お気づきでしょうか?
第3回目の更新となる夏の旅。
まだ、一日が終わりません。 (*_*)
京極町と言うところで、夜空の期待を裏切られ、落胆して洞爺湖に向かいました。
キャンプ場のある北側の湖畔は、洞爺湖温泉街の対岸に位置します。
星は見えていましたが、外灯が煌々照り、これでは、長時間露出の撮影が無理に思えました。
それでも、試しに写してみようと思い、三脚を準備。
外灯を反射して、桟橋が光ってしまうけれど、一応天の川も薄く写っています。
南にレンズを向けているので、天の川が立ち上っています。
でも、外灯の灯りが気になって、ここでは綺麗に撮れないと判断。
上の写真。
本当は、もう少しアングルを上に向けて、撮り直しをして、
感度も変えてみたら良かったのに、直ぐに諦めてしまいました。
持ち帰った画像をパソコンで見て、もう少しなんとかなったかもしれないと後悔しました。
南に向かってカメラを構えるとと、温泉街の明るい光が入ります。
北側にレンズを向ければ、もっと暗くて、北極星が撮れるかもしれません。
そう考えて、北の空が開ける場所を探そうと、夜のドライブを開始。
何処が良いかと悩みながら運転していると、ここにも霧が流れて来ました。
ああ、だめか。
いい加減、諦めました。
温泉街の近くの駐車場はトイレがあるので、
そこで車中泊をすることにしました。
この日は、500キロ以上運転しています。
疲れ切っていたのですが、少し興奮気味なのか、なかなか寝付けませんでした。
翌日、目覚めは早朝4時。
静けさに包まれた霧の湖は、写したことの無い風景です。
曇り空に濃い霧。
暗い光で、冴えない画像になるのだろうと、期待せず、シャッターを切っていました。
それでも、寂しげな雰囲気が出て、私的には気に入った写真です。
コントラストのはっきりとした明るい写真もいいけれど、
ぼんやりとまどろむような画像の方が、私は好きなのかもしれません。
この日の期待は、海の風景です。
伊達市とを経由して、室蘭に向かいましたが、濃~い霧が風景を隠します。
お昼頃になれば、霧が晴れるかもしれないと楽観しても、霧はどんどん濃くなるばかりで、雨まで降って来ました。
波の音が聞こえるほど近づいても、海は全く見えません。
諦めて、山へと向かい、登別温泉に着くと、ピーカンに晴れています。
振り返れば、山の向こう、南側の空は、霧で真っ白です。
山を挟んで、海側と内陸で、お天気は全然違うようです。
日帰りの温泉施設で汗を流して、お湯に浸かりながら考えました。
「今回、海の風景は諦めよう。今日の夕日と夜景は、洞爺湖!」
明るいうちに撮影場所を探しておいて、夕景と星景を洞爺湖で狙うと決めました。
とにかく、夜の撮影場所を見つけておかなければ、暗くなってから探すのは無理があります。
山間の風景を楽しみながら、逆戻りのドライブです。
伊達市大滝区と言うところに「三階の滝」があります。
アングルが上手く取れず、迫力が伝わりませんね。すみません。
一段目は、奥の小さい滝です。
日差しが強くて、日焼けしそうでした。
洞爺湖に着くと、少し靄っていますが、まあまあのお天気。
夕日と星空に期待が持てます。
湖からの水蒸気を避けるため、少し高台で星を狙える場所は無いかと、再びドライブ。
湖畔の丘に「レークヒル・ファーム」という、アイスクリームと軽食を出すレストランがあります。
牧場が経営しているようで、アスパラ味のアイスがとっても美味しかったよ!
そして、そこに、ヤギが繋がれていて・・・。
この後、良さそうな展望台を見つけて、夜の撮影場所は決まりました。
そして、夕日撮影の場所を探しに走り回るのですが、
西に沈む夕日を見るためには、東の湖畔に立つ必要があります。
ですが、東側は、木々が生い茂る場所が多く、湖を見渡せる開けた場所は、アングルがイマイチ。
悩んだ結果、中途半端な南側から撮ることになりました。
夕日を撮影していると、いや~な予感が・・・。
ご覧の通り、霧が立ちこめています。
南の山を、海からの霧が乗り越えてくるのが見えました。
何ということ!
この後、霧はどんどん広がって、星景を諦めることになるのです。
くそっ!
キャンプ場の駐車場で、車中泊。
ふて寝して、朝まで熟睡しましたとさ!
あれ~、まだ、帰れない!