NO BEER,NO LIFE

ホーリーホックの観客動員が一人でも増えますように。
まごわやさしい。

冷静と情熱のあいだ:辻 仁成。

2005-09-21 14:25:25 | Weblog
二冊あるんですよね。
男版(Ble)と女版(Rosso)。
とりあえず、男の方を読んでみた。

舞台はイタリアのフィレンツェ。
絵画修復士の主人公と仕事、彼女、元彼女の話。
絵画修復士ですって、へぇ~。って感じですよね。
あまり馴染みのない職業で。
向こうのほうは美術館とかたくさんだし、一つの職として成り立ってるのですね。
この本を読むと、その職業の偉大さが感じられます。
まぁ、物語の内容とはあまり関係のない感想ですが。

物語の方は、おもしろかったですよ。
シンプルな表現でスラスラっと読むことが出来ました。
気になるのは、最後のところですかね。
この後、主人公はどうなるんだ~!!!!
ってところで、終わってしまったので。
昔読んだ漫画「鮫肌男と桃尻女」を思い出してしまった。あれも結末が気になる。

女性版の方には、結末がしっかり書いてあるのかしら?
時間見つけて、読んでみようと思います。