The Notebook Of Things I Don’t Know About

日々遭遇した出来事について、あれこれ考え、想像してみる。
ユーモアを添えて...。

『足なみの合わぬ人を咎めてはいけない... 』

2011年01月18日 12時24分30秒 | 人々
表題の言葉は、先日、発売された筑紫哲也の『国家を考える』という書籍のあとがきに記されていた言葉。全文は、『足なみの合わぬ人を咎めてはいけない。彼はあなたが聞いているより、もっと見事なリズムの太鼓に足なみを合わせているのかもしれない。(ヘンリー・デイヴィット・ソロー)』。佐高信は、あとがきの中で、「私は筑紫哲也ほど、その言葉が似合う人を知らない。むしろ、〝足なみの合わぬ人〟をこそ面白がったのではないか。」と記した。 . . . 本文を読む

「人は探求をやめない。そして、探求の果てに元の場所に戻り、初めてその地を理解する(T・Sエリオット)」

2010年12月30日 17時29分19秒 | 人々
映画『フォッグ・オブ・ウォー(2004年)』の中で、エロール・モリス監督はマクナマラの言葉を通して〝キューバ危機での核戦争ギリギリの局面、東京大空襲や原爆投下の犠牲の背景、ベトナム戦争の泥沼化への道、ケネディー大統領の苦悩やジョンソン大統領との対立〟を映し出す。映画の最終局面、インタビューの中で、ロバート・マクナマラは、次の詩を引用し、自らの心境を語った。「人は探求をやめない。そして、探求の果てに元の場所に戻り、初めてその地を理解する(T・S・エリオット)」 . . . 本文を読む

ハワード・ジン

2010年09月05日 14時02分15秒 | 人々
第二次大戦の空軍爆撃手を自ら経験。戦後、ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』を読み、被爆者が語る体験を知って初めて空爆について、爆弾を落とされる地上の人々の側に立って考え始めました。それから、反体制の平和活動家になり、50年にわたり社会正義を求めて闘いました。コロンビア大学を卒業、50年代後半、アトランタの黒人女子大学で教えていたとき、公民権運動にかかわりました。そして学生を支持して大学を解雇されました。(その時の教え子の一人はアリス・ウォーカーです。)学生非暴力調整委員会の運営委員も務めていました。その後、ボストン大学の教授になりました。1867年の『ベトナム撤退の論理』で無条件の即時撤退を初めて唱えました。翌年べりガン神父と共に北ベトナムに赴き、釈放された米人捕虜3人を引き取りました。ペンタゴン文書を暴露したD.エルズバーグが文書を隠していたのもジン夫妻の家です。1980年に「古典的名著『民衆のアメリカ史』を出版。同署は百万部以上が売れ、米国の歴史観を変えました。 . . . 本文を読む

ヘンリー・デイヴィッド・ソローはこう言った。

2010年06月22日 22時23分55秒 | 人々
彼の代表作、『ウォールデン-森の生活』に憧れる人も多いはず。彼は27歳のときにウォールデン湖畔に小屋を建てて、文字通り森の中での生活を始めた。科学技術や経済の発展により、世の中が益々便利になることは大いにうれしいけれども、彼が次に言うようにはなりたくはないな。〝Men have become the tools of their tools. 〟〝人間は自ら作り出した道具の道具になってしまった。〟 . . . 本文を読む

『新しいものを賞賛する精神が社会にあるかないか』

2008年12月07日 22時38分27秒 | 人々
会社の事務担当者との話の中で、彼のアメリカ嫌いトークが炸裂。何でも資本主義を間違った方向付けをしたアメリカは、悪の権化だそう。まあ、確かにこの世界恐慌一歩手前とも言うべき、この現状では言われても仕方がないか。だけど、人類を月に立たせ、インターネットで世界を変えたのは、彼らであることは紛れもない事実。世の中のエンタープライズのエンジンを駆動させている中心は良くも悪くもこのアメリカという国なのだ。(今までは...) . . . 本文を読む

井田 茂教授(太陽系形成研究第一人者)に出会った

2008年01月08日 08時17分43秒 | 人々
未来科学館で井田教授に会った。ちょうどプラネタリウムと全周映像(宇宙エレベーター:セルカン監修の短編アニメ)の整理券をもらうために並んでいたところ、僕等の前に子供さんと外国人1人と一緒にいた。びっくり。系外惑星探査は今年は何か大きな発見があるか!! . . . 本文を読む