Kikicocoの道草JiのRC機等製作雑記

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紙張り.DOPE処理.

2012年05月30日 | 塗装下地

塗装下地DOPE処理

紙張りが終わり DOPEによる塗装下地処理を行う

紙張りをした上からDOPEクリヤーを

万能エンジンシンナーで2倍前後に薄めて

全体に刷毛で重ね塗りをします

ド-プサイザー(引っ張り調整剤) を入れています

DOPE処理前の画像

NisikidoukamiDOPEの重ね塗りをしていない胴体

 

 

 

DOPE処理中(4回重ね塗り後)の画像

Kamidope03Kamidope01Kamidope02

 

 

 

光沢が全体に出て来て樹脂面状態に成っています

これで防水と強度が整います

後 1~2回塗って 最終処理のタルクを吹き付ける予定

この タルクを 紙面ぎりぎりまで削るのが大変なんです

自分おろか周囲が真っ白になります

 

参考1 タルクの代用品について

タルクの代用として赤ちゃん用のシッカロールパウダー白色が使えます

色物も有りますが塗装色への影響が未知です

白色は 実績も有ります

参考2  バルサ生地完面の処理について

紙や絹張り前の バルサ生地完面への下地処理は DOPEクリヤーを 

万能エンジンシンナーで1.5~2.5倍に 薄めて 4~5回重ね塗りをする

回数は 表面状態場合によっては 7~8回行う場合も有ります

各回数とも 乾燥して 表面を軽く空ペーパー掛けして 表面のバリを取る

表面に光沢が出て樹脂状態に成ります ペーパーで表面仕上げをする

これで 紙張りや絹張り(強度を増したい場合)の下地出来上がりました   

参考3 DOPE作業のサイクル 

バルサ生地完面を DOPEクリヤーで重ね塗りし仕上げる 紙又は絹(強度を増したい場合)を 

DOPEクリヤーで張り付ける

〔濃さは同じ物で良い 仮留めをしたい場合は 

シンナー又はアセトンで周囲を留めることが出来ます 下地のDOPEが溶けて付く〕

上よりDOPEクリヤーをさらに重ね塗りをして仕上げをする

〔表面が樹脂状態に成ったら 水ペーパーで表面仕上げをしても構いません〕 

最後に タルク混入DOPEクリヤーで仕上げ吹き付けをする 

タルク吹き付け塗布部分を 空ペーパーで削り最終仕上げをする

〔タルク削り時は水を使わない 空削りをする タルク部分をほとんど削り取る〕

凹部分のみに タルクが残る程度まで削り込む 紙又は絹を切らない様に注意要

ペーパー削りは 必ずプラ板〔0.5~1.0mm厚程度の曲がるもの〕等で

ペーパーを押さえて行う  素手だけでは 削りムラが出ます

生地完が薄い板の場合は DOPE希薄液に張りや引っ張りの歪防止にドープサイザーを入れる

但し 入れると張りが変わりますので 張りの必要な部分には 考慮が必要

シンナー等の作業には 溶剤防護マスクを必ず着用して下さい

DOPEは 万能エンジンシンナーで希薄します 

アセトンでも良く溶けますが 有害性が高いや気化が早いなどで 取り扱いが難です

絹張り周囲の仮留めなど 限定使用にしております

参考

絹張りの場合の追加訂正

絹張りの中抜きDOPE処理について 追加訂正記事が有ります

こちらでご覧下さい


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1 コメント

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タルク塗り→研磨→白色吹付け(試し塗り)→チェック→... (名古屋支部)
2012-05-30 17:55:18
タルク塗り→研磨→白色吹付け(試し塗り)→チェック→凹凸あればパテ盛り

こんな感じですか。
研磨が一番嫌いだけど神経使いますね。
削り過ぎに注意。


‥‥‥‥

名古屋支部さん亀山支部Uです

正にその通りです

紙まで削り過ぎない様に要注意ですね

これからが粉まみれーー!

ボチボチですが頑張ります


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