飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花


「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」は、美しい女性像を抽象的に言った言葉だと思うが、今ではどうも使える雰囲気ではない。女らしさだの男らしさだのという見方は偏見を伴い、ダイバーシティ社会(注)では禁句だからである。ということは、日本の文化なるものが大方はこのように違反するのかもしれない。

難しい世の中になってきているようでもあるが、こと政治の世界では戦後何十年経とうとも相変わらず金権まみれ、しがらみの世界に埋没していることからすれば、日本の慣習ここに極まれりというべきかもしれない。といいつつも、立てば芍薬云々というには憚られる時世であることに間違いない。綺麗な花には棘があるということか。

注:ダイバーシティーとは「多様性」を意味し、人種、性別、年齢、国籍、宗教、学歴、職歴、性自認、趣味嗜好などの要素が含まれ、その概念は、それぞれの個人やグループの異なるバックグラウンドや能力を尊重し、これらの多様な要素を活かしながら、組織や社会全体の持続的な成長と発展を促進することを目指すこと。(ビジネス用語一覧より)
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