つれづれ草々

田舎者の日記です。最果ての地で西島秀俊さんをひっそり応援しています。

秋のCM

2013-09-27 00:01:54 | 日記

 西島さんの柔軟剤と家電のCMが見たくて、時間が許す限りTVの近くにいたんですが、

 見れません。柔軟剤はラ●オンなので、某お昼のサイコロトーク番組張ってたら

 やっと見られました。家電は未だ見られず。前のバージョンのは見る気なくても映ってたのになあ。

 
 どのチャンネルでも必ず見るのが、バイト探し、ファンデーション・化粧水、ゲーム、携帯電話会社、宝くじ、車(ショコラ無し)

 割りと多く見るのがカレーに入れる粉チーズ、カップ・袋ラーメン(●王無し)、昆布ポン酢、眉が太い金髪の女の子、

 時々見るのがわんこ着ぐるみの不動産、猫コスプレ・花嫁衣裳のファッション雑誌、組み立て骨格のアーサー。

 とにかく、いつも膨大な量のCMが流れています。
 
 
 アリナ●ンEXもやっと見られました。

 あの固まった石像のレプリカ欲しいなあ。

 
 

 


 

草原の地獄

2013-09-19 23:28:33 | 日記

 『風立ちぬ』二回目観てきました。

 何度聴いても本庄さんの声いいなあ。
 
 あと、絵のリアルさ、美しさと共に

 あの時代の言葉使いの丁寧さに気付かされます。

 ジブリは子供向けという建前を除いても、

 穢い言葉を使わないところがいい。

 乱暴な言葉と穢い言葉は違う。

 乱暴な言葉は使う人間が潔白であれば小気味良いけれど、

 使う人間が悪意を持っていると言葉は悪臭を放つ。


 最後の草原の場面。

 美しく見えるけれども、次郎は「地獄かと思った」と言っている。

 あれは創造的十年を過ぎた創造者の行く所なのでしょうか。

 創造のピークは過ぎても、この先“生きねば”ならない地獄。

 次郎がいずれ来ることが判っていたから、

 菜穂子さんは待ってたのでしょう。

 この先も生きるようにと伝えるために。


 そして、ユンカースにかぶれた本庄さんは、あの草原には行かないのでしょう。

 行かずに済んだとも、行けないとも、どちらとも言えます。
 
 草原の地獄から戻った次郎と

 行くことのない本庄と

 この先も変わらぬ盟友として共に生涯を歩んでいてほしいです。
 

 (※個人的な感想です。批判の意味はありません。)



CM・他

2013-09-04 22:55:15 | 日記

 今日もス●キラパ●ショコラのCM見られました♪

 
 徹子の部屋で女優の風見章子さんが出ていましたが、

 電話で途中までしか見られませんでした。
 
 『ハーメルン』に出演されてたお方なんですよね。
 
 イケメン俳優さんにどうこう、までは聞こえたので、

 西島さんエピソードもあったのかしら。

 それを抜きにしても、ベテランの役者さんの話は

 聞きたかったなあ。残念。

CM徒然

2013-09-04 01:36:10 | 日記

 今日『タイムショック』3時間特番を見てたら、

 提供にSU●UKIと日●食品入っていたらしく、

 ほんとに久しぶりにラ●ン・ショコラとラ●のCM見られました~♪(^▽^)

 しかもラ●は15秒版と30秒版両方流れたからうれしかったなあ。

 
 あの扉の向こうに連れてこられるのがママだけでなく、

 パパも戻れなくなっちゃうところがすごい。

 さらにママは初めて来たわけではなさそうで、
 
 小学生らしき娘はどう思うんだろう。

 
 ただ、下手なドラマ仕立ては崩壊することもしばしばなので、
 
 (BO●Sの黒微糖も後輩の辞める辞めないまでは良かったのに。勿体無かった。)

 あのミステリアスな案内人像が崩れないといいな。

 

 CMって日々洪水みたいに新しい作品流れてるから、

 好きな作品がいつ流れなくなるか心配で。

 
 個人的に悲しかったのは、槙原さんの風に吹かれてがBGMの天然水のCM。

 前は強風吹き荒れる森の中、

 様々な動物と共に風に向かいながら会話してるイノシシの親子のアニメーション。

(楽しいときに笑うみたいに悲しいときも泣いていい、みたいな)

 今は天然水の商品解説のナレーションになってる。

 親子の会話が印象的だったのになあ。

 どんな商品かわからないって言われて直したのかな。

 スパークリングを伝えたいなら、親子の会話の後でシュワシュワ音させれば

 伝わるんじゃないのとも思うけど、(森と風で清冽さも出してるんだし。)

 シロウトには理解できない難しいことが色々あるのでしょう。

 
 以前Eテレで放映した絵本の読み聞かせ番組で、

 西島さんの語りの声が自然で好きだったんだけど、

 それを思い出すような雰囲気だった。

 
 

 
 


 

 

大奥(ネタバレ有り)

2013-09-02 09:38:13 | 日記


 BS日本映画専門chで放映していた『大奥』(2006年版。男の疫病が流行ってない方)。

 大奥最大のスキャンダルとされる絵島生島事件が題材。(歴史オンチなので初めて知りました。)

 
 元々は大奥取締り役の絵島さんが役者の生島(いくしま)さんと遊興したことが

 大奥の御法度に触れて云々、みたいな話らしいのですが(ざっくり)

 この作品では、仲間さん演じる恋を知らない絵島を、西島さん演じる生島が労わるような

 純愛として描かれていました。


 絵島の悲恋と宮中の対立。現代風に言うと、

 ①公立高から超一流企業に入社して、女子ばかりの部のリーダー格に這い上がった28歳のOL絵島。

 天部長(怖い)と月課長(癒し系)、二人の女上司は部内で対立。

 社長の子を産んだ月派は、産まない天派に嫌がらせを受けている。絵島さんは月派。

 
 ②天部長は、月課長に頼られている絵島さんを追い落とすべく、社則で禁じられている[社外の人間との遊興]を画策する。

 天派の宮地さんに、スキャンダル覚悟で絵島を落とすように言い含められたのが人気俳優の生島さん。

 お金その他の見返りを受け取りますが、仕事ばっかりの絵島さん見てると可哀相になってきて、だんだん本気になってきちゃう。

 絵島さんも、これが天派の罠なのはわかっていながら、生島さんが本気で労わってくれるのを感じて恋に目覚める。


 (・・他の歴史オンチの人にもわかりやすくと思いましたが、返って無理のある無駄な説明ですみません。)


  
 杉田かおるさん演じる宮地さんも実は生島さんが好きなんだけど、好きという言葉を使わずに目と動作だけで視聴者に解らせる。

 貫禄の演技で流石です。


 何が言いたかったかと言うと、生島役の西島さんがきれいだったんです。

 切れ長の眼に細面。パッと見、東山紀之さん似の感じに見えました。

 この役のために体重落としたのかな?

 鏡の前で肌脱ぎで化粧する場面があるのですが、ちょっと筋肉が落ちている気がします。


 昔、かわぐちかいじ氏の『アクター』という、俳優を扱った作品を読みました。

 その中に、四谷怪談の伊衛門を演じるために、隆々だった筋肉をホルモンバランス崩して落とし、優男体型にした俳優が出てきます。

 そこまででは無いにせよ、どこかなよっとした、江戸の役者に見えました。

 
 デ・ニーロも役に合わせて体型を変える俳優さんですが、その役をリアルに見せてくれる役者さんの演じる世界に、

 観客、視聴者は夢を見せてもらいます。

 生島さんと幼なじみの絵描きの役を谷原さんが演じておられますが、

 素の人まんまの色気で、これもすごいことだと思いました。

 
 メモリーズ・コーナーの番宣で『王様のブランチ』に西島さん出演したとき、

 谷原さんと親しげだったのは、この頃からの付き合いなのかな?

 と、下衆の勘繰りをしてしまう庶民。
 
 
 そして映画を最後まで見ると、生島さんのあまりのとばっちりの酷さに唖然とします。

 女脳の世界というか、女にとっては幸せだろうし解決してるんだろうけど・・。

 巻き添え食った方はたまったものじゃない。
 
 北村一輝さん演じる長十郎(天さんと情を通じている役者)が、命惜しくて逃げたのは正解。
 
 ・・と言ってしまっては元も子もないのでしょうが。