ラジコンエンジン プラグ用電源回路
記事中ほどに より簡単なお勧め回路を紹介しています
プラグブースターの充電が、間に合わない時や、
残量が、少なくなったときの、緊急用に、
12Vバッテリー(6Vでも可能)から、
グロープラグ使用電圧(通常1.2V~1.5V)、
今回の設定は、1.3Vを取り出す回路を紹介します。
〔グロープラグの通電電流は 3A程度が必要です 環境条件にもよる〕
(電圧設定変更可能)
グロープラグ電源仕様にしました。
回路の明細は、取り説を確認してください。
今回、特に、注意した所は、
三端子レギュレータの発熱です。
入出力の電位差が大きく、発熱も大きくなる為、
大型のヒートシンクが、必要です。〔効率の悪い使い方ですが回路は簡単です〕
ジャック品を使用しました。
レギュレターは放熱専用シリコーンを塗って締める。
三端子レギュレータの端子は、折れやすいので、
基板とヒートシンクの固定は確実にしてください。
プラグ単品でのテスト結果ですが、
プラグに息を吹きかけても、
発光は、変わらず、良好でした。
(フアンの電源は、12Vバッテリーから直に取ります。)
フアンの回転は弱いですが、
電位差が下がり、発熱も少なく、
プラグ発光に、問題ありませんでした。
フアンの有無は発熱状態の自己判断で!。〔連続使用(ヒート)しなければ ファンは不要でしょう〕
但し ヒートシンクなしでは、絶対にプラグ点火しないで下さい!!。
一瞬で、レギュレータが焼けます!!。
製作される方は、自己責任でお願いします。
CPUヒートシンク (CPUクーラー) ジャック品 使用
FAN付きで 数百円程度?。
(PCパーツ、ジャック店で、ゴロゴロしています。)
追記
2008年3月20日に 小型で安価に自作出来る、
プラグヒーター回路を紹介しています、こちらがお奨めです。
(参考 可変定電圧電源キット)
秋月電商 オリジナル商品〔ホームページはサイドバーに有ります)。
可変安定化電源キット(LM338T 5A用)
約 600円。(秋月 価格)
キットの全回路図
電源、ヒートシンクは付いていません。
電源装置やバッテリーとヒートシンクが必要です。
詳細な説明書が付いています。
出力の5Aは、最適条件での数値です。
電圧差、放熱状態、通電時間等で変わります。
自評、このキットは、巾広い活用が出来る
電源用キットだと思います。
電流・電圧メーターを付ければ、立派な電源装置です。
LM338のヒートシンク取り付け方法。
放熱部が絶縁されていない為、そのまま取り付けると、
ヒートシンクがOUTの電圧になります。
参考追記〔電池での使用の場合〕
一般的に グロープラグは 1.2~1.5Vで使用します
単1乾電池でも良いのですが 電池容量は 大きい方が安定します
使用回数が多い方は 充電出来る物が便利です
単2形状のNiCd,NiMHなどで 1000mAh以上が 良く使われています
1~3000mAhを 使用状況で 選ばれると良いでしょう
DC1.2~1.5V 3A程度の電源を確保すれば良いのです
(追記)
プラグヒート用に 2Cリポなどからレギュレーターでヒート量を可変出来る
製品が出ています
参考
Ncd/NiMHの電池は プラグヒート電流が多く流れる傾向に成ります
電池消費が早くなりますのでヒート時間や 機体搭載等の場合は ヒートをスチック幅(通電%)で
通電時間に注意して下さい パルスタイプ等のヒート調整回路を使われるのがベストですが
機体搭載の場合には RXへの影響は 自己責任でお願いします
アルカリ電池でも ヒート出来ます ヒート量は若干弱いですが
機体搭載のオートヒートの場合も 使用出来ます
単1電池 1本で ジェミニ160で使用の場合 3回フライトが限界です
使用する電池の選定は 長短が有りますので 状況により決めて下さい
Ncd/NiMHなどの電池は 電池本体への直接半田は〔NG〕
熱で内部に科学反応が起きます
電池の寿命や不良につながりますので お勧め出来ません
追記
電池の充電電流は 各規格表を参照して下さい
不明な場合は 急速充電は避けて下さい
NcdやNiMHの場合は 各充電器で0.1A(100mA)~0.3A(300mA)程度の
低い充電電流で行うのが良いでしょう〔充電電流規格表示を参照のこと〕
定期的に サイクル充電〔放電充電〕で復帰させましょう
充放電を繰り返すと充電量が満タン100%表示でも使用できる容量が100%以下に成ります
これは電池の特性により必ず起こります 使用可能時間が短く成った場合などは要注意です
過放電や放置した電池が0V近く〔空〕の場合は 充電電流を 0.1Aでの充電でためして下さい
運が良ければ復帰します 復帰しない場合は諦めましょう
電池の充電中は トラブルに即対応できる範囲で待機しましょう
リポ電池について
リポ電池は 残量20%以下にしてはいけません 不良の原因に成ります
特にリポ電池等の場合は 充電中は離れない様にして下さい
防火不燃容器(土鍋や缶など)に バッテリーを入れて充電や保管をしましょう
充電中の発火トラブル等をリアルタイム監視をしましよう
廃却するリポ電池は 放電器で ゼロにして 念の為一晩水に漬けて置きましょう
容量の残っている物は 絶対に穴を開けたり 強い衝撃を加えたりしてはいけません
爆発火します
上記内容は 自己経験や使用情報による内容ですので 対応は 各自の判断でお願いします