医療の常識を疑え 画像検査による被爆2

2010-10-29 08:36:14 | 健康 
 きわめて低線量の放射線被曝の方が、高線量被曝よりDNA損傷が長引くため、遺伝病やがんのリスクが増加 (Rothkamm K & Lobrich M Proc Natl Acad Sci USA 2003)

1回の全身CTによる放射線被曝量は、広島・長崎の爆心地から3.2キロの地点で被爆した生存者とほぼ同じで、がんによる死亡リスクが増加 (Brenner DJ & Hall EJ N Engl J Med 2007)


TMSジャパンより


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なぜ不必要・不適切なCT検査を行われるのか。原因は複合的です。まず、放射線を管理・指導するはずの放射線診断医に知識がない。・・・・

・・・・X線撮影とCTの線量比較に関する質問をしたところ、米国診断医の正解率は23%しかなかった。この点日本では、診断医の、被爆問題に関する意識は徐々に覚醒しているようで、・・・・

・・・・診断医を置かずにCT装置を置く施設が圧倒的多数です。

「文藝春秋」慶応大学講師近藤誠より



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やはり医療の現場は仁術より算術が優先するようです。

その結果、患者様に不利益があってはならないと思うのですが・・(-_-;)


拳骨