カトリック系の病院で精密検査を受けた日。敷地内にある聖堂前のキリスト降誕場面の人形。クリスマスにはこの模型を教会に飾るのが西洋の習いらしい。この天主堂は明治中期の建造で福岡市大名の教会にあった。老朽化で解体する予定だったが惜しまれてここに移築され、名前も「雪の聖母聖堂」と命名された。
毎年、師走に検査を受けて何もなければ、今年も無事に年越しが出来そうだと一息つく。私は宗教心が薄くキリスト . . . 本文を読む
散髪に行ってきた。もう人目を気にする歳ではないが、それでもさっぱりした頭で正月を迎えたいというもの。季節柄、椅子に座っての床屋談義は紅白歌合戦の話題である。いまのマスターは二代目。昔は大晦日の床屋は夜遅くまで忙しく、客が茶の間で紅白を観ながら順番待ちをしていたと、彼が子どもの頃の思い出話になった。
紅白歌合戦が終わると、11時45分からゆく年くる年の番組が放映される。騒々しくも華やかな紅白の . . . 本文を読む
毎年11月下旬に柳坂曽根の櫨まつりが行われます。まつりが終わった12月の初めに訪れました。遠くに青く霞む山並みは耳納北麓です。
このような櫨並木が1キロ近く続いています。今年は紅葉が遅いですね。いつもは11月の終わりには葉が落ちて、葡萄の房のような実が目立つようになります。
少し山麓の坂を上ると、道の両側に櫨並木が続いています。
紅と黄に少し緑も混じっていて、自然の点描画 . . . 本文を読む
先日は町内会の資源ごみ回収のお手伝いでした。当日は市に委嘱された町内役員の分別指導員が世話しますが、それとは別に持ち回りで2年に1度ほど手伝いの当番が回ってきます。久留米市では18種類を分別収集しており、古紙や衣類などは別の日です。
こちらは数年前から新たに回収対象となった容器プラスチックや食品トレイなどです。これが一番量が多い。それまでは燃えるゴミとして出していたので、習慣はそう簡単に . . . 本文を読む
福岡から日田市方面に向かう国道沿いにイチョウ並木があります。15年前に廃校となった農業高校の跡地です。並木横の空き地は茶畑など学校圃場があったところです。時々この前を車で通っていたのにイチョウ並木には気がつきませんでした。
この並木道は国道に面した東門から校舎へと続く通学路でした。この奥に本校舎や農業施設がありました。いまは解体されています。
横の空き地に駐車できるのですが、車が . . . 本文を読む
道の駅からの帰り道、途中に肥前浜宿があります。長崎顔道の脇街道である多良往還の宿場町です。最盛期には十数軒の造り酒屋があったそうですが、今も酒造りをしているのは3軒です。その500mほどの通りは酒蔵通りと呼ばれています。
通りの入り口にあるのは観光酒蔵「肥前屋」。酒蔵見学ができ、団体客がよく来ます。この日も帰りに立ち寄ったら中国からの団体ツアーが入ってきました。
歩いているとお酒の香 . . . 本文を読む
先月下旬、「道の駅 鹿島」へ出かけました。前回来たのは5月初め、半年ぶりの訪問です。ここの直売所の名前は「千菜市(せんじゃいち)」。千菜とは多種の野菜の意味だそうです。自宅そばの畑で自家消費用につくっていた野菜を販売しようと、数十年前に小さなプレハブの直売所が出来ました。道の駅制度が始まった頃は、市場に出荷できない規格外の野菜を安く売って農家主婦の副収入になると言われていました。
道の駅 . . . 本文を読む
先日、久し振りに「道の駅くるめ」へ行きました。駐車場にはたくさんの車がとまっています。道の駅の登録制度が始まって30年余り。いまでは全国に1,200を超す道の駅があります。道の駅といえば農産物の直売所という印象がありますが、一番の目的は道路利用者が24時間、無料で休憩できる場所の提供です。道の駅の管轄は国土交通省なのです。昔はドライブ中の休憩場所といえばもっぱらドライブインと呼ばれる土産店を兼ね . . . 本文を読む
今月半ばの土曜日。市内の酒造会社で秋の蔵まつりがありました。この日は各所でイベントが行われていたので少し迷いましたが、多くは家族向けです。私の足は酒蔵へ向かいました。
ここは筑後地方で最古といわれる創業三百年の造り酒屋です。ここからワインと胡麻焼酎の酒造会社がそれぞれ分家していきました。
駐車場が狭いので早めに行ったら来場者が少なくて拍子抜けしました。
色々な日本酒や関連 . . . 本文を読む
今月の上旬、ある方のブログに山田ひまわり園が綺麗だと紹介されていました。久留米からは20キロの距離。そう遠くはありません。
このひまわり園は中山間地にある休耕田に作られています。毎年10月の終わりから翌月にかけてが見頃です。ただ今年は猛暑のためかやや生育不良で、倒伏しかけているものが多かったです。
それでも青空にひまわりの黄色が映えていました。
ここは棚田なので見た目に量 . . . 本文を読む