4日目 5月6日
朝ごはんをいただいた食堂には
大きな水槽があり、アロワナっぽい魚がいたり、
さりげなく「充電させてください)シールが貼られていたり。
食べたばかりなのに、またベッドで寝る長女をひとり置き去りにして
奄美市立歴史民俗資料館へ。
奄美大島はね、
縄文時代がない。
要するに、農耕稲作をはじめたのがだいぶあとなのだ。
それらの技術を知っているであろう地域の人との交流があったのに、だ。
つまり知っていたけど、やらなかった。
食べるものに困らなかった、ということだろうか。
明日の食べ物にも恵まれている自然があったということか。
わんこはこの頃から大事にされていたのか。
奄美市笠利町は奄美大島で最も多くの遺跡がある地域。
約3万年前(旧石器時代)から、縄文時代はさらに多くの遺跡が出ている。
旧石器時代は氷河期にあたり、南西諸島は種子島、屋久島のように九州と陸続きではなかったようなので、どうやって文化が入り込んだのか?
何らかの乗り物に乗って海を渡ってきたはず。
縄文時代の終わり頃には、海のネットワークを通じて奄美、
新潟産の翡翠なども持ち込まれてい る。
約7000年前以降(縄文時代前期)は氷河期も終わり、貝塚などがたくさん発見される。
貝塚ラブ人間としては、奄美大島にいる間に一ヶ所でもいいから
貝塚をこの目でみたい。
大昔もここに人間が暮らしていたという生々しい事実を地面から味わえるんだもの。
あやまる岬公園へちょっと寄ってから、
一度宿に帰り、ゴロゴロしてた長女をピックアップし、
ネバーランドへ。
シュノーケリングして、奄美のウミガメにあいさつしよう。
ネバーランドは施設もきれいでセンス良し。そして、ガイドのお姉さんがとにかく優しく丁寧だ。
あれもこれも至れり尽くせりなので
昨日と一昨日のアクティビティと順番が逆じゃなくて良かった、とみなで笑った。
遠浅なのに透明度が高い…。
早速、ウミガメに会う。
あっちにも
こっちにも
ガイドのお姉さんがウミガメ遭遇率の高いところへ誘導してくれるのだが、
それにしてもこんなにたくさんのウミガメに出会えるとは。
触るのはNG(さすがにびっくりしちゃうからね、とガイドお姉さん談)とはわかっていても、
ぶつかりそうになるくらい近づけちゃうから、バランスとるのが難しい。
満喫して陸に上がると
全員泳ぐのが上手なファミリーはなかなかいないんてすよ、とほめてもらう。
そういや誰もスイミング習いに行ったりしていないが、適当に泳ぐことできるわね。
幼少期から風呂場が壊れそうになるくらい兄妹で遊んでいたからかな。