ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

C子のこと<2>

2007-01-24 14:58:15 | Weblog
かくしてセンパイとC子は不動のセフレ関係を築き上げたのだった。

今現在のオレとC子の関係も、結構ステディなセフレ関係にあるん

だけど、当時のオレにはまさかこの娘が自分のセフレになるなんて

ことは夢にも想像できなかった。

何度も書いたように、C子はぜんぜんオレのタイプじゃなかったし、

ましてセンパイのセフレだったし人のもの奪おうなんて発想自体も

さらさらなかった。

もっと言えば、オレはオレで、やっぱり同じ会社にかなりステディ

なセフレがいたのであった。

しかも、そのオレのセフレとC子ははっきし言って仲が悪かった。




当時のオレのセフレは仕事でも結構関わりのあったS。

SはC子よりも年上だけど、中途入社なんで生え抜きのC子の方が

キャリア的には上だった。

SはC子とは対照的に、見た目はかなり派手で垢抜けていて、それで

いて身持ちは固く仕事にも熱心な娘だった。

オレとは仕事で関わって、なんだか知らんけどオレの仕事ぶりとかを

気に入ってくれて自然とオレには体を許してくれるようになった。

当時カレがいたんだけど、身持ちが固いだけにオレと関係を持った時

からすぐに別れて、ある意味オレ一筋でいてくれてた。

一方C子も仕事に対しては生え抜きと言うプライドもあったのか、それ

なりのこだわりは持っていたが、オレから見るとSの方が仕事はデキた

と思う。

だけどC子は長くいるもんだから社内の人脈(上司も含めて)はあるし、

年次を重ねるごとにだんだんとお局はいってきちゃって、結構口うるさい

ようなトコも出てきた。

勝気で仕事のできるSには、そんなC子のことが鼻につくようになり・・。

他人のことなんだから黙ってりゃあいいモンを、変にC子に対抗意識

を燃やしちゃって、オレとの密会のときにも度々C子の悪口を言ったり

してた。

Sの話を聞けば、女同士のときのC子は相当悪者だった。

女の子の新人ちゃんが入ってくれば、「言葉遣いが悪い・服装がダメ・

酒の席での振舞いがNG e.t.c…」だのなんだのって、グダグダ説教

たれるだとか。

中途入社のSにも、わざと重要な社内連絡をSにだけ伝えなかったとか

もう思い出せないけど、とにかく「大奥」みたいなぐじゃぐじゃした女

の世界のことはいっぱい聞かされた。笑。

ラテンなオレとしては、「まあまあまあ」ってSをなだめてノーテンキに

セックスを楽しんでたんだけど、セックスしまくっちゃったのとSがあま

りに勝気でC子のこと悪く言ったりするのでちょっと嫌気が差してきちゃっ

て・・。

だって、オレはどんな理由があろうとも人の悪口言う人は嫌いだから。

それにC子のことだって、自分からみて「なんとなく男の前と女の前では

態度が違いそうだな」って言う面があることなんてわかるし、だけどそれ

は女の子なんだから多少そういうトコあんのは当たり前だし。

オレは当時はC子とはもちろんセフレでもなくただの友達だったから、突

っ込んだ話なんてする機会はなかったけど、恐らくC子に言わせればSに

対する愚痴だってあっただろうし・・。

大体愚痴る人ってのは自分のことは棚に上げる人が多いから。

(C子とぶっちゃけトークをすることはその当時はなかったけど、センパイ

からは二人の熱~いプレイの内容を逐一報告は受けてたんだけど。笑)



そんなことを考えるようになってから、Sには申し訳ないんだけど、やん

わりと距離を置くようになっていって、遂には自然消滅っぽく、密会ももう

しなくなってしまった。

夫婦でもないのにおかしいんだけど、熱愛してた夫婦が急にセックスレス

に陥ったような感じかな?

オレの方からは、もうセックスがキモチイイって言うよりも一緒にいてちょ

っと疲れちゃうようになっちゃって、そーするとチン○も勃たなくなっちゃ

った感じで。

今思えば、それでも自分から好んでセックスに誘って燃え上がったんだから、

最後まで責任取るべきだったかなって言うのもちょっと思うんだけど。

でも、どーしても他人の悪口を言うSのことが、どんなにきれいに着飾って

ても以前のように燃えるエッチをしたいって思う対象ではなくなってしまっ

た。

もちろん、ただ自然消滅する前に何度も(やんわりと)「あんまし悪口ばっ

か言うなよ」みたいなことはSには言ってたんだけど。

「男の人はみんなC子の味方なのよね。どうしてわかってもらえないの?」

って、益々ムキになっちゃうから。

自分の奥さんでもない人に、これ以上自分の考えを押し付けようとするの

もなんだし、そう言う部分では結構めんどくさがりなトコもあるオレはなんと

なくSからはフェードアウトしてったんだけど。

(因みにオレの信条は、自分の奥さんにもゼッタイに自分の考えを押し付けな

いことです。これって実行するのはムズカシイんだけどねー)

そして、フェードアウトしてから後もSからはいろいろとオレの方に攻勢は

あったのだけど、やっぱりオレにも未熟なとこがあってSの好意に応じる

ことはもうできなかった。

それどころか、よりによってSが一番敵対視してたC子とセフレになっちまう

なんて!

オイオイ、そりゃ反則だろーって。

これはオレのエロ魔王人生のなかでもはじめてのケースだった。

後々Sになんとなくそれが勘付かれて、その時のSからの猛攻撃といったら

そりゃあもうすさまじいものだった!!(笑)

でもオレ達は夫婦でもなんでもなかったから徹底的にシラを切り通したけど。

嫉妬心が人一倍強かったSは、結構シブトク追求してきたなあ。

ま、それもこれもオレがセックスが大好きだったことが引き金になって起きて

ることなんですけど。身から出たサビですね(笑)。



そんなSの後日談はと言えば、身持ちが固いせいか今現在でもカレはいないみ

たいだけど、時々飲み会したりしてそれなりにエンジョイしてるみたい。

たまに話すけど、仕事とか人生とかに対してとっても前向きだし明るいし、

彼女も幸せに暮らしてるようだから、すごく良かったと思う。

C子のことグダグダ愚痴ってたことが、意味のないことだったんだって今にな

ってわかったんだろうか?

ともあれ、結果的にはSはオレのことはもうふっきれてるようだし、何故か

今現在はC子とちゃっかりセフレになっちゃってるオレであった。

※すみません。まとまんなかったのでまた書きます。