The Notebook Of Things I Don’t Know About

日々遭遇した出来事について、あれこれ考え、想像してみる。
ユーモアを添えて...。

ヘンリー・デイヴィッド・ソローはこう言った。

2010年06月22日 22時23分55秒 | 人々
彼の代表作、『ウォールデン-森の生活』に憧れる人も多いはず。彼は27歳のときにウォールデン湖畔に小屋を建てて、文字通り森の中での生活を始めた。科学技術や経済の発展により、世の中が益々便利になることは大いにうれしいけれども、彼が次に言うようにはなりたくはないな。〝Men have become the tools of their tools. 〟〝人間は自ら作り出した道具の道具になってしまった。〟 . . . 本文を読む

ホープフルモンスター2

2010年06月08日 22時24分45秒 | 生物
〝モンスター〟と言っても〝怪物〟と言うわけではない。カンブリア初期に一斉に生物の体制が出そろったことをカンブリア爆発と言う。その時期の化石記録によると生物の体制の種類がそれこそ爆発的に増加したようにみえるので〝爆発〟と言う表現を使っている。(しかし化石記録の爆発的多様化であり、必ずしも進化的な爆発を意味しているわけではない。実際には化石として残らなかった生物が実はいたのかもしれない...のだから。)そんなカンブリア大爆発期に、奇妙な形のそれこそ〝モンスター〟のような生物種がおびただしく登場した。そのほとんどは滅んび、現在の地球上には生きている影も形もない。しかしそれらのうちのほんのいくつかが生き残り、命をつなぎ現在の生物種のメインストリームを形成した。ホープフルモンスターとは『今は奇妙な怪物だけれども、そのうちメインストリームになるかも知れないと希望を抱いている生物』のこと。 . . . 本文を読む