『タラ号の大冒険2』リアルタイムで観ました。
海水温が1℃上がると海中の生態系に大きな影響があるらしい。
地球温暖化によって、クラゲに近い動物であるサンゴの適温から既に1℃上昇している現在、
サンゴの白化(プランクトンの摂取だけでは足りない栄養を共生することで補う褐虫藻の喪失等による)が
全世界レベルで進んでいるらしい。
日本はサンゴ生息の北限とのこと、それは黒潮によって暖かい海水が流れ込むためらしい。
2億5千年前、海底火山噴火のマグマ由来によるCO2とメタンガスの大量発生により地球温暖化が急激に進み、
地球上の9割を超える生物が絶滅したらしく。
現在は当時を超える量のCO2を毎年海に排出しているらしい。
かなり深刻な内容が、案内役である西島さんや北野監督の存在、タラ号の人々の明るさに救われていました。
北野監督の「たった1℃というけれど、人間の体温が36℃5分から37℃5分に上がったら大きな違い。
海にとっては更に大きい影響がある」というような言葉が印象に残りました。
沖縄のサンゴ養殖場で温暖化に耐えうるサンゴが生まれつつあるようですが、
その開発された方は、最近海の変化を心配する人が減った。自分に身近な里海に気をかける人が増えてほしい
と仰っていました。
※記憶力が悪いので、上記は↑うろ覚えで不正確です。
オンデマンド等でも見られるようですし、再放送もあってほしいです。
番組中、西島さんと北野監督との対談の場面があったのですが、
「監督の作品には海が多く出ている」との問いに、
「生命の源である海の前で人間が人殺しみたいなバカなことをしている、みたいなのを表そうとして」
との答え。
頷かれる西島さんと共に、北野監督作品を見ている人々にも「そういうことか」感がありそうな気がします。
※記憶力が悪いので(以下略)
録画しそこねたので、オンデマでもう一度見返してみます。
とりあえず不確かなうろ覚え書きまで。