アベノミクス”G8デビュー 評価の一方懸念の声も
テレビ朝日系(ANN) 6月18日(火)11時47分配信
アベノミクスがG8デビューしました。安倍総理大臣は各国から評価を受けたと胸を張る一方で、懸念が持たれていることも明らかになりました。
(政治部・山下達也記者報告)
アベノミクスが評価されたのと同時に懸念も示されたのは、財政再建への踏み込み不足が背景にあります。G8で採択した議長声明では、日本を名指しにして「信頼できる中期的な財政計画を定めるという課題に応える必要がある」と求めました。先日まとめた経済財政運営と改革を巡る骨太の方針に具体策が乏しかったことが要因の一つです。ドイツのメルケル首相からは直接、会談で「デフレ脱却は良いが、財政赤字を抱えていることについては、どういう取り組みをしていくのか」と釘を刺されました。ただ、安倍総理は、今回の結果には満足しています。
安倍総理大臣:「日本の経済が復活しているということは、(世界経済に)大変なプラスがあるという評価だった」
アベノミクスは評価されましたが、具体策を巡ってはシビアな目が向けられていることも明らかになりました
低迷した日本経済がたまたま市場でターゲットになり、ヘッジファンドが買いに入って株高、円安になっただけで、アメリカや中国にこのマネーが動けば、日本の経済は10000円止まり、円はドルに対して90円になるのが見方ではないか。このあたりは日本のエコノミストは政府を守るところから楽観的な発言が多いが、本音はかなり期待値は低いのだ思う。理由はあまりも短期間株高、円安にヒントがある。
ドイツのメルケル首相の発言は正しい。「財政赤字を抱えていることについては、どういう取り組みをしていくのか」このことが世界最大の問題で財政をどうするかで頭を抱えているので、これをどうするのかを国際会議で述べるなら評価を得られたのだが。日本がやろうとしていることは、うまく行くか分からないし、いくら日本の国の構造改革をしても、世界と連動しないとうまくいかないものである。
日本の産業をどのようにしていくのか、中心産業は何にするのか。第1次産業はどうするのか。ものずくりはどうするのか。農業はどうするのか。言語をどのようにするのか。多国籍企業をどうするのか。
テレビ朝日系(ANN) 6月18日(火)11時47分配信
アベノミクスがG8デビューしました。安倍総理大臣は各国から評価を受けたと胸を張る一方で、懸念が持たれていることも明らかになりました。
(政治部・山下達也記者報告)
アベノミクスが評価されたのと同時に懸念も示されたのは、財政再建への踏み込み不足が背景にあります。G8で採択した議長声明では、日本を名指しにして「信頼できる中期的な財政計画を定めるという課題に応える必要がある」と求めました。先日まとめた経済財政運営と改革を巡る骨太の方針に具体策が乏しかったことが要因の一つです。ドイツのメルケル首相からは直接、会談で「デフレ脱却は良いが、財政赤字を抱えていることについては、どういう取り組みをしていくのか」と釘を刺されました。ただ、安倍総理は、今回の結果には満足しています。
安倍総理大臣:「日本の経済が復活しているということは、(世界経済に)大変なプラスがあるという評価だった」
アベノミクスは評価されましたが、具体策を巡ってはシビアな目が向けられていることも明らかになりました
低迷した日本経済がたまたま市場でターゲットになり、ヘッジファンドが買いに入って株高、円安になっただけで、アメリカや中国にこのマネーが動けば、日本の経済は10000円止まり、円はドルに対して90円になるのが見方ではないか。このあたりは日本のエコノミストは政府を守るところから楽観的な発言が多いが、本音はかなり期待値は低いのだ思う。理由はあまりも短期間株高、円安にヒントがある。
ドイツのメルケル首相の発言は正しい。「財政赤字を抱えていることについては、どういう取り組みをしていくのか」このことが世界最大の問題で財政をどうするかで頭を抱えているので、これをどうするのかを国際会議で述べるなら評価を得られたのだが。日本がやろうとしていることは、うまく行くか分からないし、いくら日本の国の構造改革をしても、世界と連動しないとうまくいかないものである。
日本の産業をどのようにしていくのか、中心産業は何にするのか。第1次産業はどうするのか。ものずくりはどうするのか。農業はどうするのか。言語をどのようにするのか。多国籍企業をどうするのか。