家の大掃除は満足のいくまで、十分にいかなくこれも仕方がないと汚れの残ったところは見ない、見ない。 年が明けたら今までの自分から脱出、生まれ変わった私になろう。
怖くて外に出なかったがこのままではいけない気がして、間に合わないか、時間がないか、思い悩まず一歩前に進もう。 私に出来ることを見出し、家に籠らないで社会の一員として立とう。 この一年間で身体の具合の悪さは戻っていない。わずかながら良くなっている部分の方が多い。この調子で前に進もう。
家の大掃除は満足のいくまで、十分にいかなくこれも仕方がないと汚れの残ったところは見ない、見ない。 年が明けたら今までの自分から脱出、生まれ変わった私になろう。
怖くて外に出なかったがこのままではいけない気がして、間に合わないか、時間がないか、思い悩まず一歩前に進もう。 私に出来ることを見出し、家に籠らないで社会の一員として立とう。 この一年間で身体の具合の悪さは戻っていない。わずかながら良くなっている部分の方が多い。この調子で前に進もう。
利用日が違ってから会うことが無かったKさん。 テーブルに名札が置いてあったので職員に聞くと「明日が利用日ですがお休みの日になってしまうので丁度本日休まれる方がいたので急遽来ていただくことになりました。」 まあ、利用日が変わってからお会いできなくなって一年ぐらいたつかしら。しばらくぶりで会えるわと待っていたらお元気な様子で相変わらずの年齢を感じさせない装いでお出でになりました。 しばらくでした、私を覚えていますか? 「覚えていますよ。」 お元気そうでよかったです。 おいくつになりましたか? 「もう100歳よ。どうしちゃったんだろうね。」 100歳なんてすごい事よ。この施設のギネスです。 100年生きてきた感想はどうかしら? 「あっという間の気がするわ。」 よくニュースで見る100歳の人と全然違うわ。顔の艶もいいし、その上口元だけで頬もおでこも皺がないなんて、どんなお手入れしてきましたか? 「なにもしないで今まで来たの。」 お一人でご不便ないですか? 「一人で家にいると飽きるからすぐ外に買い物に出てしまうの。」 驚きばかりです。 少しだけ耳が遠いようだけれど補聴器は使っていない。 すたすた歩いている。その上100歳で腰も曲がっていない。私の方が姿勢が悪いくらい。 記憶力も確かなもの。 流行もそれなりに敏感。 話を聞いているとこんなにしゃんとしている100歳。こんな年の取り方が出来れば年取ることは怖くないかもなんて思ってしまいます。
朝リハビリ室に到着するなり、まず鳩の卵の様子を見る。 卵の殻に小さな穴が開いている模様。 なんだろう、内側から雛が殻を破ろうとしているのかしら。 男性の方が鳥のことがわかるかなと、近くにいたGさんに殻のトップの所がなんか穴が開いているようなんだけれどどうなっているのかしら。 「 もう駄目だよ。きっと百舌鳥かカラスが卵にくちばしで穴をあけて卵を飲み込んでしまったようだよ。」 元気に雛が孵ってくれるのを楽しみにしていたのに。
残念です。 こんなこと二度目です。 今度こそと期待していたのにがっかりです。
時が過ぎてしまうと、自分の身体がどんな不自由さが有ったのかを忘れてしまう。 今になって一年前を思い出そうとしてもその姿がはっきりとうかんでこない。 多分無様な姿は自分の記憶から消し去ろうと脳から指令が出ているのでしょう。 ダメダメ、先生たちが私に良くなるために折りに触れて何かとアドバイスを出していました。 見ていないようでも帰りにいただく連絡帳には~をしていましたね、とか~が出来るようになりましたと記帳してあります。 わあ見ていたんだ。周りをしっかりと注意しながら見ていると思うといい加減なことは出来ないです。
まず歩く姿勢は下を向いて腰をくの字に曲げて歩いていたのが今ではまだ十分といかないが。腰は伸びて前を向いて歩いています。これも歩行しているときに目に付くと先生の誰かが背中が伸びていないとか顔が下を向いているとか注意を受けます。
足の裏が痛くて下に付けないと愚痴ばかりを言っていたのに今日は先生に足の痛さを克服しましたと報告できるまでになりました。
階段の昇降は驚くことです。これはメニューにない練習でしたが何とかお願いしました。踊り場までを3往復から始めて今は4往復。今日は安定感がありますねと言われました。
右手の使い方でも初めはペグの中くらいを指を全部そろえて掴むことしかできなかったのに、今は小さいペグを親指と人差し指で持ち上げられるようになりました。
こうして思いつくだけでもずいぶん進歩していますね。感謝、感謝。 来年はどんな目標立てようかな。
冬になったはずなのに木々、植物の成長がいつもの年の様子と違って驚かせられます。 朝目覚めて窓を開けて庭を見回していると椿の花が木のてっぺんで一花、真っ赤に咲いていた。いつもは今頃咲いていたかしら。嬉しいことに来年実を付けてくれるように種まきしたきぬさやが花が沢山咲き今日の朝食に卵とじでいただきました。 水仙の花も何本も蕾を付け赤い実を付けた南天と組み合わせてお正月用のお花を活けられるようです。暖かい冬のお蔭で早い春の訪れを一足早くこんにちわ。
先日から見守りしていた山鳩の卵の写真が取れました。
装具は二足持っています。入院中作った初めの装具。 初めてで何もわからず業者の勧めるままにお願いして作った。シンプルで標準なスタイル。 2年後体力がついてきてふくらはぎに筋肉がついてきたのか装具のベルトが食い込むようになって脱いだ後ベルトの跡がくっきりとついてしまうようになった。 担当医師と相談してぴったりと合う装具を作ることにした。 病院に駐在していた業者は依然のとは違う業者だった。 会社名を見たとき3か月前にNHKの特集で見たことのある会社でした。 一足目で経験したお蔭で希望をいくつかお話しして、先方からもこれではどうかと案も出して作っていただいた。 まず色は黒にして洋服とマッチするように、普段も私は黒を基調にしているのでこれなら目立たないでしょう。 右足の指が伸ばせないので伸びるように指の下に指を載せるように枕を付けていただいた。
出来上がった装具は障害者用には見えず黒のハイソックス、黒のストッキング、黒のパンツどれも愛用しているボトム類で目立たなく履けるので私の足そのものになっているようです。 大事な私の足ですから綺麗に掃除してあげなくては。
最近足の痛さを気にしなくなって肩の重荷が取れたようで毎日がすっきりした気分。出会う人とも和やかな会話が楽しめるのが嬉しい。 もう年内に会うこともない人と挨拶をする。ハーブを何種類も下さったSさん。気に入っているコルシカミント、ワイルドベリーみんな元気ですと報告、来年もよろしく。 私の細々ながら扱っているイタリアの靴を彼女の勤務している会社の仲間に宣伝してくれて愛用者が増えたのもEさんのお蔭、来年もよろしく。 若い植木屋さんを紹介してくれて庭木がすっきりとして新年を迎えられるのもTさんのお蔭。来年もよろしく。まだまだたくさん挨拶をしなければ。 自分に課しているマシーン6種も順調に済まして、そろそろ少し負荷のレベルを上げようかな。
報告!!! 一昨日見つけた山鳩の卵、巣の中が丸見えでカラスに襲われないかと心配でリハビリ室に着くなり巣を見に行きました。 びっくりしたのは卵が二回りほど大きくなっていること、位置が一昨日と少し移動していたこと。元気で卵の中で雛が動いているように見えました。休みに入るまでに雛が孵ってくれればうれしいな。
パソコンを習い始めて9か月。週に二日ですので忘れてやり直しのことが多い。今日は年内最後でどこまでできているか再確認です。 ドラッグが左手で動かすのがどうも不安定になります。最近のブログに載せたい写真があっても縮小がうまく出来なくて載せられません。
まだまだ努力が必要のようです。
バイオサイクルに乗って漕いでいると傍の窓に何人かがやってきて「ある、ある、まだ卵があるわ。」春先に卵を産んだ鳩かしら。 その時は毎日窓から見ていたが突然、卵がなくなっていました。 多分カラスに襲われたのでしょう。残念でした。今年はあきらめよう。
もうすっかり葉を落とした栗の木、依然と同じところになんと今頃卵を産むなんて。 栗の木はすっかり葉が落ちて巣の中の卵が丸見えです。 見ていると親鳥は巣に近づかないで離れた枝にとまり卵をしっかり見ているようです。今度こそ雛がかえりますように!
末期がんで自分に合う抗がん剤治療はすべて投与して最近は治療の結果に変化がなくこれからどんな治療をしていくか担当の先生から家族も一緒に聞くことになったと話していたAさん。それから入院したようで3か月も顔を見なかった。 Aさんが利用する日はいつも名札が机に乗っていない。女性達の誰でも心の中でどうなっているのかしらと気になっている模様。朝リハビリ室に入るとまずその日の頭数を数えてしまう。
今朝は室内に入ると「おはようございます。」の挨拶の声。顔を上げて挨拶を返すとなんとAさんの姿。 「お元気そうでよかった。」 Aさんに気が付いた人は皆さんそばに来て声を掛けていきます。 今後の治療方針を話してくれました。全ての薬を試したが年が明けると新薬の認可が下りるのでその薬が自分に合うか体力が持つかで長い入院になってしまった。髪も薄くなったから今日は帽子をかぶってきました。 2日前に退院したばかり、家にいるよりこうして出てきた方が皆とおしゃべりしたりで気がまぎれるの。
丁度朝出てくるときに読んだ新聞に末期がんの人の介護申請が6割もしていない。病院を退院してから自宅生活をどのようにしていくかの情報がない。認定を受ければ電動ベット、車椅子、訪問入浴サービス等が受けられるのに。 Aさんにこの記事のことを話たら、私も知らなかったの、偶然骨折をしてリハビリ施設があるよと聞いてきました。骨折がなければ家で過ごしていたかもね。情報が取れないため辛い病後をおくる人も多いのでしょう。 あまり自分の病歴は話しませんが癌の経験者は何人もいます。それも癌を克服して元気になった人も!
もう足が痛いなんて言わない。言葉に出さなくなって痛みが隠れてしまったようです。自分から良くなろうと自覚してこの痛みは幻視で脳が勘違いをしているだけ。数年前は痛みが無かったはず、壊れた脳のおバカさん。 痛みの感覚を乗り越えると少しくらい痛くてもノープロブレム。
前向きでいると自分の身体の動き方に注意が行き、理学療法士の先生にこんなときどうするの、とかこの姿勢でいいのかしらと尋ねることが多くなります。そんな私にきちんと答えてくれます。今日の階段の練習でも、最近降りるときの足の出し方を変えてみたのがわかりますか? 今階段を降りるときは後ろ向きで練習しています。足を歩くときのように下にそのまままっすぐに下ろすことが出来たので先生にその姿をチェックしてもらいたかったのです。 足の出し方は安定感が出て綺麗に降りています。その調子でいきましょう。 わあ、褒められちゃった。
飴と鞭でずに乗っている私です。
リハビリ施設ではたくさんの先輩たちの話題の中に教えられることがたくさん散りばめられている。 そうだったのかと今になって知ることもある。
先日、朝の新聞を読んでいたら”真綿の利用法の記事” 隣にいたNさんとこんなことが載っているわ、小さいころ冬になると風邪をひかないように真綿を撚って首に巻いたことありましたね。そうそう、冬になると巻いていたわね私も。 真綿と言っても綿糸ではないのね.そうよ、真綿は屑の生糸なのよ。 昔は生糸は貴重品だったのでお祝いにも使うの。 結婚がきまって結納品を用意するときに真綿を紅白に染めたものを撚って二人が一つになるようにとついていたものよ。 そんな風習があったことは知らなかった。
沢山の知恵を持っている先輩たちの会話は宝石です。
どちらが悪いのと聞かれなければ自分から痛いの、痺れるの、辛いと声を上げる人は少ないようです。日本人は我慢強いようで、なかなか訴えず堪えてしまうことの方が多いのでしょうか。 あちこち愚痴を言っているのは一握りの男性のようです。家庭で家族のサポートが行き届いているのか無理しても良くしようとしないのも何人かの男性。 女性は身体を良くして、あるいは辛くても家に帰れば家事をしなくてはの思いがあるのでしょう。皆さん頑張っています。
何にもリハビリをしない人が数人。身体が大変なのかしらと観察して見ると同じような行動をとっています。どちらかというと年齢も60代くらい。がっしりとした体格、見た目では健康な感じ。家では不安定ながら歩けているようです。 こんなに充実している施設に来ているのに何にもやろうとしないのを家族は知っているのでしょうか。 まだ若いだけにこんなはずではと思っているのでしょうか。まだまだ社会に再出発の可能性のある年代なのに。 また共通しているのは皆さんと会話をしていないこと。 ぼんやりとテレビを見て時間を過ごしているようです。 私にはたまらない事です。一度職員に聞いてみました。リハビリ室に来ても何もしない人がいるがどうしてリハビリをしないの? リハビリをすることを理由にして家から外へ出ることで家族がその間休めたり、奥さんが仕事を持っていると留守の間の食事、入浴、火の始末の安心と、家庭によっていろんな理由があるようです。 おしりペンペンして頑張ろうよと言いたいです。
手の空いている従業員がテーブルの足の位置にマークを付けて、次には椅子の背にカラーテープで②と書いている。 何しているのとお聞きしたら今日終業したら隣の施設の人達と合同の忘年会を行います。下の階から椅子を持ってくるのでわかるように印をつけておきます。 それは楽しみですね。 去年の忘年会もとっても楽しかったようですものね。 今年もグループの運動会で連続の優勝で優勝の賞金を忘年会のビンゴの景品に回してくださったようで去年同様のお楽しみを当ててね。 この間喜んでいただける商品を買い集めるとリーダーが言っていましたよ。 何がいいの。 そうね私はディズニーペアーチケットがいいな。旅行券もいいかな。ホットプレートもね。 各々が何が当たるかと楽しみな様子。
一年間ご苦労様。 この一年で目に見えるような進歩がありました。いつも希望が無く暗い顔をすることもあった私が誰とでも話すこともでき明るくなりました。大変な変化です。ありがとうございました。
リハビリには休みがありません。少しでも怠け癖が出ると今までの練習が台無し。そんなことにならないで疲れを残さないためにも週一のマッサージは欠かせません。マッサージの先生にリハビリのいろいろな情報を聞いたり私の身体をチェックしてもらえるのも私の安心となります。マッサージが終わるとほっとして、これでまた次の一週間リハビリを続けられる。