以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

語学研修を終えて・・・

2010年07月12日 | 日記
6月23日にボリビア、サンタクルスに着いてから、2週間。
協力隊の仲間と語学学校に通い、朝から夕方までひたすらスペイン語の勉強に励みました。
今まで自分は先生という仕事をしてきたから、生徒になるのはかなり久しぶり。
分からないことを先生に質問したり、夜遅くまで宿題に追われたり・・。
そして、どうしても日本対パラグアイ戦を観戦したくて、「授業がんばるからお願い見せて!」ってみんなで先生にお願いしたり、レクレーションをお願いする子どもの気持ち、そのまんまでした。
この研修では、毎日文法や会話を練習してきました。そして、ここの3人の先生が大好きになりました。先生たちは、私たちに、クラスでひたすら勉強するだけでなく、ボリビアの文化を紹介してくれたり、時には民族の踊りを教えてくれたり、街の中へ社会科見学に連れて行ってくれたり、自分のお家へ招いてくれたりしました。
教育で大事なことは、やっぱり生徒と正面から向き合って、全体で付き合うことだと感じました。そして、一緒に楽しんだり、時には意見をぶつけあったりすること。ほんの2週間だったけれど、中身の濃い毎日でした。最後のプレゼンテーションは、日本の教育について話しました。去年の6年生の子ども達の写真をパワーポイントで見せながら、どんな学習をしてきたのかを説明しました。最後の日は、なんだか卒業式のようで、テレサという女の先生は泣いていました。それほど、熱い先生がボリビアにもいることが、嬉しかった。
先生たち、本当にありがとう!!

さて、いよいよ来週水曜日から任地へ行きます。
場所は、ここサンタクルスから飛行機で40分くらいのスクレという都市です。
ここより標高が高く、向こうは少し寒いそうなので、体調に気をつけてがんばりたいです。