買って間もない水筒をベコベコにし、毎朝被って登校する学帽を紛失…
ヤレヤレだぜ…と嘆いている余裕もないその日の夕方。
久々に学校から電話がかかってきました
もう来週には今の学年が終わっちゃうよ!?というタイミングです
「先日はお忙しい中“水筒の件”ありがとうございました。息子も納得していました。」
「いえいえw息子くんの方からちゃんと話を聞いて欲しいと言ってきてくれて、成長を感じました。」
それとは別件で…と話し始める先生。
「お母さん、最近息子くんの計算ドリルをやってる姿は見ていますか?」
んん???計算ドリル…
言われてみれば最近家で計算ドリルをやってる姿を見ていませんでした。
「宿題やったのー?」「今日の宿題なにー?」と毎日声はかけています。
最近ではタブレットを使った宿題も多く「タブレット(の宿題)もうやっちゃったよー」と言われて「あっそう」と確認をしませんでした。
先生から電話をもらう1週間前。学期末の漢字総まとめテストがありました。
3月に入って間もないころ「たぶんそろそろ学期末の漢字テストがあると思うよ。先生から事前に言われたテストはそこそこ頑張らないとダメだよ。」と子ども達に話していました。
案の定「漢字の総テストをやる」と各々の先生に言われた子ども達。
娘は友達と一緒に図書館で勉強をしていたようです。
一方。漢字のテストに向けてどうやって勉強したらいいのかわからない息子。
私は息子の漢字ドリルを見て「漢字の一文字、一文字で覚えるのではなく、熟語や送り仮名付きで覚えるといいよ」と説明し、お手本のつもりでノート1ページだけ漢字の書き取りをして見せました。
目標は〇〇点取れるといいね。なんて言いながら、息子も息子なりに取り組んでいたようです。
先生からも「漢字の総テストは頑張ってくれたんですけどね。計算ドリルを“月曜日までに提出”って伝えたんですけど、今日(木曜日)も提出してくれませんでした。」
「本当にすみません私もこれから確認して、明日必ず提出させます」
電話を切ったあと、部屋の隅で直立している息子を見ました。
「計算ドリルを出しなさい。」
計算ドリルと専用のノートを差し出す息子。
考えてみれば…計算ドリルの丸付けは私か夫がしていたのにここ最近やってなかった
やってないページに付箋を貼ります。何枚も何枚も。
結果10枚以上の付箋が貼られました。
「どういうこと?先生から計算ドリルを提出しなさいって言われてたんでしょ?いつやるつもりなのコレ!?」
「今度の土日に…」
「今週の月曜日って言われてるのに、なんで来週出そうとしてるの!!今すぐやりなさい!!」
その時すでに夕方の6時を過ぎていました。でも私は今日中に全てやらせようと決めました。
以前、娘も同じような事がありました計算ドリルをいつまでも提出しなかったため、学校から電話がかかってきたことがあります。
娘の場合は「算数が苦手、解き方がわからない」ためドリルがどんどんたまり自分でも処理できない量に…
息子は違います。計算ドリルを進める息子の様子を見ているとスラスラと解いていきます。
つまり息子は「このまま提出しないで学年末をやり過ごしてしまえ」というズルい考え。私はその曲がった性根が許せませんでした。
夜の9時過ぎ、十数ページの計算ドリルが解き終わりました。遅めの夕食を食べさせている間に私が丸付け。やはり算数が苦手ではない息子。8割近く丸が付きます。
夕食を食べ終わったら間違い直し。直しが終わったらお風呂に行かせ、その間に再丸付け。
再々直しは一緒に解きます。「繰り上がりで間違っているよ」「ひっ算は小さく書かないでやってごらん」
何だかんだで全て終わったころには11時を過ぎました。
「一緒にお直ししている時のお母さん怖かった?」
「ううん…」
「お母さんは勉強の間違いでは絶対怒らないよ。誰だって間違うじゃん。」
「だけど提出物をしらばっくれてやりすごそうとするそのズルい考え方は絶対に許さない!!」
「親も先生も騙せると思うな!!一生懸命頑張ってる大人をなめるなよ!!」
どこの相談窓口で相談したか忘れましたが
「やればできるのにやらない息子をどうしたらいいのか」と相談したら「でも“やらない”ってのもその子の個性(性格?)だからねぇ」と言われたことがありました。
いや…確かにそうかもしれないけど!!そう簡単に片づけないでくれよ!!何とかしたくてみんな頑張ってるんだよ!!( ;∀;)チクショー!!
ブログをご覧いただきありがとうございます。
やってない計算ドリルに付箋を貼る私に効果音を付けるならまさに「ゴゴゴゴゴ…」
私がスタンド使いじゃなくて良かったと思え!!息子よ!!
そしてこの息子の色々やらかし事件がひと段落したのも束の間、今度はママ友関係でモヤモヤする事が起きます。はぁ。
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