しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

撮影場所の確認!

2015-11-17 17:49:32 | つぶやき


前の記事に載せた樹氷の風景。

折角の風景だったのに、時間が気になるし、自分の居る場所が分からないし、ちょっとドキドキしていた。
他の車が来たら自分の車を脇に寄せなくてはならないから、落ち着かないし・・・。

平地ではまだ雪が積もっていないから、スコップも、嵌った時に脱出するための毛布も積んでいない。
山の中で見動き出来なくなることを想像すると、とても恐かった!

その上、折角持って行った新しい三脚は、レンチで閉めなくてはいけないネジが緩んでいて使い物にならない!
レンチなんて、積んでないし!!
雲台のてっぺんに付いている、カメラ本体をのせる部分がぐらぐらするんだよ!

素敵な風景を綺麗に撮れない言い訳は、これくらいにして・・・

次のチャンスが来る事を信じて、もう一度場所は確認しておきたい!


次の日、夕方の仕事が空いたので、洗濯をしてから思い切って出かけることにした。
母に用事を頼まれて片付けていると、どんどん時間が過ぎて行き、日没の時間が迫って来る!

用事を済ませて美瑛に向かったけれど、途中で山が真っ赤に燃えて、目的の場所に登るのは間に合わなかった。
本当に、今は日が落ちるのが速いんですよね!
焦っていたから、近道かな?と思って入り込んだ道は、結局目的の場所には通じていなくて、遠回りをすることになってしまったし・・・。



トホホなことをやっている!
しばらくぼーっと、日没の風景を眺めてから、帰ろうとした時・・・ふと、あの場所から星はどう?などと思い付いてしまった!


外灯も何も無い真っ暗な山道をどんどん登って行くと、雪は解けていて、少し凍っている場所があるくらい・・・。
周りの景色は見えないけれど、きっと木々の氷や雪はとけているでしょう。
スリップに気を付けながら、前日の朝、撮影したと思われる場所に立ってみた!

くらっ!
そして、星が綺麗!!!

でも、景色がどうなっているのか、全く分からない。
星景!になりそうな場所を求めて、前日よりもっと先に進んで行くとどんどん下って、どうやら山の反対側に下りている。

遠く外灯も見えて来て、ちょっとホッとした。

道路の両側に柵があり、ゲートの様なものもあって開いている。
その前に車を停めて、綺麗な星空にレンズを向けた。


山が映っているけど、暗いな・・・
もっと露出したら、星が流れてしまうかな?
ISO1600は、やっぱり粗いな・・・

反対側も撮ってみた・・・低い位置に北斗七星が見えるけど・・・


あの光は、旭川の街だろうか?
それとも美瑛?

焦点距離を変えて、もう少し絞りを開いた方がいいか?
次の機会には、レンズを替えて摂ってみよう!

ぶつぶつ言いながら、今日はロケハン!と言い聞かせて帰宅の途につきました。
山に戻らず、そのまま先に進むと、見たことのある看板が・・・

あ~!ここ!美瑛から白銀温泉に行く道路!
青い池の近くだ!!!

何度も通ったことのある道路を、ま~っすぐ走って国道に出て、旭川に戻りました。

ははは・・・あそこだったのか・・・場所は把握出来ました!



そして、3日後の夕方。
星を撮った場所が気になって、もう一度美瑛へ出発!
今度は美瑛・白銀線から山に入り、置杵牛地区へ向かいます。
地名も分かったよ~・・・おききねうし・・・変わった地名だね!

それにしても、私・・・こんなに何度も同じ場所に行こうとして、何やってんだ?
そう思うとおかしくて、車の中で、一人で笑ってた!
対向車の人が気づいたら、変なおばさんが運転する危険な車!と思われたかも・・・。

山に登り始める前、看板には冬期間通行止め12月1日より、って書いてあった!
11月中なら大丈夫?
もう一度、来られるかな?と期待した!

前日星を撮った場所も確認・・・こんなところだったんだ・・・と思っていると、視界に何か動くものが・・・


あら、キツネ!!!





こちらが動かなければ、意外と近づいてきたりする。
それでも、カメラの望遠レンズは、あの子にとって危険のサイン。

カメラを下すと、あの子もその場にうずくまった。

邪魔しちゃ悪い。
私も先を急ぐから・・・

バイバイ、と手を振って、恋しいあの子とお別れしました。

樹氷を眺めたあの場所へ、今度は反対側から登ります。

木々の雪も氷も解けていて、冬枯れの景色が広がっていました。




日没が正面に見えるため、夕方は谷あいが日陰になってしまうということも分かりました。



お天気と季節を考えて、またここに来たいけど・・・
真冬に来られないのが、本当に残念!
まさか、スノーシューで登れないよね?

無理、無理!

バカなことを言ってから空を見上げたら・・・




薄い雲に少しぼやけた細いお月様が、笑っていた。



コメント (3)
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