『どんな女も結婚すべきであり、どんな男も結婚すべきではない』ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家・1804~1881)
TBS系ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』第2話「男を虜にする秘策」を観ました。
第1話「スパルタ恋愛術で幸せをつかみ取る!」も観ております。
阿部ちゃん主演の『結婚できない男』をはじめ、このテのドラマってホント多いすね。
それなりにイケてるんだけど、気位も高く、ちょいと性格のネジ曲がった未婚の主人公。
小競り合いを繰り返しながら、ハッピーエンドに向かって行く相手。
恋の手練手管に長けた指南役。
主人公とは真逆の環境・立場の親友。
あれこれ口を出す肉親。
…等々。
世の中が僕みたいな『結婚?何ソレ美味しいの?』てな人間ばかりなら、こんなドラマも量産されないでしょうねぇ。
それだけ、結婚を望むヒトが多いのでしょう。
確かに、僕の周りにも『結婚したい~』ってヒト、凄ぇ多いですもん。
もっとも、ニヤニヤしながら観られる、こんなドラマって嫌いじゃないす。
登場人物紹介はウィキに任せるとして、レビューをば。
まず主人公・中谷美紀。
このヒト【美人】の誉れ高いですが、全然キレイに見えないんです。
なんでだろ。
でもコミカルなお芝居は面白いし、上手だと思います。
次、チュートリアル徳井。
コイツは好きではありません。
今作でもちゃんとした役者さんに任せば良かったのに。
コイツのお芝居って、バラエティ番組内での真面目なドラマ仕立て、って感じ。
わざとらしいっつうか…。
そもそも普段『でんがなまんがな』言ってるクセに、ドラマになると標準語を使うってのは、な~んか恥ずかしくなります。
なかなか良いのは、大政絢とかいうコ。
主人公の年齢なんかを天然につっこんじゃう、おバカキャラかと思いきや、なかなかの策士を自然に演じております。
んで、恋の指南役、藤木直人。
結構、このヒトって毒舌&Sキャラが多いっすね。
とは言え、ピッタリ。
中谷美紀にグイグイ【俺様意見】をゴリ押しする様は、実に楽しいです。
一方、『どうかなぁ…?』と思った点を。
まず今時、高級店で【女子会】を開催するってのは、ちょいと古いセンスかと。
おまけに、なんでマルシアなんぞを起用するのか…。
なぜマルシア…?
あと、最悪に近いムカつきを覚えるのが瀬戸康史とかいうオトコ。
このご時世に【あひる口】っすよ。
全然美形じゃねぇのに、『ボク、カワイイでしょ』アピールはかなり苛立ちを覚えますな。
このテの明るく、カワイイ押しの若手キャラは『実は…』っつって、生い立ちが不幸だったとか、滅茶苦茶苦労人だったとか、ってファクターが付与する気がします。
いちおう調べてみたら、…コイツも仮面ライダーか…。
『結婚してもしなくても、あなたは後悔するだろう』フランツ・カフカ(チェコの作家・1883~1924)
過去の記事。
婚活の巻。
婚活の巻、ふたたび。
結婚の巻。
結婚の巻、ふたたび。
離婚の巻。