青春時代ユニークで不思議系の恋人とつきあっていた
不思議系というのは頭脳明晰で有名大学を卒業しても
アルバイト生活をしていたり、老若男女の友人が多数いたりと
つかみどころのない人だったのだ
その恋人がある日、街で転倒した老人を助けて
自宅まで送ってぃったら物凄いお屋敷のおばあちゃまだった
助けてくれたおばあちゃまは感激して恋人のことを
ものすごく気に入ってしまったらしい
(本人からの話)
それから数ヵ月間遊びに行ったりしていたら
おばあちゃまは天涯孤独だというこもわかった
そしてある日、養子になってほしいと懇願されたらしい
ほんとかいな? 怪しいもんだ
会って間もない養子になってほしいなんてありえるのだろうか
そんな簡単に人生を左右すること決めるなんてありえない
私が「創作してるんじゃない?」
「大袈裟に言ってるだけでいょう?」
と、疑いの眼で言ったら
恋人曰く
「ほんとなんだよ。どうしようか悩んだけど断ったよ」
と言ってたけど数十年過ぎてもあの話の
信憑性を疑っている私
だって恋人を知る人は皆
「あの人は人間じゃないわ、宇宙人よ」
と言ってたんだもの