田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

2月の久留米つばき園で

2025年02月17日 | 季節の花巡り

 数日前、久留米つばき園に行きました。

 このつばき園は3ヘクタールの敷地に500品種の椿があり、国際優秀ツバキ園に認定されています。市のHPによると令和2年に再認定されたそうです。ここ数年の大がかりな剪定作業はその為だったのでしょうか。

 「錦秋」 野外に咲く花は鳥の啄みや雨風で傷んでいます。

 「錦葉赤鹿児島」

 「バターミント」 アメリカ ほんのり黄色味を帯びています。

 「紅あかり」

 「京錦」

 「獅子頭」

 「昭和侘助」

 ピンクの絨毯は山茶花の名残りです。今年は椿の開花が遅いですね。まだ少ししか咲いていませんでした。暖かくなる来月にはたくさんの花が見られると思います。

 「蜀江錦」

 「古今襴」

 「浜の曙」

 「勘次郎」は寒椿。山茶花と同じような散り方をします。

 「三河数寄屋」

 花好きの人達も期待して来たのでしょう。カメラを手にした人が目立ちました。

 つばき園の前で。耳納北麓の鄙びた風景です。つばき園には簡易トイレのほか建物は何もありません。山裾の自然に溶け込んだ椿の名所です。

 つばき園を出て少し歩くことにしました。

 

 懐かしい名前がありました。「旭屋」とは旭屋デパートのことです。昭和12年に筑後地方で初めての百貨店として開業。私が中学生の時に「久留米井筒屋」となり、十数年前に70年あまりの歴史を閉じました。「旭屋」時代は大食堂でのお子様ランチや屋上遊園地が楽しみでした。ちなみに九州朝日放送は戦後、ラジオ放送局として久留米で開局し、旭屋デパートに放送スタジオがありました。

 各地から雛まつりの便りが届いています。でも今年の花便りは遅く、桃の花どころか梅がようやく開花したというニュースが流れていました。

 

 

 

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