日本拳法道連盟 拳聖会 宮川道場

静岡県浜松市内にて毎週火曜、金曜、土曜日 
に活動中
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組手演武

2010年03月11日 | 稽古
先月から続けている稽古を紹介します。


毎年、道場では秋口になると演武を披露する場が多くあります。
本番に向けての練習が始まると、道場は活気を見せます

基本技から派手な試し割りが杉板やバットを使用して繰り広げるなど、色々な演目がありますが・・
最も難しいと思うのが“組み手演武”です。
観客の前で、美しく攻防を繰り広げる為には、(組手)相手との呼吸の難しさ以上に、個人の技量が必要とされます。


そこで、最後の居残り時間でペアをつくり、短時間(15分程)で2~3手ほどの約束組み手を創作します。
最後は順番に皆の前で披露します。(ここで見せ合うのが大切)
意外と楽しく、そして続けているうちに欲が出てきます。
『次回はこんな技を試してみよう・・』とか。
決まった型を覚えるのではなく、毎回違った相手と組み手を作り上げていく、そこがこの稽古の良いところだと思います。

最近では、(スポンジ材の)棒や剣を使用して組手に挑戦するペアもあります。
特に少年部の発想は、自由で面白い
なかなか大人では考え付かない流れを組んでくれます。
頭の固い大人達も反省です

こういった稽古の積み重ねが技術向上に繋がる事を望みます。
押忍