がかからず出来上がったであろうが、そこにどうもゆとりも減ったような気がしてならない。

福岡県の板付遺跡でも思ったことだけど、

シンプルイズベストの風潮へと変わりつつある社会はどんな感じだったのだろうか…。

米作りのための土着生活による意識変化なのか…。

しかし台付甕のように、愛知県や静岡県など太平洋岸地域で多く使用されていた土器が、それまでの平底の甕に代わってメインに使われるようになったそうだから、田んぼを守りつつも交流はあったんだ。

侵略だった可能性だってあるのだろうけど。


 
銅鐸


ガラス玉
 
とても綺麗だ。
 
垂飾(たれかざり)、
土製勾玉、


 
重ねお尻文様
と勝手にネーミングw
 
でかい。
 

鏡は弥生時代(紀元前300年頃~紀元後300年頃)の遺跡から少しずつ発見されていますが、古墳時代になって多種多様の鏡が各地の古墳から発見されているとのこと。

道具というより権力って感じがするなぁ。



 
いつのまにか文字が。
須恵器


 
須恵器はかたくて丈夫だから、高杯が多いのかな?

 
あ、埴輪🐎くんだ!



 
土馬(どば 平安時代)

泥塔(でいとう)
 
きのこの宇宙人襲来か!
 
粘土でつくった小型の仏塔で、貴族や武士のお守りみたいなものらしい。
仏様ではなく、建物ってところが興味深い。山梨県内でも富士川町春米の権現堂遺跡から、平安時代頃の泥塔がたくさん出土している。
 




 
ポスターがわたしをまた違う地へ誘う。


あー、見どころいっぱいでした。

釈迦堂遺跡に行けなくて残念と思っていたが、いやはや来てよかった。金星の取れた時たちに感動しました。なんというか出来が良いというか

 

ここは他にも数人のお客さんがいて、それもかなり興味深く見ている方たちだった。なんとなく嬉しい。多分同じ世代。

 

ただここでもまたお願い冷房で寒くなってしまった。

 

14:00 山梨県立考古博物館を出発

 

釈迦堂遺跡に行けなくて残念と思っていたが、いやはやっ来てよかった。金星の取れた時たちに感動しました。なんというか出来が良いというか

 

車の中から見えるシャトレーゼの店舗、

ぶどう畑。

山梨県テイストですね。

 

14:30 岩野精肉店

 

山梨県土産をゲットするため

わーい☆うれしい火曜日特売だ☺️

馬肉を買いに来たつもりが
はるな豚に目がくらんだ。
上州牛切り落としもいただいていこう。
どんどんお客さんが入ってくる。

さ、今回の旅はこのへんで。

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山梨県 甲府市 縄文の旅2

2024年08月08日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

12:45 山梨県立考古博物館到着。

 

山梨県立美術館を出て車で30分でした。

駐車場に車を停めてテクテク、


山梨県立考古博物館でーす。

ウェルカム感がいいっ
天神堂遺跡第1礫群(れきぐん)

調理につかう焼いた石は熱いだろうし
どうやって運んだのかな。
木製トングとか?


北杜市の丘の公園第2遺跡では複数の石器ブロック(石器が集中して出土する箇所)が確認されているらしい。
山梨県内ではあまり出土しない石材も多く見つかることから、
各地から人が集まるイベントがあったのでは、ということだ。
石がその時代の人々の交流を教えてくれるんだね。

 
旧石器時代は英語でthe Paleolithic Ageとあらわすのか。
寒い氷河期のこの時代を生きる人はどんな人生を送っていたのだろうか。

 
こういう3D地図は地形がわかるので理解しやすい!
館内にはこの3D地図がところどころ展示してあり、おさらいできて良いです。
樹上生活から地面に降り立った人間は
平地で水のあるところが住みやすく、集まってくるんだね。

立石遺跡(甲府市上向山町)の石器
 
丘の上14番ホール遺跡(北杜市高根町清里)
 
黒曜石の美しさ以上に
遺跡の名前が気になるよw

台型土器 酒呑場遺跡 北杜市長坂町
 
わたしの好きな台型土器ちゃん。
愛らしい目で見つめてくるの。
 
台付鉢型土器
 
その後ろのこの子もアヒルみたいで愛嬌がある顔立ちです。

小型土器
 
今夜はこれで一杯やりたいわね。
右のアラジンのランプのような土器も素敵。

 
この滑車を模したデザインは言葉を失うよ!
道具として滑車を使っていたとしか考えられん。

 
花のつぼみか、食中植物か、はたまた生き物の口なのか?


指をひっかけるのか
突起にひっかけるのか
紐を通してからひっかけるのか…
穴の下で一度は割れているようにみえるし、ひっかけるしか想像できない。
 
フリル柄だ。
これは背びれか、貝のひもか
とにかく存在するもののモチーフである気がする。

 
八ヶ岳を中心とした中部高地は黒曜石の産地であり、八ヶ岳南麓に住んだ縄文人がこの良質な黒曜石の流通を担った、とある。
人が集まれば、ものや情報も集まり、文化が栄える。
わたしは新潟の火焔型土器に出会った時以上にこれらの土器を前にして感動している。
生きているもののストーリーさえ感じるモチーフ、そしてそのデザインの多様性は活発な交易によるもの、と考えると合点がいくわけで。



石鏃・石錐・石匙
 
石匙(ナイフ)の形状って指のあいだにはさむんだよね?
安全にものを切れ目を入れる。
指が器用になった人間の工夫はすごい。
 
打製石斧
 
炭化物付着土器
 
再現実験したんたね。
甲ツ原遺跡(北杜市大泉町)は
「かぶつっぱら」遺跡と読むのですか。
こりゃ変換しても出てこんわ。
 
あと縄文時代中期の土器から大豆が見つかって、今まで弥生時代から栽培とされてきたさらに前の時代ということで、話題になったそうだ。



 イノシシの装飾


ちょっと遠いとこにおいてあるけど
美しい埋甕(うめがめ)です。
 
なくなった子どもを埋葬する親の気持ちは如何ばかりであったろうか。
子どもをもつ身としては
こんな立派な甕にいれてあげる意味が
なんとなく分かる。
甕の底に穴をあけて、逆さまにして埋めるのは、やはり体と魂は別だと考えていたのかもしれないな。
 
 

このような土器は縄文時代中期に、主に山梨県を中心とした中部高地や南関東地方などで作られた。







 
深鉢形土器(花鳥山遺跡 笛吹市八代町)
 
個人的に今回の逸品、である。
いつまでも見とれてしまう。

 
人面装飾の深鉢形土器





 

 次に続きます。

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山梨県 甲府市 縄文の旅1

2024年07月08日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

前回、新潟県長岡の火炎型土器に魅せられ、ネットで土器検索をしていたら

これまたグっとくる造形美に出会い、
それが山梨県の釈迦堂遺跡と知り、計画をたてる。
がその土器と会えそうなところが火曜日休みなので、今回は同じ甲府エリアでも他のところへ行ってみよう!と
仕事を終えて、昼過ぎにシェアカーで出発。
 
到着、チェックイン。
今回泊まるのは「ホテルやまなみ」

 
予想を超え、このホテルがコスパよく、おすすめできるので
ホテルのレビューです。
 

ホテルのまわりに水をはっていて、ゴミひとつなく、汚れやすいだろうに手入れが行き届いている!と第一印象がよい。

鍵はカード式を2枚くださる。

リニューアルしているのか、お部屋が大変きれいで、部屋に入ると木の香りがして

出入りするたびに癒される。

 

部屋はシャワーだけだが、中で座れるのがいい。

トリプルルームだからか、洗面所はふたつ。

ライト付き拡大鏡はメイクに便利だし、
木調ブラインドをあけるとテレビをチラチラ見ながら化粧できて良かったです。

 

食事は失礼ながらまぁふつうだったけど、量が絶妙にちょうどいい。
やまなみオリジナルワインがメニューにないのが不思議だけど
冷製のチーズ入り夏野菜茶碗蒸しが一番おいしかった!

ホテルは程よい広さなので、食事会場やお風呂までの距離が遠すぎず、疲れない。

大浴場のお風呂はほんとキレイ。

ドライヤーの風量もマル!

お風呂でたとこの無料マッサージ椅子にお世話になりました。

作務衣の部屋着も着心地グッド👍

館内、至る所にトイレがあるのが、何となく安心するアラフィフ世代。使ってないけど。

朝ごはん

 











チェックアウト時にフロント横の売店でお土産に「ラーほう」を買って、

 

10:00出発

天気は曇り。まだ暑いってことはない。

 

車内BGMは

トシちゃんこと田原俊彦氏(山梨県甲府市出身)の抱きしめてtonightからのごめんよ涙、です。

 

10:30 山梨県美術館

 

美術館?

どーした、旦那。

え、ミレーの絵を見たい?

どーしたんだっ!

 

お土産に絵画ポストカードを3枚買いました。

冷房きいてて上着きても、寒くなってしまったけど。

 

ミレーが「みれ」て良かった、とダンナ。

 

ふぁ?まさか!それを言いたいために!?

 

12:15 美術館出発

 

今回のオメアテの山梨県立考古博物館へ向かいます。

 
 
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新潟県 長岡市 縄文の旅4

2024年06月16日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

引き続き、馬高縄文館です。

 
馬高遺跡の土偶
 
馬高の土偶はカッパみたいに頭が凹んでいる特徴があるんだって。
馬高のご当地キャラなのか。
土偶ってほとんどバラバラだよね。
ここのは平たいタイプだから
土偶パズルを商品にするのはどうかな。

ミス馬高と石棒
 
土偶にくらべて石棒は大きいほうがいいのかあ。
 
擦切石斧(すりきりせきふ)の未成品と磨製石斧

磨製石斧の刃こぼれってリアルを感じる。
磨く前に石をたたいて形を整えるのではなく、
溝を彫りこんで素材を切りわけるのが擦切り技法。
糸魚川方面からきた蛇紋岩!



収蔵体験展示室からみえるお直し中の子たち


南のムラの深鉢土器

遺体の頭にかぶせるパターンのようだ。
 
馬高のムラ→三十稲場のムラ
平安時代の集落跡もあったようだ。
住みやすい土地だったのね。
 
第4回長岡縄文土器グランプリ
 
入館時に受付でいただいたペーパーですが
絵もカワイイし、こういうの好きっ!
これってなにに使っていたと思いますか?とみんなで想像する余地がたくさんある時代はいいね。

わたしはDの台形土器に一票。


外に出て
 
馬高遺跡、三十稲場遺跡を眺める。
いい天気です。

草むらをいくと、復元された竪穴住居がある。


竪穴住居の中
土器が飾ってあるw
椅子が置いてあるけど、
あれば楽だろうなぁ。
この頃はみんなどんな格好で座ることが多かったのかな。



さて、このあとは車ですぐのところにある
新潟県立歴史博物館へ。
 
一気に大きい施設にきました。
無料の音声解説のイヤホンを借りて、いざ!
 
新潟県にはじめて人類の足あとが記されたのは、今から2万数千年前。

今から約1万2,000年前には縄文土器があらわれる。

 
ここの土器破片の展示のしかたは個性的ですごくステキ。
 
時代は早送りして、明治時代…

女株券師
 
女性の職業進出がまだまだの頃の、デキるウーマン達だ。

 

雪の質感の再現すごいシリーズ


人影にドキリっ

かなりのスケールです!

これもすごいよー

現在の越後平野はかつて広大な低湿地帯で、水を日本海にながす大規模土木工事がおこなわれた。

 

ここで巻き戻し、縄文時代へ

 




 
縄文ワールドにはいりこめるチカラの入った演出にもうクラクラ😵‍💫

 


ざっくりおおまかではあるが、
まずは縄文時代のイメージ全体をつかむにはこういうところからが一番かと。

ちょうど歴史の勉強が始まった小6の娘をぜひとも連れて行きたい。

 

の字状石製品



日本列島でひろく出土しているが、ほぼ縄文時代前期末から中期初めに限られ、どんな人がつけたアクセサリーなのか関心が高まっているらしい。

加工途上の注口容器
弓矢を持つ縄文人の絵

縄文人による絵ってめずらしいのではないか?

 
↑後光がさしてる風に撮れた。
これらの一部は以前ホンモノ見れたなー、と鼻高々。

火炎型土器が勢揃い




土器が浮いているようにみえるこの展示のしかたなので、
多くの土器がいまにも動き出しそうな躍動感。

現代人の歯と縄文人の歯
歯は今後さらに減って小さくなっていくのたろう。

縄文人女性の寛骨の妊娠痕の有無

仕事柄、時間かけて観察。

この地域の出土品に限らず、縄文時代におけるさまざまな考察が展示とともに楽しめるので、この時代の基本のき、に立ち戻り勉強になる。
 
オオカミの下あごをアクセサリーにするとは…!
なかなかトガっているアクセだよ。
岩手県の貝塚か、行ってない!行きたい!

けつ状耳飾り 上越市古町B遺跡


 
抜歯の風習は台湾の民族にもあるんだね!
実は…次の旅行は娘と台湾なんです。
食べるの大好きな長女だから、遺跡とか先住民博物館とか行く余裕あるかなあ・・・。


叉状研歯を施した縄文人頭骨
 
前歯がギザギザに!どんだけ痛かったろうか(;^_^A
 
 
佐渡市金井の墓穴から発掘された人骨

イタチザメの歯に孔をあけたものや、石鏃が副葬されていた。

ヒスイ穿孔装置モデル


ヒスイは、大珠のつくりかたや穴をあける方法など、まだまだ分かっていないことがたくさんある。
この装置みたいに、もしかしたらこんなふうに穴をあけていたのかも?と専門家は思いをめぐらせているわけだ。

ヒスイ大珠 ヒスイ勾玉

糸魚川のヒスイは5億2千万年前にはうまれていたとゆー。
ヒスイの産地は他にもあれど、糸魚川のヒスイは世界最古とされている。


ふうー、今回の縄文トリップもよかった。
旅も終盤です。

長岡出身のお客さんからの
ミッションその1「スーパーで煎餅売り場を見てきて!」

地元スーパー「はらしん」へ。


煎餅売り場どころか、入り口からはいったら、これだもん。

米菓ラブが激しい新潟県民よ。


ここの棚、みーんなみんな、お煎餅っ。
見たことない商品も多く、つい買いこんでしまうわたし。
 
長岡駅へ向かいます🚙
途中、屋根に天文台?があるおうちが見えました。地元では有名、とか?

15:00 タイムズシェアカーを返却。


5月の青空と長岡ステーション


ミッションその2
「フレンドでイタリアンを食べて!」


駅にあるフレンドCoCoLo長岡店の前ではすでに数人の客待ち。
でも、そう待たずにお目当てのイタリアンを購入できました。

駅内の火焔型土器にお別れをして


15:39長岡発の新幹線に乗り込み、
早速、いただきます!

車内で匂い立つとよくないと思って、パパパっと食べたけど、まさにB級グルメ!のファーストフード味。好きっ。
味もけして濃くない。
薄味焼きそばにミートソースって、
アイデアだなー。

 

派手な土器も間近で鑑賞できたし、

魚介は🐟とにっかく美味しかったし、

新潟、長岡、素晴らしいところでしたっ!



ここから後日のハナシ↓

寺泊のお魚屋さんは関東にもいくつか出店してる!という驚愕の事実をお客さんから聞いて、すぐ行きました。

小平の角上魚類かくじょうぎょるい!


シェアカーで1時間半、土砂降りの平日なのに、たくさん車で買いに来ている人がいて、またスタッフも多い。


ずっしりと大きい金目鯛(1,300円)をゲットして、煮付けパーティーしました。

お腹いっぱい金目鯛の煮付けが食べられる幸せ!

目の玉はわたしと末っ子がいただきました。


もう、お魚のいない生活なんて考えられないっす!

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新潟県 長岡市 縄文の旅3

2024年05月23日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

馬高縄文館にむかう車の中でFM新潟を流す。

リスナーのからのメッセージもいちいち面白いし
リスナーをディスる番組進行役もまた面白い。

新潟の人ってとがった笑いのセンスをお持ちなのね。

 

 

途中、ヨネックスのおおきな施設がみえて
さらに新しくつくっているようだ。
バドミントンの世界的大手企業だね。
ゴルフ、テニスもだ。

がんばれ!日本の会社!

 

ずびっ
窓あけてると鼻水が。

5月中旬、まだこのあたりは花粉が飛んでいるらしい。

 

11時30分 馬高.三十稲葉遺跡到着。

 

馬高・三十稲葉遺跡は縄文時代のおおきな集落跡で、
小さな沢をはさんで、東側に中期(約5,000年前)の馬高遺跡、西側に後期(約4,000年前)の三十稲場遺跡がある。

標高は約60~65m。

これまでに数多くの遺物が発見されており、
馬高遺跡は「火焔土器」発祥の地として、また三十稲場遺跡はヒスイや滑石などを加工した玉づくりのムラだった。
前回訪れた糸魚川につづいて、ここでもヒスイ加工をおこなっていたことがわかり、嬉しくなる(o^―^o)

 

さっそく、馬高縄文館に入ろう。

 
平成21年9月にできた施設ということだが、新しくみえる。
 
外にもオブジェがあったが、
館内にはいるとここでもやっぱり火焔土器がお出迎え。
 
岡本太郎氏と、
えっとNHKでこの人みたなって人がお出迎え。
 
どーんっ
重要文化財、火焔土器のおでましだい!
 
馬高遺跡で発見されたこの土器を火焔土器と呼び、他は火炎型土器なんだそうだ。
 
入り口に3Dプリンタで作成した火焔土器が飾ってあって、触ったり持ち上げたりしたけど、
ホンモノはオーラが違う。










 

深鉢の形がふつう多い中、
馬高遺跡では
レアな火焔型の浅鉢も発見されている。

 
眺めていると同じパターンかあるようだ。
誰もが土器を作った、と考えるより
土器職人、土器マスターがいたと考えるほうが自然な思えるくらい、多くの土器は雰囲気が似ている。
 
火焔土器にはいくつかタイプがあるが、
実のところ、出土する多くの土器はシンプルな縄文の土器らしい。
 
これ、胴体を持たないと
持ち上げた時、バキッといってしまいそう。
 


長岡市内の遺跡で発見された火焔型・王冠型土器とそのなかま

長岡市内では約30か所で出土。

火炎土器様式には、3~4パターンの変遷があり、長岡周辺で最も早く火炎土器をつくりはじめたのは、山下遺跡の人たちだそうな。

ずん胴の型から胴がくびれて、装飾的になっていった。

火焔土器のデザインは周辺地域の土器様式に影響を受けているようだ。
交流しつつ真似したり、教えたりがあったのだろう。

 

しかし、火炎土器のトレンドは案外短かった。
縄文土器がいちばん派手な時代。
作る時間もかかりそうだけどね。
いつの時代も流行り廃りはある。


土器片を混ぜた土器
 
へー、わざと混ぜたのなら、リサイクルだよね。強度はどうなのかな?

火炎土器の技術をさぐる
 
デザイン性の高い火焔土器も他の土器と同じ場所から出土し、おこげやススがついていたという。
お祭りとか儀式のための土器と考えていたが、どうやら普通に使っていたのかな。
お祭りの時だけ、使うとか?
とにかく、いい器も使わなければもったいないもんね。

火焔土器の用途をさぐる
 
土器の付着物で何を煮炊きしたかわかるのがすごい。
ドングリ、クリ、ジャガイモ、エゴマ、ヤマイモ、ナガイモ、ノビル、アズキ、サトイモ、アワ、
クワイも食べていたのか!
魚はサケだけかな。
シカもご馳走だ。

みて、極小土偶がいる!



三十稲場式土(蓋)


蓋があるって考えてなかったけど、
そりゃあれば便利よねぇ!
取っ手が三つもあり使いやすそう。
お湯も早く沸くし、土器内の温度も保ちやすい、
保存にだって便利だろう。
しかし、この点々(刺突文)が面白いじゃない。

奥の目ん玉二つの可愛い土器も気になるぞ。

台形土器


何に使ったのかなー!
東日本の縄文時代中期に限ってつくられたのか。
蚊取り線香にどうかしら?

ミニチュア土器



袖珍(しゅうちん)土器と読むのか。

長岡では馬高遺跡のほか、岩野原遺跡や中道遺跡など中期以降の大きな遺跡で、たくさんみつかっていると。

小さい土器ってけっこういろんなところで会ってる。かわいいんだよねぇ。


長岡縄文土器グランプリとはいいね。

見事、昨年度1位に輝いた栃倉式土器


このタイプのほうが使いやすそうにみえる。

木葉痕(もくようこん)

こんなにくっきりと土器の底に刻まれているなら、あえて付けたのでは?
土器のブランドマークだったり。

笹葉痕






中道遺跡は長岡市梄吉町の縄文時代中期から晩期の大規模集落の跡で、

中期のムラでは、複式炉や焼失住居跡に残った焼けこげたトチノミとカゴのような容器など、堅果類のアク抜きや保存方法に関わる貴重なものが残っているらしいです。


ここでも焼失住居跡があるのか。

家は燃えにくいほうが当然良いとばかり考えていたが、さっぱり燃えてなくなる可燃の住居に住むメリットもあるのかも。

三角形土版

縄文の人たちは三角形がお好き?

穴が貫通しているものは、ぶら下げたり、ネックレスとして身につけたりしたのかな。



次へ続く。
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新潟県 長岡市 縄文の旅2

2024年05月16日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

寺泊岬温泉 ホテル飛鳥に到着後の続き。

お部屋はホテルのはからいでアップグレードしてくれた和洋室。

 

部屋の壁に一期一会

 
先日、読み方を知らなかった賢い息子に写真を撮って送信するw

窓からの景色

ちょうど夕暮れ時で
佐渡島がうっすらと見える。
 

18:00 待ってましたお夕飯!

 

一階のレストランからの夕日の景色がこれまたきれいだ。


日本酒、どのお酒も好きな味(銘柄忘れる)。

数種類のお刺身の中では思いのほか、フグがよかった。
歯ごたえがあり、一番つけるの難しいけど、うん、フグかな。

ノドグロ塩焼きはこれまた最高で、塩加減も素晴らしく、

尾頭付きが苦手なダンナも気に入って完食だ。

デザートのマンゴー杏仁は

濃厚ココナッツプリン、と表記したほうがいいのでは、と要らぬ口出ししそうなくらい、クリーム感マスト、最後まで想像を超えるお食事でした。

窓枠の小物にほっこり(o^―^o)

部屋に帰ったら、まだ夕焼けが楽しめた。
お風呂いこう。

いただいたアメニティ持って、大浴場へ。


お風呂は誰もいない。

宿泊者以外の日帰り入浴もやっているみたい。

ちょっとしょっぱい温泉で、気持ちよかったです。
かなり浴室は暗いけど、
外から見えないようにという配慮かもしれない。
洗い場はちゃんと明るいから問題なし。

部屋かえって、しゃべくり007みて、
おやすみないさい。

翌日、
昨日の夕飯のレストランとは別の大広間。
このビッフェ式
朝食がまた豪華で贅沢。
というのは手作りが多いのだ。

 

新玉ねぎの米豚肉巻き!
昨夜の夕飯にもでた新潟米豚の肉にまた会えた!
(帰ってからも、また食べたいな
ぁと思いだしたりするもの)。

ホテル朝ビッフェでこんなに手作り愛を感じる一品に出会えるとは。

ここのホテルは美味しいものを食べたい人におすすめです。

 

エレベーター前にお酒が並んでいる。



このホテルをやっている水産会社の歴史かな。

10:00チェックアウト

魚の市場通り(魚のアメ横)

でペーパーナイフ購入。


並んでいるお魚の目やからだの美しさに感嘆。

そして安いよ。

観光スポットでこの値段なら、このあたりに住む人たちはもっと安く、この新鮮な魚介を手に入れることができるのだろう。

うらやましす。

 

一度あきらめたお店に引き返し、

我慢できず、タコの唐揚げを購入。

ホテルの朝ごはんでお腹いっぱいなのにね。

もぐもぐしながら、車に乗り、出発!


海沿いの道を走る。
周りは道路の他は青色と緑色だけ。






向かうは馬高縄文館!
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新潟県 長岡市 縄文の旅1

2024年05月15日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

16:19 長岡駅到着。



う、寒い、着てきたパーカーとウインドブレーカー(←今あまり言わない?)で防寒に足りるか不安になる。

5月中旬でも、雨上がりの空気がひんやりする新潟。

日本列島は新幹線で2時間もしない距離のところで、空気がガラッとかわる稀な国なのだ。


長岡の優良品



今回お目当ての火焔土器を見つけたが、

ちょっと、端っこすぎやしないかい。


駅をでて、タイムズカーシェアへ向かう。

東京は大雨の日だが、こちらでは調べ通り、雨がやんでいたので、荷物になる傘持たずにきて正解、と、にやつく夫婦。


16:30 タイムズ長岡駅大手口ステーションを出発ぅ。



おっと、

道路が歪んでいて、ひびが入っているところが多い。

雪国だからでしょうか。


本日の宿がある寺泊へ。

いけどもいけども田んぼ風景。

きれいだ。




文字通り平らな越後平野。


屋根が頑丈そうな立派な家が多いのも、

雪国だから、だよね。


信濃川沿いに寺泊に向かう。


川沿いは海の近くまでかなり大規模な工事をずっとしているようだ。


17:30 寺泊岬温泉ホテル飛鳥に到着。

午前中仕事して、この時間に中越にいる私たち。

改めて新幹線に感謝です。


チェックインをすませて、

浴衣を選ぶ💕



トラベルサイズのシャンプーとリンスをひとついただけるの!?

わたしの目がカッとひらく。

銭湯や旅行が好きなので、定期的にドラッグストアでこの手のグッズを購入するのだが、

100〜150円するわけで、このプレゼントは嬉しすぎる。

使ったことのない銘柄を試せるので、買ってもいいくらいだ。

贅沢をいえばヘアオイルもあるとさらに嬉しい。

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新潟県 糸魚川 縄文の旅3

2024年05月08日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

新潟県の糸魚川、長者ヶ原考古館のつづきです。

 

縄文時代の長者ヶ原の集落は、海や川が近く、森に囲まれ、湧き水もあった豊かなエリア。
海や姫川までは2.5キロ、10キロ圏内に1500メートル級の高山、
木々に囲まれ、徒歩30~40分で海や川に出られるなら、日が出ているうちに充分食料を持ち帰ることができたのではないかしら。

アシカ、イルカの骨やクリ、ナラ、シイなどの花粉化石が出ているというから、川や海や森の恵みに支えらつつ、ヒスイ加工技術を磨き、繁栄していった集落を想像する。

 

住居入り口の甕と石棒
 
おまじないだろうか。
石棒にあわせて作ったかのような土器。
男女の合体だよね。


出土した石鏃は柄との接着にアスファルトなども用いられた!
福島の遺跡からみつかったアスファルトはたしか新潟から持ち込まれたものだったはず。





 
クリだトチノキだ
サメだカエルだアシカだ
とか
何か当てちゃうんだから
分析する人たちはすごいよ。



野球場をつくるんで
遺跡が見つかるって
「遺跡あるある」なのかなぁ。

常設展示室2へ
 
お、ろ、ゲジゲジだ



しばらく目で追うw
 
色々な玉
 
廊下の奥に
 
顔なしがいる…!
(↑集中力がきれてきている)
 
か、火焔土器に魅かれる…
 
糸魚川の遺跡
 
平地がほんのわずかだとわかる。

磨性石斧のつくりかけも見つかっている。
 
つくりかけが見つかるって、
この集落の最期はどのように終わったのか。お引越?津波や噴火などの災害なら、土砂がかぶっているだろうし。
 
しっかし、長者ヶ原のヒスイ大珠は北海道礼文島、九州種子島にまで渡っているなんて。
 
長者ヶ原でのヒスイ加工は古墳時代中期後半を最後に途絶えてしまうという。
その後、他の地域で続けられたものの、琥珀や水晶などにその座を奪われていく。
宝石にもトレンドがあるのだろう。
現代だとダイヤモンドがありがたがられるのかな。
金などの金属へとひろがっていったということか?
ヒスイ積立なんてものもあっていいかもしれないが。
 
受付のおばさんにフォッサマグナミュージアムへの行き方を聞いたが、あまりわかっていないのか要領を得ない。
慌てて他の職員さんが来て教えてくださった。
 
長者ヶ原縄文館の外に出る。
 

雨がやんだので、今のうちにフォッサマグナミュージアムへ。

雨上がりの木の匂い、鳥のさえずり、いい匂いといい空気。

 
太古の時代にみんなでヒスイ加工を中心に生活を営んでいたことをイメージしながら、木々のあいだを進む。

 
フォッサマグナミュージアムがみえてきた。

 

フォッサマグナは、日本列島が誕生した時の大地の溝だ。

アジア大陸から引きちぎられて、少しずつ今の日本列島が形成されていったのだ。

 

 
不法に割られた大きなヒスイがお出迎え。
 
石ばかり。
 

糸魚川には石の種類がたくさんあることで知られている。

もともと地下深くにあった蛇紋岩が地殻変動によって地下から上がってくる途中、いろいろな石を持ち上げたため、とのことだ。




石、そして石
 




日本列島の地層・岩石は、自本海側が最も古く、太平洋側に向かって新しくなっていくんだって。

石が運ばれるように、長い時間をかけてプレートが動いている。 地球の息づかい、石や岩と共に。

 
お客さんが多くなってきて
あまり写真が撮れない。
 
フォッサマグナを見つけてくれたドイツ人のナウマン博士はドイツ留学中の森鴎外と論争を繰り広げた、とある。

フォッサマグナの範囲
 
オラの住む場所もフォッサマグナでした。
縄文海進よりもっと前も、すでに水びたしだったわけか。

海だったから
魚の化石がね。
 
まわるミュージアム検定
 
これが面白くて、
回転寿司のように

 
問題がまわってきて
選んでとる。
回転寿司コンベヤーを製造する会社がこちらのエリアだったような曖昧な記憶が…。
 
試しに一問挑戦するが、
フォッサマグナは何語か
出だしから間違え、撃沈する。
答えはラテン語。 
「大きな溝」という意味、は覚えていたのに、ぐやじいぃ!
 
ナウマンゾウの歯

 
長野県の遺跡では、糸魚川産の軟玉の局部磨性石斧が見つかっている。
3万年前の旧石器時代である。
 
メキシコ マヤ文明の軟玉製人面型玉に目がいってしまう。
メキシコ、かなり行ってみたい国。

 

フォッサマグナを含む新潟県は、国内の石油・天然ガス生産量の約7割を占め、
全国1位、今も天然ガスが家庭にひかれ、利用されているなんて。

天然ガスはほとんどを輸入に頼っているんだろうけど、日本のそこにも堆積した資源が存在しているんだ、と勉強になった。


 
地すべりで出来た斜面を棚田に。
何度でも何度でも起き上がる人間の強さかな。
 
魅惑の化石コーナー
 

古生代 デボン紀
4.19億年前~3.59億年前

 

 

もーもー、これは美術品でしょう。

いままで化石にほとんど興味がなかったわたしもなかなかここの場所から離れられない。
展示の仕方がよいのか、選び方か。

はて、なんでモロッコ王国が多いんだろう。










なんでも長い時が経過すると石になっちゃうんだ。

地球のほとんどは岩石と鉱物でできている。
みれば惹かれるもの。





石を見すぎてお腹いっぱいになってきたw

元素周期表



わたしが学生の時より、増えている。
早弁して寝てたあの頃よりは
元素への興味は今のほうがある。
縄文時代にハマってから、→地学→石→元素
と好奇心の範囲がひろがったのだ。
でも、さすがにもうお腹ふくれたので、そろそろオイトマします。

謎のオブジェ


方解石



今回のお気に入りストーン。


帰りによんだタクシーの中から、
映画セットのような巨大な茶色い要塞がみえた。
その迫力に思わず見とれていたから、あいにく写真取り損ねたけど、
運転手さんがすぐ近くのなんとか山の石灰でセメントをつくる工場なんですよ
と教えてくれた。

糸魚川観光物産センターに寄り、
車型の柿の種と特大乾燥ぜんまいをお土産に買う。


糸魚川駅到着
ホームから町に別れをつげる。
もう少しポピュラーになってもいいんでないかい?糸魚川。
なんせ、縄文人が暮らした住みやすいところなんだから。



13:48の新幹線に乗って糸魚川をあとにする。
ありがとさん、糸魚川!

後日メモ
数ヶ月後にこの時買ったお値段お高めの干しぜんまいを煮る。
数回茹でこぼして、ぜんまい煮を作った。
国産のぜんまいを食べられる機会なんてなかなかないのだ。
うれしたのし美味しの糸魚川!
 
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新潟県 糸魚川市 縄文 2

2024年04月19日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅

糸魚川2日目の今朝は雨だ。

とりあえず、昨夜は部屋でシャワー浴びただけなので
お風呂へ行こ。
女性はフロントで女湯のカギを借りてはいる。

みんな朝ごはんの時間だからか、貸し切りだ。

脱衣所にコインランドリーがあるんだ。

あれば助かるよね。 

二日酔いだけど、朝食サービス
と聞くと行ってしまう。

 

フロントでタクシーをお願いした。
10時によんだ
タクシーが9:51到着。
いざ、出発。
お世話になりました、ホテルルートイン糸魚川。

見頃は過ぎた桜を眺める。
でも東京よりはまだ楽しめる咲きっぷり。

長者ヶ原考古館

ここでは縄文式土器やヒスイ文化を展示している。



フォッサマグナとの共通券一般ひとり800円なり。

ここが産地の蛇紋岩(じゃもんがん)、ヒスイが全国各地の遺跡からででる。

いまこところ24件の住居が発見されているが
300軒ほどあったかも?といわれている。

小さい土器

こんなコップ型の土器なんて、今までみたかなぁ?あってもおかしくないのに。
実際に手で持てるレプリカを置いてほすぃな。

 

縄文時代中期 火焔型土器

キター!

新潟の縄文土器といえばコレですね。
やっぱり目立ちます。

 

長者ヶ原遺跡の土偶

これまたオリジナリティがある

 

石棒と土偶
 
男性と女性の象徴を並べて展示してあるんだ。

磨製石斧を作るようす
 
これよくできてるねぇ、と夫婦で感心しあう。
みんなで作業しているところを想像してみる。

長者ヶ原では蛇紋岩など割れにくく、磨くと光沢の出る石を材料に石斧をつくっていたようだ。

硬いヒスイのハンマーを使って石を割ったり

歯を敲き漬し、砂岩の砥石で削って形を整える。

「長者ヶ原の石斧」ブランドとして、各地に供給されたようだから、この集落は潤っていたのだろう。

 

住居跡周辺には砥石置かれ、石の屑があったという。

大きく掘られた穴に研ぐための水を貯めたのでは?という説明があった。

ブランド石斧を産み出す立派な工房だったというわけだ。

アスベストは大丈夫だったのかしら?

ヒスイ製大珠の制作工程と加工具(縄文時代中期)
 
これを着て写真撮ってねー的な


耳飾りの穿孔具 石錐


縄文時代早.前期の玉
 
石を磨いてかたちを整えて
穴をあけて紐を通してネックレスにしたり
耳飾りや指輪にしたり…
縄文時代の人々がその日の食料をとりに行くことで必死だったイメージは微塵もない。


指輪もある。
 
国内のヒスイ産地は他にもあるらしいが、
ヒスイを加工していたことが確認されたのは糸魚川だけ(*_*)

前回訪れた福岡県の山鹿貝塚でも
おおきいヒスイが人骨とともに出土されたんだ。
 

福岡県 縄文弥生の旅5 - ある女性整体師の日記

引き続き、芦屋歴史民俗博物館。農具のいろいろジョレンでジョンレノンみたい。山鹿貝塚から出てきたものを見たいが、見当たらない。そうか2階がメインなんですね。ありまし...

goo blog

 
ご縁を感じるよ。

ヒスイの大珠(たいしゅ)



諏訪星ヶ台産の黒曜石

諏訪というから長野県か。
諏訪星ヶ台の黒曜石がたくさん見つかっているようだ。
このころ交流が盛んな友好提携都市だったんだろう。

信濃(長野県?)や関東の土器もみつかっている。
土器だけに何をいれて運んできたのだろうか。

先日お客さんに聞いた話を思い出す。
外国で、タイだったかな、現地で横浜ビブレ(ファッションビル)の紙袋をさげて歩いていた女性に声をかけたら、やっぱり日本人だった、と。

ビブレの名前やロゴのように、
文字こそないが、
あ、その文様はどこどこの土器だね!
遠かったでしょう?掘り出し物のヒスイネックレスが出来上がってるよー、おたくのお偉いさんにひとつどう?

なんて、会話もあったかもしれない。
 
つづく
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新潟県糸魚川 縄文の旅

2024年04月16日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅
 16:24 糸魚川駅着

この日、各地夏日だが、ここは涼しい。

まだ雪が残る山々に即感動。

AIのヒスイレディがお出迎え(o^―^o)

私たちと時を同じくしてフランス語(たぶん)を話す3世代訪日ファミリー。
日本の数ある場所から糸魚川を選ぶってオツですよ、
と、内心にっこりする。

駅前はきわめて静かだ。
最近訪れた新幹線の駅前エリアの中ではダントツの静けさ・・・。

でも駅から海が近ーい!わくわく!

ただいまの気温19度。
寒くもなく暑くもなく、ぶらつくのにちょうどいい温度。

道に大きな石が

ずっと並んでいる。



石が糸魚川へようこそと言ってくれてるようだ。
石のまち糸魚川!

展望台から海を眺める。

反対向いて、山を眺める。

なんて海と高い山が近いんだ。

街になんかの音楽がひびく。ちょうど17時なのだ。

 

おもちゃ屋さんのヒノキヤに寄ると
地元の中学生?ゲームカードを悩んで買っている。

 

とにかくこのあたりは道もきれいだし、どのおうちも新しく立派だね、と言うと
ダンナが2016年に大規模な火災があったことを教えてくれた。
亡くなった人はいないということだから、良かった。

 

駅のほうへ戻り、
ヒスイ王国、糸魚川観光物産センターへ。

おもしろ!クルマのかたちの柿の種だ。

帰りに買っていこうっと。



各キャッチフレーズがこれまたいい。


マチュピチュと言われると、そう見えなくもない。
目のつけどころ!イイね!


さて、18時に予約した「楽々寿し」さん。

昨日電話予約したとき、開店時刻の17時を希望したら
「明日は船で出るから、間に合わないかもしれないなぁ」
と大将に言われて、
船!?とれたての魚介マストじゃないか!
とりあえず予約できたらしようかな位の気持ちで問い合わせたのに
俄然行く気が爆発した。

ここのお店は大正解でした。

電話でお願いしていたサラダ、刺盛り、すぐでできた。
ブリの刺身の脂がのって、舌で溶ける甘さ。

あんこうの刺身なんて初めて!と感動してると、
「生産者だからねー」、とカウンターから大将が答える。
あんこうのくにょっとした歯ごたえ!
来てよかったと夫婦でうなづく。

あん肝は大きいぶつ切り!
うちは蒸さないで煮てるの。その方が美味しいと思うんだよね!と大将。

豪快に笑うおばさんはコップ酒のおかわりもすぐ出してくれる。

かれいの煮つけが個人的に幸福感Maxになったかもしれない。
ふたりで八合は飲んだかしら。
ごちそうさまでした。

もーすでにいい感じなのに(酔)
店を出てホテルに向かったらすぐあったスナック「ナイトビュー」に吸い込まれる。

 

店内は、わ、お客さんたくさん!
外は誰も歩いていなかったようにみえるこの街の人が
みんなここに居たのか、というくらい盛況。

なんかみんな優しくて、気さくに話しかけてくれる。
結局、ほぼ全員のお客さんと話したかも。

みんなここのフィリピン人のママが好きで来ているんだって。
なんか色々フルーツとかまでおつまみとかも出してもらったのに、
ママにも一杯のごちそうしたけど、

ふたりで6,600円は高くないよね

22時前にはホテルルートイン糸魚川に到着したはずだが、
まっすぐ歩けないし、シャワーだけ浴びた気がする。


記憶に自信がないよw

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