〔あったこと〕
田舎の畑では、シソの穂が風に揺られています。白やうす紫の花が下から
上へと段々に咲いて触れるとスキッとした匂いがします。このシソの穂も料理に使える
んですね。今回は、お寿司に使うためにいくつか穂を収穫しました。
お寿司といえば、祝い事によく食される料理です。我が家は、祝い事はもちろんですが
日常的によくお寿司をつくります。巻きずし、おいなりさん、にぎり寿司。よく作るの
は、ちらし寿司です。
ちらし寿司というと、にぎりのネタのような魚の切り身を酢飯の上に散らしたものを
いうようで、それからすると我が家のはバラ寿司といったほうが合っているかもしれま
せん。我々が住む岡山県では、ちらし寿司をばら寿司ともいいます。
そういえば、我が家でも「ちらし寿司」と言ったり「ばら寿司」と言ったりしています。
岡山県のちらし(ばら)寿司は、にぎりのネタのような魚の切り身を酢飯の上に散らさ
ないで、細かく切って薄く味付けしたゴボウや人参と酢レンコンを酢飯に混ぜ、その上
に酢魚・小エビや姥貝・甘めに味付けたシイタケや干瓢・穴子・緑のもの(エンドウな
ど)を置いて錦糸卵をふり、最後に紅ショウガを飾ります。
我が家のちらし寿司も岡山県のちらし(ばら)寿司とほぼ一緒です。季節のものを入れ
て季節を味わいます。具を変えると、季節や時に合わせることも可能になるので、具を
何にするか考えたりつくったりする時間も楽しんでいます。出来上がりや頂くときがまた
楽しみなんですね。
この度は、蕎麦屋のFさんに届けるお寿司です。ゴボウや人参と一緒に干瓢も酢飯に混ぜ
て、軽く湯通したシソの実を散らしました。秋のちらし寿司になったでしょうか。
〔思うこと〕季節のものが畑にあり、それを誰かとともに頂くとき幸せですね。
〔これからのこと〕畑のものをいただいて人とつながっていく暮らしはいかがでしょう
か。
シソは簡単に育てられます。庭に一度種を蒔いたら、翌年からこぼれ種で芽を出し実が
なります。
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