The Notebook Of Things I Don’t Know About

日々遭遇した出来事について、あれこれ考え、想像してみる。
ユーモアを添えて...。

生物多様性について 1-『自然はそんなにヤワじゃない』

2009年11月17日 22時21分36秒 | 環境
『雑草という草は無い。』とは昭和天皇の御言葉。生物多様性の本質を捉えている素晴らしい言葉だなぁといつも思う。昭和天皇の誕生日が『みどりの日』と名付けられたのも、この年になってようやく判るようになってきた。(決まった当初はなぜ?という感じだったな。)  『多様性』というワードは魔法のワードだ。何かことを起こすときに使用されれば、そこには明らかに好意的な意味が込められる。環境問題がこれほどまでに、お茶の間や学校、更にはビジネスにまで取り上げられている今では『○○多様性』というワードは、非常に好意的かついろいろな問題を解決できるような万能性を有している(だからこそ企業、広告などは多用する)。でも実際は、その本来の意味を超え、明らかに異なった意味合いを背負いながら一人歩きしている。『生物多様性』というワードはマスコミ、プロパガンダの森を彷徨い、目指すべき目的地を見失っている(ような気がする)。 . . . 本文を読む