衆議院選挙結果予想が出ていた。自民党・公明党・日本維新の会が精彩を欠いて、相当数議席を減らすという。そうだろうか?と疑う者としては、前の選挙で勝ち過ぎていた分を減らすだけだろうと考えている。それ以外の野党である立憲民主やれいわ新選組が相当数議席を伸ばすという。だが、れいわ新選組を除いて立憲は今まで議席を大幅に減らした分を幾分か取り戻すという話しである。国民の支持が野党に大きく傾いたわけではない。
結果は27日に出るのだが、その後の展開は実に複雑である。与党にすり寄ろうとする国民民主や日本維新の会と自公との複雑な絡み合いが面白くなりそうである。そうなると、いよいよ日本政治の混迷は深まることになりそうだ。岩盤支持議員を持たない石破政権は、嘗ての三木武夫総理のような運命を辿るのかもしれないし、その前に引きずり降ろされるのかもしれない。日米の地位協定改定だけでもやって欲しかった総理だけに、なんとかその改定で一花咲かせて散って欲しいものである。