しっぽなのうつうつ

お写真、勉強中♪

サケの子育て2週間目!

2014-01-04 19:22:38 | サケの稚魚を育てる日記


サケの受精卵を預かって今日で2週間目となりました。昨日からふ化が始まり、次々と仔魚が誕生しています。気になってしょうがないので、ついついライトを当てて覗いてしまい、子供たちは眩しい思いをしている事でしょう。

ごめんね。でも、写真に撮りたいの!

昨日の写真はヒドイものでしたので、今日は、もう少しまともな写真で、皆さんにもサケのふ化を楽しん頂きたいと思います。


目玉が黒く大きくなり始めた卵ちゃん。



この後、目玉の黒が濃く大きくなって来ます。そして、少しだけ突き出た感じになります。卵の表面は少し白っぽいのですが、ふ化が近づくと、赤が濃くなってツヤツヤしてきます。そのうち、しっぽがチョロっと出て来て、ゆらゆら振ったりして、ある時突然、ピュッと殻から飛び出し、ふ化完了となるのです。
一瞬の出来事で、すぐに石の下に隠れてしまいました。



生まれると、こんな感じ!仔魚(しぎょ)です!




おメメ、クリクリ!
産まれそうな卵を突いたりして、いたずら小僧です。


元気に動き回ったり、石の下で動かなかったり、水槽の底で横たわり「死んでるの?」と心配させたり、相変わらず里親をやきもきさせる子供たちなのです。


抜け殻は白い。



卵は、まだ半分以上残っています。
明日にかけても、出産は続きます。どうか全員無事に孵って欲しいです!

本当に50匹、居るのかなぁ?



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サケの卵、13日目のふ化!

2014-01-03 20:04:36 | サケの稚魚を育てる日記

2日、初詣に行ってきました。上川神社の境内です。


新年明けて、毎日のように雪かきです。初詣に行った時も、家を出る時は青空が見えていたけど、そのうち吹雪きだして、少ししたらまた晴れて、を繰り返していました。
今日も午前中は、車庫の雪下ろしをしたのです。梯子を使って上に登り、膝上まで積った雪を下ろしました。そのままにしておくと、重さで車庫が歪んで、シャッターの動きが悪くなる可能性があるのです。以前一度、オートシャッターが利かなくなった事がありました。そうなる前にと、頑張ったのですが、梯子の登り降りが怖かった!

さて、今日は、一大事!
ふふふ、サケの卵が一個ふ化しました!


みんな元気かな?


お昼頃、目玉が濃く見える奴が居るな・・・と思っていたのですが、午後4時半頃みると、少し目が飛び出ているように見えたのです。


すごーく、ピンボケですが、目玉が分かりますか?

夕食を食べて、もう一度見てみると、あれれ・・・、泳いでる!!!



これもピンボケですが、袋を付けた小さな魚の背中がみえるのですが・・・。



ライトを当てると可哀想だし、ピントは合わせずらいし、写真記録は難しいですが、もう少し工夫して、なんとか可愛い姿をお見せしたいなぁ。

お腹に袋を付けた状態を「仔魚(しぎょ)」といいます。この段階では、自分でご飯を食べられないので、袋の栄養で生きていきます。袋がしぼんで無くなると、口からエサを食べるようになり「稚魚(ちぎょ)」となるのですよ。知ってた?

稚魚になるのは、一か月位後。サケの会がエサを用意してくれるので、その頃、「サケゼミナール」があり、稚魚の育て方を教えてもらい、エサももらいます。

今夜から明日にかけて、出産ラッシュになる事でしょう!

あ~ん、徹夜しようかな?

ふふふ、みんな元気に生まれるかなぁ?

楽しみ~♪


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サケの観察、今日は6日目!

2013-12-27 16:52:19 | サケの稚魚を育てる日記

これ、住宅街なんですけど・・・。
45度ほど顔を左右に振ると、住宅が視界に入ります。



世話がやけるサケの卵達。

昨日の観察で・・・。
前回、水槽の壁に寄って来ていた卵はどうなったかと覗いたら、あれ?居ない!
一生懸命探したら、一個は近くの石の下に居ましたが、もう一個は何処へ移動したのか、分からないの。
これって、やっぱり、自分で動いたのでしょうか?
ははは、なんだか楽しい!

前回のがこれで、


昨日見たらこうなって、


絶対、自分で動いてるよね?
ふふふ、上手に隠れたわね!

もう少し観察していると、一個、孤立している奴が居た!
せっかく石を置いているのに、どうしてそっちに行っちゃうの?
でも、丁度観察しやすいから、写真に撮ってみました。



黒いポッチは、目玉でしょうか?
ん?おや?何やら、血管のようなものが・・・?

拡大して見ましょう!


おおっ!
これは、まぎれもなく、中で何かが育っているぞ!
分かるかなぁ?

ははは、もう、自分1人で大騒ぎよ~!

で、今日。
水槽の水を交換しました。
その時・・・。新しい水を入れる時・・・。

そーっと入れていたのですが、手が滑ってちょっと勢いよく入れてしまって。
そうしたら、卵ちゃん達がふわふわと散らばってしまって、石の陰から飛び出しちゃった!
慌てたよー!
水抜きに使っていたホースで、そーっと石の近くに寄せてあげたけど、ショック死してたらどうしよう!

あまり刺激を与え過ぎてはいけないと思い、散らばった様子は写真には撮らず、その後も、静かに見守っています。

あ~ん!
みんな、ごめんね!
次は静かにするからね!

元気に育ってよー!

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サケの卵、二日目の観察!

2013-12-24 17:16:29 | サケの稚魚を育てる日記

今日はとっても冷え込みました。
霧が出たので、樹氷も綺麗に見られました。
そういえば、クリスマスだな・・・。私には、全然関係ないけど・・・。
ははは、なんか寂しい事を言ってしまった(爆)



信者ではない宗教の教祖の誕生日。
そんな事よりも(キリスト教徒の方、ごめんなさい!)、私はサケの稚魚の誕生が気がかりなの!

我が家の卵床にイクラちゃん達がやって来て、二日が経過。
順調なのか、どうなのか?それが分からないから、不安でしょうがない!

本来なら、川底の石の下で静かにふ化の準備をしているはずの卵達。我が家に来たばっかりに、もしかしたら、過酷な状況に耐える事になるのかもしれないと思うと、気の毒です。

まず、絶対条件の水温を保つこと!これが、なかなか大変なの!
水槽を寒い玄関などに置き、冷えすぎたらヒーターで温める、というのが本来のやり方なのですが、
実は、我が家はセントラルヒーティングで、寒い場所がない!
玄関も、常に16℃以上、居間の空気が流れ込むと、20度近くになります。
そんな温度では、卵達は死んでしまうのよ。
暖めるためのヒーターは、比較的安価に売っていて、熱帯魚を飼っている方達が使っていますが、
クーラー機能のあるサーモスタットは、万単位のお金がかかるのです。
そんなにお金はかけられないので(水槽の準備だけでも、6千円くらい使っちゃった!)、手間をかける事にしました。

ペットボトルに水を入れて凍らせて、これを何本も作って水槽に入れて、解けたら交換して、水温を8℃前後に保つのです。1日に何回も温度を確認して、8.5℃以上になったら、氷ボトルを追加して・・・。
約60リットル程入る水そうに、ペットボトルを2~3本入れて丁度いい感じに温度が保たれています。
ボトルの交換は、1日に3回くらいかな?



ちょっと、密集してる?

今朝、しばらく覗いていたら、1個の卵がほんの少しだけ動いているように見えました!
もしかして、中で赤ちゃんが動き始めているの?
でも、よく分からない。水の動きで揺れているだけなのか?目の錯覚なのか?
動いているように見えるのは1個だけだから、他の卵は死んでるの?とまたまた、心配になります。



どうにか写真に撮れないものか?と可哀想だけど少しだけライトを当てさせてもらって、撮ってみました。
水やガラスを通してなので、ピント合わせが上手くいかないけど、画像ソフトで加工したら、少しは見やすくなったと思うのですが・・・。
どうでしょう?

観察し易いように、石を避けておいたら、ガラスの壁側に寄って来てしまった!
これって、自分で動いたの?ただ、流れて来たの?



もう!
本当に、分かりずらい!





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鮭の卵を育てよう!

2013-12-23 19:10:11 | サケの稚魚を育てる日記

星空なんぞ、撮りに行ってたもので・・・。



お~!すっかり忘れていた!
鮭の稚魚を育てるブログ(爆)

12月22日(日)。「大雪と石狩の自然を守る会」事務所で、サケの受精卵を受け取りました。

事務所は、嵐山の麓の住宅街にありました。旭川にも「嵐山」があるのですよ。
古い家を借りうけているのか?本当に普通の住宅でした。


結構古くて、玄関が寒かった!

タッパに水を浸したガーゼを入れて持って行き、卵50個を受け取りました。


数えた訳じゃないけど「50個くらい、あります。」と言われた(爆)


さて、私の子供たちの情報です。

サケの卵は、積算温度480度程度でふ化します。
積算温度とは、平均水温×日数のこと。
受精後、水温が6℃なら80日でふ化するという事です。

採卵河川:千歳川
採卵月日:2013年10月26日

12月22日、受け取り時点の積算温度は、364℃と教えてもらいました。

そこで、ふ化の時期は、あと
水温が10℃の場合・・・11日前後
水温が8℃の場合・・・14日前後
水温が6℃の場合・・・19日前後  が目安となります。

水温は5℃~10℃に保ちます。
3℃以下だと低温障害、13℃以上だと高温障害となり、病弱な稚魚になってしまいます。
最悪死んでしまいます。

出来れば、8℃前後に保ち、元気はつらつの子供に育って欲しいのです!

1月の4日、5日頃、我が家は出産ラッシュが始まる予定!(爆)

こんなことを言っていますが、実は今とっても心配。

イクラの粒が水槽に沈んでしますが、本当に生きているのか?
声をかけても答えてくれないし、動く訳じゃないので、不安です。



水槽は、低音を保つため、断熱材でぐるぐる巻きにして、日光を避けるために覆いをしています。
紫外線にも弱いのよ。

本当に手のかかる子供たちです!

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