その場所に一歩足を踏む入れると倒れそうになりそうなふかふかの絨毯の上を歩く
既に予約されているテーブル席へと案内された
黒服の洗練された立ち振る舞いで食べる前に私は緊張状態
友人は余裕で軽く会釈している
友人の職場の取引先の社長の食事のお誘いを私にも声がかかった
次々とテーブルに並ぶ初めて見る料理にこれって何の料理?と思うばかり
そしてA5ランクステーキのメイン料理を口に入れる
うん、柔らかい、口に入れた途端にとけていく
デザートは大きな葡萄が3個・・・
ナイフとフォークでカットして食べるの?
どうやって食べればいいの(泣)トホホ
緊張だけで食べた初めてのA5ランクステーキは
お腹の中でどこかにいってしまった
したこともないお辞儀90度に腰を曲げてホテルを後にした
そしてスーパーへ駆け込みサーモン刺身をたっぷりと
買い込み帰宅をした
白飯の上にサーモンの刺身を盛り付け醤油を
ぶっかけて口の中にほおばる
ああ~うまい!これよ、これ
どんなに高級食事よりも気楽に食べるぼっち飯最高!
二十代の思い出の食事だった