2016年4月23日から開催されている『空へ、海へ、彼方へーー旅するルイ・ヴィトン展』に行って参りました。
今昔のルイ・ヴィトン製トランク等が展示されているエキシビションです。
元々、僕は結構なルイ・ヴィトンのファン。
いつもは松屋銀座のルイ・ヴィトンで買い求めております。
勿論、僕担当のスタッフさんもいます。
あ~、自慢になっちゃうけど、何も買わなくてもシャンパンが出て来る事もあります。
(いつもじゃないけど…)
そんなこんなで、ルイ・ヴィトンとの付き合いは古い訳です。
今回のエキシビション開催の件も、担当のスタッフさんから聞いてはおりました。
が、あんまし興味が無いし、めんどいので『ふ~ん…』ってスルーしておったのです。
ところがこのエキシビション、6月19日迄と聞き、俄然観に行く気に。
まずは自宅近所である、銀座・松屋のルイ・ヴィトンに行き、スタッフさんに『エキシビションに行きたい』という旨を話しました。
そしたら
『お店の前(銀座・中央通り)からシャトルバスが出てますので、ソレに乗って下さい』
と言われ、その通りに。
おまけにスタッフさんは
『混んでいるといけないから』
という理由でファストパスカードをくれました。
う~ん、優越感。
数百万円をルイ・ヴィトンに投下して来て、ホントに良かった。
んで、シャトルバスにゆ・れ・て湘南…ではなく紀尾井町の会場に。
地図を見た時は
『こんなトコに会場になる様な建造物はあったっけ?』
なんて思っておりましたが、なんと、わざわざエキシビション会場を作っちゃたんですねぇ。
凄ぇ…。
やっぱ、お金かけてますなぁ。
いざ、突撃ヒューマン
…とはいえ平日。
入場に行列が出来ているなんて事はありませんでした。
畜生。折角、ファストパスの威力を庶民に見せ付けようと思ったのに。
さて、会場内は写真撮影OK。
皆さんバシャバシャ写メを撮りまくっておりますが、僕はそういう下品な事はしませんので、サクサクと歩を進めます。
とはいえ、気になるモノは気になる…。
結局10ショット位、撮っちゃいました。
オレは下品だ…。
それでは、僕が気になった展示を紹介します
昔はシトロエンの看板車で商品を納品したそうです。
カトラリーセット。先日、9,800円でピクニックセットを購入したばかりなのですが、…次元が違い過ぎる。
村上隆との相乗り仕事。
ニッポン仕様。お茶がすぐたてられます。ホントこういう【キチっと感】にヤられます。
板垣退助がフランスから帰国する際、書物を格納する為に発注したトランク。なんでも板垣退助は、ルイ・ヴィトンの顧客でニッポン人初だそう。
お金持ちだから有名人になれた白洲次郎も、重要顧客だった様です。
ちょっと感動したのが、畳の縁。モノグラム
いや~、ルイ・ヴィトンのトランクを堪能しました。
こういった歴史を目の当たりにすると、アジアの片隅のポン人がルイ・ヴィトンなんて買っちゃって良いのかな、なんて思いますよ。
ルイ・ヴィトンの長財布を尻ポケットに突っ込んでる田舎モンなんぞ、下の下の下。
さぁ、【コトヴィル】をいつ買おうかな~。
『伝統が創造されるというのは、それが形を変化するということである。伝統を創り得るものはまた伝統を毀し得るものでなければならぬ』三木清(ニッポンの哲学者・1897~1945)
過去の記事。
ルイ・ヴィトンの巻。
ルイ・ヴィトンの巻、ふたたび。
ルイ・ヴィトンの巻、みたび。
ルイ・ヴィトンの巻、よたび。
ルイ・ヴィトンの巻、いつたび。
ある信州大立者の死の巻。
白洲次郎の巻。
カワイイの巻。
エキシビションで頂いたポスター。早速、貼ってみました。