再取り付け又はヒンジ交換の一例(書きこぼし雑記2)
可動翼のヒンジ接着には 大変気を使いますが
固定後にミスやズレが発生していた場合や
可動翼を交換したい時に使える方法です
接着済みのヒンジを 取り外してから
再度はめ込むか、交換しますが
これは外した穴が大きくなった時や位置の移動が出来ない場合の救済方法です
(ヒンジが綺麗に取れて再度入れて接着が出来る場合は除く)
(画像クリックで拡大)
ヒンジ位置をずらして新しく取り付けられない場合です
注意
角穴は 底まで丁寧に開けて下さい
差し込むバルサの板目は合わせます
押し込む時に軽く抵抗が有る程度の大きさにカットする
大きい物を無理に入れるとサイドが膨らみます
接着剤は はみ出るぐらいの多めに塗る
簡単な方法例〔一番簡単〕
簡単な方法は 可動翼の全ヒンジをカッターで切断する
新しく横に ヒンジ穴を開けて取り付ける
切断した旧ヒンジは 凸部分を削りそのままにして置きます
参考
樹脂ヒンジは 接着部分の油脂を取り除く〔脱脂〕
手油などをシンナー・シリコンオフ等で脱脂して置く
樹脂ヒンジは エポキシ系の2液接着剤を使用する〔瞬間はNG〕
板ヒンジも 出来るだけ手でいらわないようにする
瞬間は翼面に流れ出ない様に 中央の溝とサイドから流し込む
板ヒンジの穴明けは カッター刃程度で行なうと
両面からの圧着が得られて接着強度が高まります
厚めの鋸などでゴソゴソの穴にしないで下さい
完成機などで 可動翼の板ヒンジが接着されている場合は
念のため 再度瞬間を流し込んで置いた方が無難です
〔板ヒンジ曲がり部や翼表面側に流れ出ない様に注意して下さい〕
製品の接着の度合いが不明な為に万が一の対応です〔自己判断で〕
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