フロートの取り付け方法の一例
アポロ50機 を水上機にも出来る様にしました
陸上機では 大変 飛行性能も良く 飛行に慣れ始めた方も
スタント等が楽しめる機体と思います
今回
陸上と水上の変更が 脚を簡単交換で出来る
フロートの脚(フロート取り付けステー)加工を
ご指導とアドバイスを頂きながら 作りましたの
一製作例としてご紹介します
仕様内容(記載名称等は 参考例として挙げています)
機体は APOLLO50(新型)
フロート サンダータイガー 40タイプ 全長 850mm 642g
車輪ステーが両側より差し込み式のため付属の脚ピアノ線は使いません
(付属の取説によるピアノ線では 機体に収まりません)
脱着を容易にするため ワイヤーは 専用サーボとロッド式に変えます
脚材料 ジュラルミン 3mmt 幅 20mm 長さは適時準備
(アルミ材では 曲がり強度が下がります)
フロートラダー 付属品使用
加工画像
加工方法は同じですが曲げ形状が違ってきます
脚ステー形状は 前用と後ろ用では 高さが異なります
また 前側用のみ センターで 2分割します(両サイドから差し込むため)
手動プレス機
フロートへのサーボの取り付け位置は 前側に移動させると 水が被り難くなります
但し
ステーベースが有りますので ロッドの引き方法の処理が 必要になります
必ず サーボは 確実に防水処理をして置きます
フロート用ラダーは 左側に付けます
サーボ本体合わせ部と裏カバー締め付けネジ部 及び 取り付け周囲隙間は 防水処理を行う
ホーン軸部には グリースを多く塗って置きます
サーボ配線の結合部(延長端子部)も抜け止めを付けて カバー防水処理をして置く
(半田付けにて ハーネスを延長した方が 安心なので 延長します)
ジュラルミン 板の幅は 20mm
フロートラダーと 機体ラダーは 同一動きにする
サーボ作動が 機体ラダーと逆の場合は ミキシングをするか
ロッドを斜めに 引いて 合わせることが 出来ます
サーボ線は 中継端子の防水処理よりは
半田付けでハーネス延長をして 直接胴体内へ 引き込んだ 方が 安心です
胴体への引き込み穴は 後ろ側 ステー締め付け部の すぐ 後ろに 開けます
陸上機の時に 抜きますので 防水シールは 薄く塗って置きます
フロート取説を主にして
フロートは 機体重心の位置に ステップを持て来る
機体主翼と平行に フロートを付ける
フロートは前後の取り付け幅を同じにする
フロート側 ベース位置は 機体により変わる場合があります
但し
今回の フロートステーは 若干 前が上がった感じに成っています
(曲げ加工時の位置ずれが 出たのかも しれません?)
飛んでみないと判りませんので ・・・・
初飛行で プレート差し込み等の微調整をします
図面
図面掲載は ご了承を頂いております
ラジコンに関しての 個人的なご使用は 問題無いと思います
ぜひ お作り下さい 水陸両用機への変更を!
他機種にも 応用出来ると思います
飛行結果の追記(2014/11/16)
11月16日(日曜日)に 初飛行しました
このフロートの位置で 何ら 問題なく 飛行が出来ました
水平飛行調整のみで フロート関係は調整も不要でした
離着水及び飛行も順調で楽しめます
宙返り、ロール、背面 も 出来ます
欲を言えば 胴体長に対して フロートが 少し 短いかな?
フロートの長さは 胴体長の 約70パーセントが良いそうです
参考画像
ラダーサーボが逆に動き ピアノ線のホーン位置を変える
サーボ線は 半田付けで 延長して 直接胴体に入れています
配線は胴体内でYハーネスにより分離しています
陸上の変更時 RX端子側で抜くよりも Yハーネス側の方が簡単
今回 ミキシングは行いませんでした
サーボ軸のグリス防水も 良好です
たっぷり 盛っています
但し グリス残量の点検等は必要です
参考
陸上仕様に対して エレベータのトリムを 2コマダウンにするだけで
他は一切変更しておりません〔低速時のフロート浮力増し対応のみ〕
問題なく飛行が出来ます〔但し 陸上機で通常に飛行出来る技能は必要です〕
類似フロート取り付け例記事は こちらにも有ります
胴体後部のベース板取り付けの加工例は こちらの記事に有ります
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