レイナに服を借りて、念願のチョリータになりました。似合う?笑
そんなこんなで、わたしのボリビア生活も終わろうとしています。
出会いは、色んなところで繋がっていると思う今日この頃。
元をたどれば、レイナとの出会いも、レイナのお父さんが織物を私の学校の近
くの道で売っていて、ただ座っているだけであまりにも売れそうになかったの
で、もっと綺麗に並べたほうがいいよとか、どこで作ったとかの情報があった
ほうがいいよとかおせっかいなことを言ったのがきっかけです。
そして、わたしはお父さんが一人で生きるおなかを空かせた老人に見えたの
で、給食で出たパンや牛乳をあげていました。すると、村に大家族がいること
が分かり、そこから織物の日曜市に出かけてその家族たちと出会い、レイナ
とも友達になりました。
まったく出会いとは不思議なものです。
そして子どもたちへ靴を集めて持っていったのも偶然レイナの住む村で、先生
たちとの交流をしたり学校を訪問するようになりました。
チョリータサッカーにも入れてもらい、女同士の熱い戦いも体験させてもらい
ました。
村のお祭りにも参加しました。
この土釜で焼いたパンは、世界のどんなパンより美味しくて、
この素朴な風景はきっときっと忘れないでしょう。
この一本道を歩けば、カントリーロードの唄を
口ずさんでしまう。
村の人も子どももシャイで、魂を抜かれるから写真が大嫌い。
でも笑顔で挨拶を返してくれる。
そんな村。
先生たちも田舎だからって負けないで、一生懸命教材を手作りしている。
この村の伝統的な織物は、次の代へまた次の代へとずっと受け繋いでいてほしい。
たくさんの気づきを、たくさんの愛をありがとう。