この『戦略十訓』は1960年代に、当時の電通PRセンターがアメリカのジャーナリストの、V・パッカードの『浪費をつくり出す人々』からヒントを得てつくったもの。それは、時代を切り開く最先端の企業戦略として多くの経営者の座右の銘となった。
戦略十訓
1.もっと使わせろ
2.捨てさせろ
3.無駄使いさせろ
4.季節を忘れさせろ
5.贈り物をさせろ
6.組み合わせて買わせろ
7.きっかけに投じろ
8.流行遅れにさせろ
9.気安く買わせろ
10.混乱を作り出せ
とこんな感じ。確かに『消費は美徳』なんてスローガンめいたものまであったなぁ。
それに対して、広瀬教授の「もったいない十訓」は、と言うと
もったいない十訓
1.もっと使わない
2.捨てない
3.無駄使いしない
4.季節を忘れない
5.贈り物をしない
6.組み合わせて買わない
7.きっかけに投じない
8.流行遅れにしない
9.気安く買わない
10.混乱を作り出さない
単に否定をしただけなんだけど、環境問題に皆が関心をもっているこの時代にさえ、この『もったいない十訓』を実践している企業や個人がどれほどいるのだろうか?
僕等は現代に生きる『ジキル博士とハイド氏』だ。
最新の画像[もっと見る]
- 思うこと 建築現場監督と楽団指揮者 13年前
- 「人は探求をやめない。そして、探求の果てに元の場所に戻り、初めてその地を理解する(T・Sエリオット)」 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前
- ライナーノーツ (for N GM) 14年前