『ゲノムハザード』本編は、慣用句で<手に汗握る>といいますが、
観ている間ずっと両手を組んだまま力を入れていて、見終わった後手が痛かったです。
暫く呆然としてしまって、体が動きませんでした。
観る人によって<息も吐かせぬアクション映画>か
心が悲鳴を上げる<サイコホラー>かに分かれそうです。
ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』を感動作と見るかホラーに感じるかで分かれるように。
周りに人がいるから黙って観ていましたが、
もし自分一人で観ていたら怖くて辛くて泣いてたと思います。
追い詰められていく感覚が怖くて怖くて。
(韓国映画は追い詰められていく描写の優れた映画が多い気がします。
以前観た南極観測隊の映画も、閉塞感がすごくて怖かったです。)
アクションシーンもすごい迫力で、主人公の逃げている時が怖くて仕方なかったです。
「死んじゃうから!そんなことしたら死んじゃうから!」って
何度も叫びそうになりました・・・
無駄が一切無い作りで最後まで夢中で観ました。
怖くて辛くて悲しかったけれど、次の休みにまた観に行きます。
人によって感じ方は様々でも、
映画好きには堪らない作品であることに変わりはないでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます