飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

柳田國男の歩いた椎葉の山々に想いを馳せる

参照:小野信介氏の柳田國男を辿るより
柳田國男が椎葉に足を踏み入れたのは、明治41年7月13日という。今から116年前になる。当時33歳だった柳田が、九州での視察・講演の合間に椎葉に惹かれたのは何だったのだろうか。焼畑農業だけではなかったろう。平家の落人が隠れ住んだ秘境に吸い寄せられたのである。それがなんなのか知りたいと思った小野氏が、丹念にその足跡を訪ね歩いている。そこには、百年をはるかに超える年月を感じさせないゆったりとした空気が今も漂っている。山々に囲まれた秘境は、平家伝説とも相まって、日本の源郷ともいうべき心の落ち着く先のように悠然として自然の中に佇んでいるようである。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事