サックス奏者 中村健佐のブログです

サックス奏者 中村健佐のブログです。日々の活動やその他、徒然なるままに書いていこうと思います。

アル・ジャロウライブinビルボード

2012年03月07日 02時05分06秒 | Weblog
今日は大大大好きなアル・ジャロウ、もの凄く久しぶり(・・・ん?30年ぶりか?)に生のステージが見れる!と、ビルボードに行ってまいりました。
この2ヶ月ぐらい、「どうしても行かねば!」という人ばかりが続けて来日したりするので、ブルーノート、ビルボード、コットンクラブと数回は行きまして、厳しい中にも更に厳しく、もうほんとぴーぴーです^^;)この異常事態も本日でファイナルです(;_;

とにかく大昔から私はボズ・スキャッグス、ジョージ・ベンソン、ボビー・コールドウェル、そしてアル・ジャロウばかり聴いてました。あと、ピーボ・ブライソンとかジョニー・ギルとか。桑田佳祐さん、デビッド・サンボーンもですが^^;)(サン様はサックス始めてから知ったから30代。この中では浅いのですね。)

客席は40代?50代?ぐらいの中○世代の男女がほとんど、見渡すかぎり。毎度私は一人でさっくりと行くのですが、今日のライブは私みたいのが全然いなかったなぁ。。。リーズナブル席でしたから、右上のはるか上空の席。飲み物とサンドが付くけど「車だからウーロン」って頼んで・・・なんか寂しい?



ジョージデューク率いるトリオとの共演でそれはそれはすっばらしいステージでした!70も過ぎ、しかしまったく健在な歌声。アル・ジャロウと言えば「人間楽器」とも呼ばれるスキャットがお家芸。あちこちつかまって立ってる、足取りは少~しだけ不安でしたがもう最高のパフォーマンスでしたよ!

近年のアルバムからが多いのかな?と思いきや、80年代メガヒットしたグラミーアルバム「Breakin' Away」あたりからも続々と。いきなり「これはもしや、まさか?」と、私好きで好きでたまらない、一番!ナンバーワン!の「Teach me tonight」。。。嗚呼、これが生でまた聴けるなんて!(;_;

なんて言うんでしょうね、20歳過ぎぐらいの、ベタに言えば青春まっ只中の、綺麗な?楽しかった思い出やらやらあれこれ、走馬灯のごとく・・・目の前でまだ本人が熱唱してくれる。「あ、、もしかしてこ~れが幸せって感じなのかも?」と、涙もの。というか笑いながらボロボロ涙してました。終始、顔は笑っているくせに涙流している、変だな?と、自分で不思議に思うほど。。。なんだか、おじさん一人で恥ずかしい状態^^;)

あまり嬉しかったので、動画見つけました。
これは30年近く前の映像でしょう、おそらく新宿厚生年金会館です、今は無き。実はこの時行ってたんですよね、中村青年は。これ以来なのかもしれない、生のライブは。

AL JARREAU 'TEACH ME TONIGHT' sinti

細かいことはほっておきたいですが、いやしかし、最後のスキャット、遠路はるばる帰ってきたらビターっとバックの音程と合うエンディング・・・神ですね^^;)

ジョージ・デュークトリオも素晴しかった。マイク・マンソンというベーシストが圧巻。普通のエレキベースが「まるでウクレレかい?」と言わんばかりの巨漢なのですが、でかい手と指で本当にウクレレの絃のように硬い硬いベースの絃をはじかせる・・・そのパワー感たるや^^;)そして速くてトリッキーで、いや良かった、というか凄かった。

ここ2ヶ月ほどの怒涛の?手痛い?ブルノ、ビルボ、コットンラッシュの最後がアル・ジャロウで良かった、文句なく最高に楽しめました!
コメント (2)
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