荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

婚活の巻、みたび。

2016年04月27日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




『どんな女も結婚すべきであり、どんな男も結婚すべきではない』ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家・1804~1881)



TBS系ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』第2話「男を虜にする秘策」を観ました。

第1話「スパルタ恋愛術で幸せをつかみ取る!」も観ております。

阿部ちゃん主演の『結婚できない男』をはじめ、このテのドラマってホント多いすね。

それなりにイケてるんだけど、気位も高く、ちょいと性格のネジ曲がった未婚の主人公。

小競り合いを繰り返しながら、ハッピーエンドに向かって行く相手。

恋の手練手管に長けた指南役。

主人公とは真逆の環境・立場の親友。

あれこれ口を出す肉親。

…等々。

世の中が僕みたいな『結婚?何ソレ美味しいの?』てな人間ばかりなら、こんなドラマも量産されないでしょうねぇ。

それだけ、結婚を望むヒトが多いのでしょう。

確かに、僕の周りにも『結婚したい~』ってヒト、凄ぇ多いですもん。

もっとも、ニヤニヤしながら観られる、こんなドラマって嫌いじゃないす。



登場人物紹介はウィキに任せるとして、レビューをば。

まず主人公・中谷美紀。

このヒト【美人】の誉れ高いですが、全然キレイに見えないんです。

なんでだろ。

でもコミカルなお芝居は面白いし、上手だと思います。

次、チュートリアル徳井。

コイツは好きではありません。

今作でもちゃんとした役者さんに任せば良かったのに。

コイツのお芝居って、バラエティ番組内での真面目なドラマ仕立て、って感じ。

わざとらしいっつうか…。

そもそも普段『でんがなまんがな』言ってるクセに、ドラマになると標準語を使うってのは、な~んか恥ずかしくなります。

なかなか良いのは、大政絢とかいうコ。

主人公の年齢なんかを天然につっこんじゃう、おバカキャラかと思いきや、なかなかの策士を自然に演じております。

んで、恋の指南役、藤木直人。

結構、このヒトって毒舌&Sキャラが多いっすね。

とは言え、ピッタリ。

中谷美紀にグイグイ【俺様意見】をゴリ押しする様は、実に楽しいです。



一方、『どうかなぁ…?』と思った点を。

まず今時、高級店で【女子会】を開催するってのは、ちょいと古いセンスかと。

おまけに、なんでマルシアなんぞを起用するのか…。

なぜマルシア…?

あと、最悪に近いムカつきを覚えるのが瀬戸康史とかいうオトコ。

このご時世に【あひる口】っすよ。

全然美形じゃねぇのに、『ボク、カワイイでしょ』アピールはかなり苛立ちを覚えますな。

このテの明るく、カワイイ押しの若手キャラは『実は…』っつって、生い立ちが不幸だったとか、滅茶苦茶苦労人だったとか、ってファクターが付与する気がします。

いちおう調べてみたら、…コイツも仮面ライダーか…。



『結婚してもしなくても、あなたは後悔するだろう』フランツ・カフカ(チェコの作家・1883~1924)



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婚活の巻。
婚活の巻、ふたたび。
結婚の巻。
結婚の巻、ふたたび。
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