8/15(火)晴れ
ボリューム満点の朝食とカメ観察後、宿を出発。
『蔵王エコーライン』を走り標高をグングン上げていくと「寒ぅい!!」
フルメッシュのジャケットでは耐えられない寒さ。
東北のお山をなめちゃいけないよなぁ。震えもってインナー装着。
霧の中を有料の『蔵王ハイライン』へ向かう。
お金支払うときにおじちゃんに「お釜見れる?」って訊ねたら
「サーっと霧が晴れる瞬間がある」とあいまいな答え。曖昧すぎ。
370円払ってお釜見れなかったら嫌だな~。
(「お釜」って、ご飯炊くやつや、「おすぎです!ピーコです!」ってのとちゃうよ。)
パーキングに停めて歩いて行く。でも、霧が降ってるんやけど…
お釜らしき辺りをじ-----っと見てると、一瞬霧が晴れて
エメラルドグリーンの水面が見えた!!ヤッター!!こりゃまさしく念力やね。
ホンマに一瞬のことで写真におさめることができへんかったけど。
ま、ま、気を良くしてエコーラインを走破。
南下して神秘っぽい「七ヶ宿湖」を眺めながら『七ヶ宿街道(R113)』を行くと
出ました!広域農道『ぶどうまつたけライン』
魅力的なネーミングやねぇ。ぜひ、秋に来てみたいですな。
この道じゃ、危うくサルをひき逃げしちゃうとこやった。
バイク確認してから飛び出してくるたー、ええ根性してるよ。サル!
ってか、シェルパが思いっきりなめられてる??
そんなこんなで、米沢。そこからむっちゃくちゃ気持ちのいい
『西吾妻スカイカイバレー』を通って裏磐梯の五色沼へ。
ここまでも、ドカで走りたい道ばっかしやったなぁ。。。
テントを設営すると即、喜多方へ向かう。当然のように食い意地で往復60キロ。
満足感いっぱいで帰ってきて、YHの庭みたいな(なぜかトイレが妙に美しい)
眺めイマイチでも星はきれいなキャンプ場で飲み明かし。
走行距離:263キロ
8/14(月)晴れ
キャンプ場の朝は早い。ちゅうかテント内で遅くまで寝てると脱水しちゃう。
隣の豪華テント&スクリーンタープのカップルは
朝からチャーハンですよ。焼き飯かも。どっちにしてもスゴー!!
アチキ達はパーコレータでコーヒーを淹れて、菓子パンをもぎゅ・もぎゅ。
昨夜の計画性のなさのおかげで前室に荷物が散乱しすぎ。撤収に手間取る。
今後はよーく考えてから荷物を出そうと心に決めたのはこの時だけ。
何とか撤収して、いざ『鳥海ブルーライン』へ出陣!
キャンプ場前のから~パノラマライン。
そして~の鳥海ブルーライン。
このコース、気持ちよすぎるよ。北海道を彷彿させる道。
いや、クネクネが楽しい分北海道よりも走りごたえあるかも。
あー!ドカで走りてぇー!と思ってたのはアチキだけではなかったみたい…
鉾立展望台にゃ自動車&バイクがいっぱい。登山してはるんやね、きっと。
アチキ達が行くと鳥海山山頂にかかってた雲も晴れてくれたヨ♪
地元S4の方は朝5時からの走行だって。いいよな~、うらやましいよな~
こんな気持ちイイ道で朝練なんて。走れる期間が短いのはアレですけど。
そうそう写真にゃ撮ってないけど、このS4は手作りのステンレスの
クラッチカバーなんかのパーツがすんごいカッコよかった。細部まで完璧。
鳥海山を堪能した後は不覚にも日本海側に出ちまったよ。
---出ざるを得ないんやけどね。
酒田市(R7)辺りじゃ『36℃』---東北なのにのにぃ。
これがフェーン現象ってやつですか。豊岡あたりと同じですね。
涙か汗かわからず流す。
とりあえずお山方面へ行かなくては。R112でお山の中へ…
そこは月山の麓、月山花笠ライン。花笠もって踊りはしないが、快適道路。
(最後までどの山が月山かわからなかったのはアチキだけ)
テント張る時間や買出し時間が少なくなるので山形自動車道の
西川ICから山形蔵王ICまで高速を使わせてもらいやした。
今夜は西蔵王公園にあるキャンプ場で過ごそうって行ったんやけど
荷物はパーキングから100メートルもの距離を運ばなあかんし
(オフ車は中まで強行突破できるんやけど…)
ブヨがたくさんいてたん。アカン、アチキはここにテントを張ることができへん。
こんだけキャンプしてるのに、ブヨ苦手なんよ。
あぁ、なんとでも言ってくださいな。軟弱者ですとも。
急遽、キャンプ泊を断念して蔵王の温泉街へ。
温泉街ってなぜかウキウキ♪しちゃいますねぇ。オッサンか??
観光案内所で民宿を確保。(高級旅館はちょっと…)
『ぼくのうち』って宿。当然温泉やし、目の前がロープウェイ&コンビニ(民宿の経営)
夕食はジンギスカンやし!!むっちゃウレシイ。ええ所やん。
驚いたのは部屋にクーラーがないこと。自然のクーラーやねん。
網戸もないし。虫おらへん。おっと、カメムシ1匹おったっけ。。。
走行距離:250キロ