しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

四月バカ、ならぬ親バカ

2014-04-01 16:28:00 | サケの稚魚を育てる日記

四月になっちゃいましたね~。
消費税も上がって、大騒ぎでしたね~。


さて今日は、サケの子育ての集大成を披露しようと決意しました。

ビデオクリップに使用した音楽が、著作権を侵害するため、アップを断念していましたが、
可愛い子供たちを小さなパソコンに収めたままでは、もったいないような気がしてきて、
著作権フリーの楽曲を探しました。

サケの稚魚が可愛いと連発して、私は相当な親バカです。


一度完成した作品の音楽を変更するのは、雰囲気だけじゃなくて、時間配分も変わるので、とても難しかったのですが、
まあ、なんとか、出来上がりました。

映像は、初めにつくったものとほぼ同じなのですが、
音楽が変わると、全く違ったものに見えてくるから不思議です。


もしも、ご覧になりたいという殊勝な方がいらっしゃったら、どうぞ、見てやってください。

だだし、11分を超えるという迷惑な長さなので、時間のある暇~な時にしてね!


タイトル:サケが運ぶ、命のメッセージ


では、どうぞ・・・



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春・稚魚も旅立ち・・・

2014-03-31 20:13:11 | サケの稚魚を育てる日記

早いもので・・・。明日は、もう4月です。

「旭川サケを守る会」の稚魚の放流式が、去る3月30日(日)に執り行われました。
私の子供たちは、一週間前に旅立ちましたが、放流式に何とか参加することが出来ました。

たくさんの子供たちや親御さんが集まって、まずアイヌの儀式で始まります。



儀式の内容には、様々な意味合いがあるのでしょうが、子供たちを優先して、
後ろの方に居たので、細かい説明は聞こえませんでした。



祭壇らしき場所に刺さっていた木の棒は、シマフクロウをイメージして飾られた守り神なのだそうです。

稚魚の放流の前に、その棒を川に流して、稚魚たちの旅立ちを見守ってもらうのだどか。





学校や幼稚園、各家庭で育てられた稚魚たちが、一度集められてから、皆に配布されて浅瀬の川に流します。
それは、ツインハープ橋の下で行われた放流と同じです。




何千匹と集まった稚魚ですが、大勢で流すとあっという間でした。

「また、会おうね~。」という、子供たちの声が、河原に響いていました。




さて、私はというと、ここニか月ほど肩の凝る作業をしています。

稚魚の写真はたくさん撮りましたが、水の中で光の加減が難しく、育ってくると泳ぎ回るので、良い画像はほとんどありません。
せっかくだからと、カメラの動画機能を使って、動画も撮ったのですが、これも、ピントも水平も画質もめちゃくちゃで、見ずらい。

それでも、子供たちとの思い出を形にしたくて、ビデオクリップの作成に挑戦しました。
半分は、静止画を使ったものですが、音楽を付けたりしちゃって、頑張ってみました。


さて、作ったものをどうするか?

ふふふ、自分と家族で楽しむのです。

何故かと言うと、ビデオクリップに音楽アーティストの曲を使用しているので、公開できないから。

10分を超える「長大作」になってしまったので、音楽なしで見るのは辛い作品です。


ははは・・・、他人に見せられなくても、私は大満足!


母に見せたら、喜んでくれた♪

すみません・・・、自己満足の報告で・・・。










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旅立ちを見送る。

2014-03-25 12:46:55 | サケの稚魚を育てる日記




サケの稚魚を放流する時が近づくと、少し不安になって来ました。サケを守る会の放流式は3月30日(日)。 父の容体がどんどん悪くなり、もしかしたら、葬儀と重なるかもしれない。放流式に参加出来なかったら、私一人で川に行って、私の子供たちは、寂しく旅立つことになるのかな?と、とても心配になりました。3月9日のサケゼミナールでそのことを相談すると、3月23日にも、ツインハープ橋の下で放流会があるとのこと。都合のいい方に、他の稚魚と一緒に流してあげては?と、助言してくれました。

主催は、私も入会している「忠別川の自然を親しむ会」。会員なのに、知らなかった! ははは。 23日は、父の初七日。お坊さんには読経を午後にしていもらい、私は子供たちをビニール袋に移し替え、少し雪を入れたバケツで運んで、橋の下に行きました。

ツインハープ橋の下、浅瀬の河原から続く中洲に放流場所が準備され、子供たちや保護者、テレビや新聞の取材クルーも来ていました。


  



用意された稚魚は、約2000匹プラス私の50匹。私の子供たちも、一度、酸素を入れた水槽に入り、新しい仲間たちとご対面。その後、小さなプラスティックの容器に移し替えて、少しずつ川に流すのです。




約3か月の子育て。流れて行く川を見つめて、感慨にふけりました。 命が旅立っていく。きっと元気に戻ってきて欲しい。そのためにも、川をきれいにして、待っていなくては!稚魚たちは、この後、すぐ近くの下流の溜りで過ごし、仲間が集まるのを待つのだそうです。その間に、この川の匂いをお憶える。 そうして、大群となって、一斉に川を下るのです。外敵に襲われ、危険な場所を通り、命を落とすリスクが数々あるので、集団で切り抜けることで、生き残る確率を高めるのです。それでも、この川に戻ってこられるのは、本当に極一部。





でも、私の子供たちはきっと帰って来る。3年後の秋。ツインハープ橋の下で、私がレンズを向けたら顔を出して、「ただいまー!」って挨拶するの!

きっと、写真に撮るからね! 大きくなって、戻っておいで! 石狩鍋には、しないから! (爆)




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いよいよ、放流の準備。

2014-03-10 09:58:14 | サケの稚魚を育てる日記



3月9日(日)、第三回サケゼミナールに出席して来ました。
サケの生態に関するビデオ鑑賞をして、生育状況の報告会。
ベテランの方に、育てる際の工夫や、今まで体験した苦労話も聞きました。

私の稚魚は順調に成長し、大きなものは4cmを超え太り気味の子も居ます。

個体差が結構あって、まだ3cmくらいの小さな子も居ますが、
元気に泳いでいうるので、成長に支障があるわけではないようです。

チョロチョロと泳ぎ回り、水槽が狭そうです。

元気が良すぎて、水槽から飛び出して、死んじゃうという事故もあるから、
蓋をして注意するよう助言もありました。




飛び出すんだって!
でも、本当にそんな勢いで、泳ぐことがあります。


さて、稚魚の放流は3月30日(日)です。
場所は、神楽岡公園内の忠別川の河原です。
その日は、アイヌの儀式も行われ、祈りを込めて旅立ちを見守ります。

サケゼミナールで聞いたところによると・・・。
サケのメスは、およそ3000個の卵を産んで、川に戻ってくるのは、そのうち2~3匹だそうです。
夫婦に2~3人の子供なら、人間で言えば、理想的ですね。

3/3000と言う確率の中には、卵が孵らなかったり、仔魚のうちに死ぬ子も入っているので、
放流した稚魚が戻る確率は、もう少し高いでしょう。

それでも、稚魚たちにとって、過酷な旅であることには変わりありません。

どうか、一匹でも多く、戻ってきますように・・・。

僅か50匹の私の子供たち。

確率から言えば、一匹戻って来ることも、奇跡に近い。

それでも、旅の途中で脱落していく兄妹達の魂を引き継いで、
サケはあんなに大きくなるのだと信じています。

だから、みんな、戻って来る。

卵のままで消えた子も、稚魚になれずに石の下に沈んだ子も、
川で鳥にくわえられ、海で大きな魚のエサになり、戻る途中で漁船に捕獲されても、
すべての魂が、戻ったサケの卵に入っていて、また川底で命を育むのです。


3年後かな?
4年後かな?

戻って来る時が、楽しみです。

今、毎日水槽を覗き込んで、私の顔を憶えてもらっているところ。
忘れないでね、また、会おうね!





明日は、忘れてはいけないことを、もう一度、記憶に呼び起こす作業の日。

ブログ更新は致しません。

遠くから見ていただけの私には、励ましになるような言葉をかける能力は、何もありません。


けれど、
忘れてはいけないことがたくさんある。
考えなくてはいけないことが、たくさんある。

そのことは、理解しているつもりです。

この国には、もっと、もっと、深い思慮が必要です。



どうか、どうか、一歩でも前に進めていますように・・・。





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完全なる稚魚

2014-02-23 21:43:45 | サケの稚魚を育てる日記

サケの稚魚は、元気です。


皆さん、お元気でしょうか?
しっぽな地方は、少し雪が解け始め、道路脇の雪が黒く汚れて、雪融け水で車もドロドロに汚れています。今年は、本州が大変な大雪となり、被害は拡大していますね。今でも、雪に遮られ、外出もままならない所もあるようで、本当に、気の毒でなりません。雪は、雪国で引き受けますから、神様、あまりいたずらをなさらないでください!・・・と言いたいですね。

サケの稚魚たちは、餌を食べ始めました。
もう、赤い袋は無くなって、お腹がすくようになりました。



もう完全に、お魚ちゃん。
それでも、下から覗くと、お腹に赤い筋が見えて、赤い袋の名残りを残している子もいます。


大きさが、結構まちまちで、大きな子は、すでにサケっぽい模様がついている子もいます。




エサをやるようになると、水が汚れやすくなります。うんちもするので、水を頻繁に交換しなければ、すぐに水槽の中が汚れるので、思った以上に忙しいわ!それでも、サケの観察を始めると、時間の経つのも忘れて見てしまうほど、楽しいのですよ。だって、とっても、可愛いんだもの!




時々、ジッとこちらを見ている子もいて、見つめ合っている気分になこともあります。私の顔を憶えてくれるかな?(爆)


そうそう、今日、白鳥を見に行きました。

たしか、昨年も写真を載せたと思いますが・・・。

永山新川と言う川が、白鳥の飛来場所として有名なのですが、飛来のピークは3月下旬。今日様子を見に行ったら、10羽ほど居ました。




白鳥hの写真は、整理してから、また、ご紹介します。

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