荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

スーツの巻、よたび。

2016年06月24日 | 愚か者の街に紳士の佇まいを




昔むかし【バブル景気】という、実に頭の悪い時代がありました。

お若い方はご存知無いでしょうが。

バブルについて語り出すと、長くなる気がするので今回は割愛致します。

過去の記事。
バブルの巻。



さて当時のメンズファッション、まことに面妖な【ソフトスーツ】なるモノが流行りました。

分かりやすく申しますと、異様にダブダブしたスーツです。

シングルブレストもありましたが、人気があったのはダブルブレスト。

ジャケットはアメフト並の肩パットが入り、パンツはヤンキー並のワタリの太さ・・・。

僕も着ておりましたが、完全に黒歴史であります。



そんなダブルのスーツが、ようやく復活の兆しを見せておりますな。

お洒落さんたちがダブルを着ているのをよく見かけますもん。

昔は下掛けボタンでしたが、現代は上掛けがメインの様です。

シルエットはダブダブな訳は無く、比較的タイト。

勿論、僕はお洒落さんなので、3~4年前にダブルのスーツは購入済み。

僕のファッション哲学は『他のヒトが着てない服を着る』なので、やっと時代が追いついたな、ってなもん。

とは言えその哲学ですと、流行っちゃったらダメな訳ですが・・・。



『流行は買えるが、センスは初めから持っていなければならない』エドナ・ウールマン・チェイス(米国の編集長・1877~1957)

過去の記事。
スーツの巻。
スーツの巻、ふたたび。
スーツの巻、みたび。
紳士の巻。
紳士の巻、ふたたび。
紳士の巻、みたび。
紳士の巻、よたび。
紳士の巻、いつたび。
紳士の巻、むたび。