先日、渋谷で『オオカミの家』を観てきました。
メンタルに不安がある方にはお薦めしませんが、不穏な物語が好物の方には美味しいと思います。
ストップモーション映像の凄さは独特で圧倒的なので、クリエイター志望の学生さん等には勉強になりそうです。
客席は蒸し暑く、老若男女様々でした。
(都会の学生らしい小綺麗な男女半々の若者達と、小汚い中年男性群(何故か揃って脂じみたボサボサ髪の小太りTシャツで不思議だった)と、インテリらしい高齢者数名の中にフラフラ迷い込んだ田舎者の自分がいました)
先行きの不安は限りなく大きいけれど、何とかどうにか、つつがなく平穏無事に生きていきたい。
誰に顧みられずとも誠実にやるべきことをこなしている人々が、この世を動かし平和を保つ。
嫌なことも穢いことも勿論消えはしないけれども、少なくとも善い道を歩みたいと願う人々が、望む道を進めますように