魚眼レンズを手にして、星空を見過ごすことは出来ない。
夜勤明けで きしむ体。思考は朦朧。それでも、だ!
新しいカメラで、星を撮ったら・・・きっとこの子は、高感度でもきれいな表情を見せてくれるに違いない!層雲峡の氷のライトアップを描写しくれた時も、そんな予感はあったのだ。カメラマンの腕が良ければ、氷瀑はもっと美しく表現できただろう。
星はどうだろう?
期待は膨らむけれど、撮影場所が思いつかない。暗闇を求めて、旭山を通り過ぎて21世紀の森に向かって車を進めていると、除雪車が入った空き地に車を停められた。川のほとりだ。
アングルはどうしていいか、分からない。 でも、星がきれいに映っていることは、小さな液晶画面を見ただけでも分かる。
それに、F2.8の明るさよ!層雲峡でも、この明るさのお陰でシャッタースピードが短く、手振れが少しは抑えられたんだよね~。
思いついて、キトウシ山にも行ってみた。故郷の夜景、明るい街の上にも星空が広がっていることが実感できた。
ISO3200でも、画像にザラツキは見られない。全然ちがう・・・、今までの感覚とは、・・・明らかに表現が別格だ!
今までISO3200は、画面が荒れてしまうので極力使わないようにしていた。
でも、これからは違う。
〈新栄の丘〉もう少し開いても大丈夫かな?でも、とにかくアングルだ!もっとちゃんと考えなくちゃ!
もっと暗闇を求めて、色々走り回っているうちに、体に限界を感じて来た。
いい加減帰ろうかと思ったけれど、冷え込んだ朝の美瑛の風景の美しさを思うと、勿体ない気がする。今家に帰って寝てしまえば、早朝に起きだす気力は残っていないだろう。けれど、このまま寝ずにいたら、運転中に意識が落ちてしまうかもしれない。
この寒さで車中泊、できるだろうか?
とりあえず美瑛駅の近くにある 道の駅に向かった。
星が綺麗に映るので、少し興奮気味だったけれど、気づけば寒さが身に染みていた。手が凍え、重ね着しているはずの体も冷え切って、なんだか気持ち悪くなってきた。寒さで気持ち悪くなるのは初めてだ。さすがに無理をしすぎかな?と車の中で震えながら考えた。
寒さだけじゃない。眠気が恐ろしいほどに迫っているのに、脳が興奮して、それを抑えているだけなのだ。
駐車場に車を停めたはいいけれど、キャンピングカーが1台停まっていて、どうやら中で人が寝ている気配。エンジンをかけたままでは迷惑だろうし、ガソリンが切れても困るので、積んで置いたベンチコートと毛布に包まり、エンジンを止めて仮眠を取った。
初めは寝られなかったけれど、そのうち落ちた。2時間ほど寝ただろうか?
案の定、寒さで目が覚めて、時間は早朝2時半。食欲は無かったが、コンビニでコーヒーとパンを買い、無理やり口に入れた。
まだ暗い。星はまだ撮れる。
暗闇を求めて、白金温泉の冬季間通行止めの端まで行ってみた。
そこにも街灯はあったけれど、それがいい感じに木を照らしてくれて・・・電線が邪魔だな。
もっと他に、星景を撮れる場所はないか?
日の出はどこで見る?
考えながら運転し、良さそうなところを探っては、入り込む。
三日月が昇ってきて、星の時間はそろそろ終了。
美瑛川に、川霧が立ってきた。
なんという幸運。
この天気と仕事のタイミングが合うのは、運以外の何物でもないのだ。
夜勤明けだって、なんだって、この冷え込みの時に、ここに立てる幸運は、宝くじの当選より、私にとっては貴重なものだ!
(いやいや・・・、宝くじ当たって仕事辞めたら、いつでも来れるから!!!笑)
魚眼レンズの広角もいいけれど、白い月は、やはり気になります。
レンズを望遠に変えてみました。
うわー・・・、いつも手振れで悩むおばさんの手持ちですよ!
オートフォーカスに手振れISがバシッと決まり、月のクレーターも分かる!
さすが、キャノン純正の最新レンズでございます!!!
もうすぐ日の出。
眩しい朝。
霧氷作成中。
寒さが伝わりますか?
でも・・・、やはりレンズが汚れてしまった。水滴だな・・・。
こうして、練習撮影の旅を終え、帰路に着こうとしたのですが・・・。
ここまでくると、最後に一つ、やり残した感があってですね。
つい、見本林に行ってしまうのですよ!
はい!エゾリスを探せ!のコーナー!笑
ここでもオートフォーカスに手振れIS、黒い瞳がかわいい!(プロに言わせりゃ、甘々だとは思いますが。)
松は、とっても背がお高いのですよ。そこで、望遠がこんなに頑張ってくれてます。
カメラとレンズの性能が良いのは良~く分かりました。
あとは、カメラマンの腕次第? ひ~っ、プレッシャーじゃ~!!!
今回は練習と言うことで、ISO3200超えは次回試します。
練習画像なので夜景朝景の画像は大きさ以外、ほぼ未加工で貼っています。
最後に、今回の一番のお気に入り写真、こちらは少し編集致しました。
この日、旭川の最低気温は、マイナス22℃。
美瑛の最低気温は、マイナス28℃!
撮影途中、何度も手がちぎれそうなほど冷たくなって、凍傷になるかと思ったけど、そういうことだったのね・・・。
そりゃ、具合も悪くなるわい!
では、また・・・。
夜勤明けで きしむ体。思考は朦朧。それでも、だ!
新しいカメラで、星を撮ったら・・・きっとこの子は、高感度でもきれいな表情を見せてくれるに違いない!層雲峡の氷のライトアップを描写しくれた時も、そんな予感はあったのだ。カメラマンの腕が良ければ、氷瀑はもっと美しく表現できただろう。
星はどうだろう?
期待は膨らむけれど、撮影場所が思いつかない。暗闇を求めて、旭山を通り過ぎて21世紀の森に向かって車を進めていると、除雪車が入った空き地に車を停められた。川のほとりだ。
アングルはどうしていいか、分からない。 でも、星がきれいに映っていることは、小さな液晶画面を見ただけでも分かる。
それに、F2.8の明るさよ!層雲峡でも、この明るさのお陰でシャッタースピードが短く、手振れが少しは抑えられたんだよね~。
思いついて、キトウシ山にも行ってみた。故郷の夜景、明るい街の上にも星空が広がっていることが実感できた。
ISO3200でも、画像にザラツキは見られない。全然ちがう・・・、今までの感覚とは、・・・明らかに表現が別格だ!
今までISO3200は、画面が荒れてしまうので極力使わないようにしていた。
でも、これからは違う。
〈新栄の丘〉もう少し開いても大丈夫かな?でも、とにかくアングルだ!もっとちゃんと考えなくちゃ!
もっと暗闇を求めて、色々走り回っているうちに、体に限界を感じて来た。
いい加減帰ろうかと思ったけれど、冷え込んだ朝の美瑛の風景の美しさを思うと、勿体ない気がする。今家に帰って寝てしまえば、早朝に起きだす気力は残っていないだろう。けれど、このまま寝ずにいたら、運転中に意識が落ちてしまうかもしれない。
この寒さで車中泊、できるだろうか?
とりあえず美瑛駅の近くにある 道の駅に向かった。
星が綺麗に映るので、少し興奮気味だったけれど、気づけば寒さが身に染みていた。手が凍え、重ね着しているはずの体も冷え切って、なんだか気持ち悪くなってきた。寒さで気持ち悪くなるのは初めてだ。さすがに無理をしすぎかな?と車の中で震えながら考えた。
寒さだけじゃない。眠気が恐ろしいほどに迫っているのに、脳が興奮して、それを抑えているだけなのだ。
駐車場に車を停めたはいいけれど、キャンピングカーが1台停まっていて、どうやら中で人が寝ている気配。エンジンをかけたままでは迷惑だろうし、ガソリンが切れても困るので、積んで置いたベンチコートと毛布に包まり、エンジンを止めて仮眠を取った。
初めは寝られなかったけれど、そのうち落ちた。2時間ほど寝ただろうか?
案の定、寒さで目が覚めて、時間は早朝2時半。食欲は無かったが、コンビニでコーヒーとパンを買い、無理やり口に入れた。
まだ暗い。星はまだ撮れる。
暗闇を求めて、白金温泉の冬季間通行止めの端まで行ってみた。
そこにも街灯はあったけれど、それがいい感じに木を照らしてくれて・・・電線が邪魔だな。
もっと他に、星景を撮れる場所はないか?
日の出はどこで見る?
考えながら運転し、良さそうなところを探っては、入り込む。
三日月が昇ってきて、星の時間はそろそろ終了。
美瑛川に、川霧が立ってきた。
なんという幸運。
この天気と仕事のタイミングが合うのは、運以外の何物でもないのだ。
夜勤明けだって、なんだって、この冷え込みの時に、ここに立てる幸運は、宝くじの当選より、私にとっては貴重なものだ!
(いやいや・・・、宝くじ当たって仕事辞めたら、いつでも来れるから!!!笑)
魚眼レンズの広角もいいけれど、白い月は、やはり気になります。
レンズを望遠に変えてみました。
うわー・・・、いつも手振れで悩むおばさんの手持ちですよ!
オートフォーカスに手振れISがバシッと決まり、月のクレーターも分かる!
さすが、キャノン純正の最新レンズでございます!!!
もうすぐ日の出。
眩しい朝。
霧氷作成中。
寒さが伝わりますか?
でも・・・、やはりレンズが汚れてしまった。水滴だな・・・。
こうして、練習撮影の旅を終え、帰路に着こうとしたのですが・・・。
ここまでくると、最後に一つ、やり残した感があってですね。
つい、見本林に行ってしまうのですよ!
はい!エゾリスを探せ!のコーナー!笑
ここでもオートフォーカスに手振れIS、黒い瞳がかわいい!(プロに言わせりゃ、甘々だとは思いますが。)
松は、とっても背がお高いのですよ。そこで、望遠がこんなに頑張ってくれてます。
カメラとレンズの性能が良いのは良~く分かりました。
あとは、カメラマンの腕次第? ひ~っ、プレッシャーじゃ~!!!
今回は練習と言うことで、ISO3200超えは次回試します。
練習画像なので夜景朝景の画像は大きさ以外、ほぼ未加工で貼っています。
最後に、今回の一番のお気に入り写真、こちらは少し編集致しました。
この日、旭川の最低気温は、マイナス22℃。
美瑛の最低気温は、マイナス28℃!
撮影途中、何度も手がちぎれそうなほど冷たくなって、凍傷になるかと思ったけど、そういうことだったのね・・・。
そりゃ、具合も悪くなるわい!
では、また・・・。
今頃しっぽなさんは撮っているだろうかと思いながら毎晩曇り空と天気図を見比べながら思っていました。
そして雪の大地の美しさをきっと捉えてくれる、それも期待していました。
本当に見事です。涙が出るほど見事。
これから雪解けの季節に向けてさらに期待します。
お疲れさまでした。