怒涛の試乗 Audi A4 2.0 Attraction

毎週木曜日は、怒涛の試乗シリーズ
今回のターゲットは、Audi A4 2.0 Attraction　
もっともベーシックなA4です。
昨年の東京モーターショーでも、
その発表がありましたが、ついにフルモデルチェンジ
今回はその直前モデル、末期モデルの試乗です


ダブルフレームからシングルフレームへは、
マイナーチェンジだったので大変身のNew A4が、
楽しみでもありますが、この現行A4も中々のものです。
1770mmの安心サイズで379万円
今ならさらに


インテリアも落ち着いていて、そのバランスは流石です
乗っていて運転者も同乗者もサイズやインテリアに
圧迫されることもなく安心して乗れる仕上がりです
後席も前席次第ではありますが、
170cm以上の男性が乗れば狭い、つまり、
贅沢を言えば狭い
贅沢を消せば、普通に乗れます


Ａ４にはダブルフレームの時に散々乗りましたが、
4発はやっぱりこのシングルフレームでも、
車外でアイドリングを聞いていると耳障りです
伝統のような感じでもありますが、
車内にいればそれは大きくは感じることはありません
出足も悪くはないです、さすがにスペック的にも
ベーシック車両ということで劣る部分は多いのですが、
それをジェントルな走りと思えば
出足から勢い良く！を望むならこのクルマは、
対象外となります
全てはアクセルワークのみなんですけどね


少し走らせれば、
やっぱりAudiはガッチリしているなぁ～と即感じます
当然比べている対象があるわけですが、
ドイツ車ではないクルマと比べての話です

市街地での取り回しはまったく難ナシです
左右の見切りも後方視界も

高速での合流に関しては出足のような、
その非力さをあまり感じません
この辺はシームレスなマルチトロニックの恩恵でしょう
ある速度域からの加速性能はあればあるだけイイのですが、
この程度で十分と思います。
さすがに上を乗ってしまうとですが、
知らぬが何とやらで・・・


ベーシック車両と知っているだけに、
上の存在がやっぱり気になってしまいます
ベーシック車両はあくまでもベーシック車両
価格的にも背伸びしていないところが好感が持てますが、
これを選ぶなら・・・という感じです
残念ながら今回は愉しさが持続しませんでした

内装のバランスはウッドであってもコレはこれで、
ステキな部類で
なので、なおさら惜しいですが、これはナイですね

Next Audi ・・・
怒涛の試乗 Audi A4 1.8 TFSI quattro へ、つづく