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自衛隊ヘリコプターの墜落の多さに仰天

海自ヘリの墜落は、オペレーションのミスなんだろうと想える節がある。そして、近年の自衛隊での事故の多さに驚くばかりだ。
2015/2  宮崎県えびの市山中でヘリ墜落、3人死亡。
     和歌山県沖でヘリ不時着、1人軽傷。
2016/4  鹿児島県山中に飛行機墜落、6人死亡。
2017/5  北海道北斗の山中に偵察機墜落、4人死亡。
2017/8  青森県沖でヘリ墜落、3人死亡。
2017/10   浜松沖でヘリ墜落、4人死亡。
2018/2  佐賀県神埼市でヘリ墜落、2人死亡住民軽傷。
2019/4  青森県沖で戦闘機墜落、1人死亡。
2021/7  奄美大島沖でヘリ2機が接触。
2022/1  石川県沖で戦闘機が墜落、2人死亡。
2023/4  宮古島沖でヘリ墜落、10人死亡。
2024/4  伊豆諸島沖でヘリ2機墜落、8人死亡。 (朝日参照、行方不明=死亡とした)

毎年繰り返される事故には目を覆わんばかりだ。覇権国家との緊張の続く中で、自衛隊員の疲弊は相当なレベルに達しているともいわれる。今回も幹部の視察中の事故である。日常の疲弊に加えて、相当なプレッシャーがのしかかっていたのだろう。一般の会社でもセレモニーにはストレスがかかるが、階級社会の自衛隊となると極度のストレスが発生してもおかしくない。

オリンピックの体操競技が一番わかりやすい。極度の緊張の中でノーミスに終わらせるというのは正に至難の業である。難易度の高い技をノーミスでこなすのは神業に近いものがある。そんな極限の最中に近い状況下での出来事だったのだろうと想うと、八人の犠牲者には心よりご冥福をお祈りしたい。
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