八重の桜、覚馬さんの眼が心配です。
鉄砲撃つ場合には片目で照準合わせるにせよ。
片目だと奥行きが無く平面的に見えると
深沢七郎氏が書いていた覚えがあります。
四月に入り、物語も四分の一を終えたところなんですね。
東北ではこれからが桜の季節。題名と丁度合う時期ではないでしょうか。
覚馬さんを慕って会津に来たのに、
出て行きたかったら出てっていい、と言われた尚さん。
覚馬さんは尚さんのことを慮って伝えたことなんですが、
相手のことを思っての言葉が相手にショックを与えてしまうというようなことは
現実にもありますね。
尚さんと八重ちゃんが夫婦でいられる間、
二人にとって意味のある幸せな時間であるように祈ります。