ある女性整体師の日記

おかげさまで22周年!吉祥寺の「バキバキしない」まじめな整体院 きむらカイロプラクティック・吉祥寺

鹿児島県&奄美大島 縄文の旅(家族旅行編)4

2023年05月23日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅
4日目 5月6日
 
朝ごはんをいただいた食堂には
大きな水槽があり、アロワナっぽい魚がいたり、
さりげなく「充電させてください)シールが貼られていたり。
 
食べたばかりなのに、またベッドで寝る長女をひとり置き去りにして
奄美市立歴史民俗資料館へ。
 
 
奄美大島はね、
縄文時代がない。
要するに、農耕稲作をはじめたのがだいぶあとなのだ。
それらの技術を知っているであろう地域の人との交流があったのに、だ。
つまり知っていたけど、やらなかった。
食べるものに困らなかった、ということだろうか。
明日の食べ物にも恵まれている自然があったということか。
 

 
わんこはこの頃から大事にされていたのか。



奄美市笠利町は奄美大島で最も多くの遺跡がある地域。
約3万年前(旧石器時代)から、縄文時代はさらに多くの遺跡が出ている。
 
旧石器時代は氷河期にあたり、南西諸島は種子島、屋久島のように九州と陸続きではなかったようなので、どうやって文化が入り込んだのか?
何らかの乗り物に乗って海を渡ってきたはず。
縄文時代の終わり頃には、海のネットワークを通じて奄美、
沖縄では産出しない黒曜石や
新潟産の翡翠なども持ち込まれている。
 
約7000年前以降(縄文時代前期)は氷河期も終わり、貝塚などがたくさん発見される。
貝塚ラブ人間としては、奄美大島にいる間に一ヶ所でもいいから
貝塚をこの目でみたい。
大昔もここに人間が暮らしていたという生々しい事実を地面から味わえるんだもの。
 
 
あやまる岬公園へちょっと寄ってから、
 


 
 
一度宿に帰り、ゴロゴロしてた長女をピックアップし、
ネバーランドへ。
シュノーケリングして、奄美のウミガメにあいさつしよう。
 
ネバーランドは施設もきれいでセンス良し。そして、ガイドのお姉さんがとにかく優しく丁寧だ。
あれもこれも至れり尽くせりなので
昨日と一昨日のアクティビティと順番が逆じゃなくて良かった、とみなで笑った。
 
遠浅なのに透明度が高い…。
早速、ウミガメに会う。
 
 
あっちにも
 
こっちにも
 
ガイドのお姉さんがウミガメ遭遇率の高いところへ誘導してくれるのだが、
それにしてもこんなにたくさんのウミガメに出会えるとは。
 
触るのはNG(さすがにびっくりしちゃうからね、とガイドお姉さん談)とはわかっていても、
ぶつかりそうになるくらい近づけちゃうから、バランスとるのが難しい。
 
満喫して陸に上がると
全員泳ぐのが上手なファミリーはなかなかいないんてすよ、とほめてもらう。
 
そういや誰もスイミング習いに行ったりしていないが、適当に泳ぐことできるわね。
幼少期から風呂場が壊れそうになるくらい兄妹で遊んでいたからかな。
 
 
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鹿児島県&奄美大島 縄文の旅(家族旅行編)3

2023年05月23日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅
3日目 5月5日
雨降ってる。
けど寒くならないのが南国なんだ。
 
午前中は奄美観光ハブセンターへ。
二階でビデオをみる。
何十年も前のようなビデオに登場するおじさんの絶妙な語りが面白かったが、
子どもたちはほとんど聞き取れなかったらしい。
クライマックスのマングースVSハブの対決シーンでは旦那は終始うつむいていた。
 
 


施設内には過去に訪れた有名人の写真がたくさん飾っていたが、
46歳のわたしがギリギリわかる時代の人たちばかり。
でも楽しくてハブより見ている時間が多かったかも。
山本リンダちゃんも綺麗です。
 
「ママ、このお相撲さんに昔抱っこしてもらったらしいのよ」
と自慢したが、こどもたちは全く興味のない表情。
チッ!

 
館内にはハブに噛まれた後の目を覆いたくなるような四肢の写真がいくつか展示してある。
はじめはハブ毒が全身にまわらないよう、患部を大きめに切り取ったのかと思っていたが、歯がないハブの毒がタンパク質をどんどん溶かしてしまうため、とあとで知る。表皮だけ残してぽっかり中身の組織がない指もあったので納得した。
ハブ毒の血清をつくった方に頭が下がる。
 
お次は、奄美海洋展示館。
ウミガメに餌やりができる。
レタスをあげるとは驚いた。
海藻に似ているのかしらん。
コンパクトできれいな水族館でした。
程よくお客さんがいたが、
奄美大島で一番混んでいたとのかも、と今思う。



マングローブカヤックツアーに参加するため、マングローブパークの駐車場へ向かう。
ここで奄美海族塾のウトロベースのスタッフさんと待ち合わせ。
 
森を散策。
スタッフのおじさんがところどころで説明をしてくれるが、
でっかいアブがまとわりついて
聞くどころではなかった。


ベースで奄美の歴史や自然について、おじさんが説明をしてくれるが
いつまで経っても、サァ、カヤックに乗りに行きましょう!
と言ってくれない。
1時間経とうとするころには
おじさんの目の前で座りながら寝る。
最前席で寝たのは大学の授業以来だろうか。
ちょっと話が長くなってしまいました。サァ行きましょう!とおじさん。
奄美の時間軸の「ちょっと」は1時間と知る。
潮が満ちるのを待っていたのかもしれないが、ペンションに到着する予定より遅れそうだ。
え、ママ寝たの?
こども達が白い目でわたしを見る。
 
半端な眠気がモヤっと残りつつ、
マングローブ林にカヤックでGO!
 
予想以上に楽しい。
狭いところも進んでいく。
まさに探検だ。
潮がどんどん満ちてきて、川に逆流してくる。潮の匂いが強くなってきた。
 
途中、帽子が風で飛んで水面に。
手を伸ばして取ろうとして
あやうく転覆しそうになる。
でも、こういうウカツな動きさえしなければ、まず安心な乗り物であることを今回知った。
これはまたどこかでやりたいぞっ。
 
予定より2度も到着時刻を遅らせてもらったのに、
ロッジ&レスト翔の女将さんは優しく出迎えてくれました。
ここに2泊。
今夜の夕飯はテラスでBBQ。
手早く用意してくれて、すぐに夕飯をはじめることができた。
まず何もやらなかった長女がいそいそと食材を焼いてくれるので、ゆっくり飲める。
家を出た彼女の成長はめざましいものがある。
BBQ中、わたしがテラスから地面へ30センチほどの段差を落ちる、というハプニングがあった。
持っていたグラスの中身(もちろん黒糖焼酎!)全てを母なる大地に返したが、からだは大事には至らなかった。
決して踏ん張らず、こうやってからだ全体でコケることが大きな怪我を防ぐのだ!
と、家族にいきがってみせたが、
みな30センチ上から見下し、大笑いしているだけ。
こんなに覚えているんだから、大して酔ってなかったということだろう。
 
 
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